さはな
トコノマ
DOODLEクスッタ/白夜極光クスッタのあの儚さはなんなの……
2022.3.13 ツイッターより
https://twitter.com/1228Tokoma/status/1503000507757232136
g_negigi
PROGRESSいつ完成するかわからないのでポイピクに投げておく。五が伏姉弟の面倒を見始めた直後と想定しています。あまり甘さはなく、五+歌くらいな感じになる予定。五が教師になることを歌に伝える話。若い二人がお互いの未来の話をする。
未来の話ひそひそ。ひそひそ。
自分の周りで小声で交わされる会話が嫌でも耳に入る。
——ご覧になりましたか、あの顔の傷。
——京都校の女術師ですか、嫁入り前でしょうにな。
——女の分際で、いっぱしに呪術師を名乗るからああなるんですよ、どうせ大した術式でもないのに。
ああ、もううんざりだ。歌姫はそう思っていたが、本心は悟られないように人前では笑顔を崩さないよう努める。こんなところで悶着を起こすわけにはいかない。今日は関係者のほとんどが、呪術高専東京校に集う日なのだ。
呪術高専では、毎年新年度の授業開始前に呪術教育に関わる諸関係者の会合がある。教員、補助監督だけでなく、上層部の人員も東京校に集合し、新年度にあたっての情報共有を行うのだ。普段は京都校で教鞭を取っている歌姫も、母校である東京校に馳せ参じていた。そして、一年ぶりに歌姫と顔を合わせた者のほとんどが、ぎょっと驚いた態度を隠せずにいるのをうんざりしながら笑顔で受け流していた。
1871自分の周りで小声で交わされる会話が嫌でも耳に入る。
——ご覧になりましたか、あの顔の傷。
——京都校の女術師ですか、嫁入り前でしょうにな。
——女の分際で、いっぱしに呪術師を名乗るからああなるんですよ、どうせ大した術式でもないのに。
ああ、もううんざりだ。歌姫はそう思っていたが、本心は悟られないように人前では笑顔を崩さないよう努める。こんなところで悶着を起こすわけにはいかない。今日は関係者のほとんどが、呪術高専東京校に集う日なのだ。
呪術高専では、毎年新年度の授業開始前に呪術教育に関わる諸関係者の会合がある。教員、補助監督だけでなく、上層部の人員も東京校に集合し、新年度にあたっての情報共有を行うのだ。普段は京都校で教鞭を取っている歌姫も、母校である東京校に馳せ参じていた。そして、一年ぶりに歌姫と顔を合わせた者のほとんどが、ぎょっと驚いた態度を隠せずにいるのをうんざりしながら笑顔で受け流していた。
znd2818
PROGRESSあとペン入れちょっととセリフ入れかな…早く入稿したいッ(楽になりたい)いつも通り面白さはないけどホッコシするだけの紙芝居まんがです
腹を決めてるすぎもっさんが落ち着いてニコニコしてるやつが描きたくて
頑張れ頑張れ(セルフ声援) 5
ymr
DONEおさはな3展示「雨と秘密」雨の日にヒースが悶々としている話+ヒースとシノが雨宿りする話です。
※1.5部の内容を含みます
※傘の形についてはわかりやすさ優先です 読む時気になったらすいません 21
_380141
DONEおさはな3開催おめでとうございます!ヒスシノ
ブランシェット城下町で開催された即売会にて戦利品を得たヒスシノのお話。
幼馴染の日常 二月某日──────
すっきりと晴れた日和にも関わらず、森の奥の小屋に篭って書物を読む魔法使いがひとり。
そこへ、トントンと扉を叩いて訪れた魔法使いがもうひとり。
「シノ、いる?」
「どうしたヒース、こんな所まで」
「レモンパイが焼けたから呼びに。焼き立ての方がいいかなと思って」
「奥様のレモンパイか! やった!」
レモンパイというワードを聞くやいなや、腰掛けていたベッドから勢いよく立ち上がったシノに微笑みを零しながらも、シノを小屋の中に閉じ込める理由となった物がヒースクリフは気になるようだ。
「シノがここでじっとしてるなんて珍しいね、読書?」
「ああ、これか? ヒースについて書かれた書物を沢山手に入れたからな。立派な従者たるもの、主君のことはしっかり知っておかないと」
1335すっきりと晴れた日和にも関わらず、森の奥の小屋に篭って書物を読む魔法使いがひとり。
そこへ、トントンと扉を叩いて訪れた魔法使いがもうひとり。
「シノ、いる?」
「どうしたヒース、こんな所まで」
「レモンパイが焼けたから呼びに。焼き立ての方がいいかなと思って」
「奥様のレモンパイか! やった!」
レモンパイというワードを聞くやいなや、腰掛けていたベッドから勢いよく立ち上がったシノに微笑みを零しながらも、シノを小屋の中に閉じ込める理由となった物がヒースクリフは気になるようだ。
「シノがここでじっとしてるなんて珍しいね、読書?」
「ああ、これか? ヒースについて書かれた書物を沢山手に入れたからな。立派な従者たるもの、主君のことはしっかり知っておかないと」
ssmy_i_chigo
DONE実は書きかけだったやつ。最初は違うストーリー書いてたんだけど途中で己の手が勝手にみゃの心情書き始めちゃって(あー書きたかったんだ)ってなって書きあげた。16話の副音声みたいなの妄想しただけなので特筆すべき面白さはないです。すみません。揺れる「…あの、先輩。飴…いりませんか」
「飴?」
俺は鞄から飴を取り出すと、差し出された先輩の左の手のひらに置いた。
人にプレゼントをあげるなんてなんてことないはず、なのに。みんな、誰だってやっている事なのに。けれど、どうしてもそれだけで割り切る事なんて出来なくて。どうしてかも分からないまま、震えそうになる声を、手を…無意識に抑えた。
「……みゃーちゃん、これ好きだっけ」
「先輩、今日誕生日なので。誕生日プレゼント…みたいな…その…」
あれ?人にプレゼントをあげるのってこんなに難しかったっけ?こんなに、むず痒くなるものだったっけ?"いつもお世話に"なっている"先輩"に誕生日プレゼントを渡すだけ。……なんか、かお、あつい。
1171「飴?」
俺は鞄から飴を取り出すと、差し出された先輩の左の手のひらに置いた。
人にプレゼントをあげるなんてなんてことないはず、なのに。みんな、誰だってやっている事なのに。けれど、どうしてもそれだけで割り切る事なんて出来なくて。どうしてかも分からないまま、震えそうになる声を、手を…無意識に抑えた。
「……みゃーちゃん、これ好きだっけ」
「先輩、今日誕生日なので。誕生日プレゼント…みたいな…その…」
あれ?人にプレゼントをあげるのってこんなに難しかったっけ?こんなに、むず痒くなるものだったっけ?"いつもお世話に"なっている"先輩"に誕生日プレゼントを渡すだけ。……なんか、かお、あつい。
greynoneko
DOODLE珍しいキャラの絵見つけたので入れました。今日は兵長描けなかった。兵長離れたと思われたくないのでいつもまとめてアップしてる。ベルさんはゲキタクやってて思い入れが増しました。ゲキタクは欲しいキャラはほぼ来たし兵長はコンプリートしたんですけど、ゲキタクの優しさに比べてヒロトラのシブさはなんなのか。堀越さんイラスト描くの仕事になってないか心配になる。諫山さんはまた絵描いてくれー! 2
茶豆(裏)
DONEうちのこハッピーバースデーなお話。ラハ光♂前提ですがそんなにカプっぽさはない…と思う…。
※ヒカセンの名前が出ます。家族も出ます。
うちのこ誕生日2021 ウルダハ、サファイアアベニュー国際市場。タタルからの指示で、冒険者ことク・ルス・ティアと二人連れ立って、買い物に勤しんでいた午後のこと。
「あ」
めずらしく間の抜けた声が、隣を歩くルスの口から漏れた。
どうしたのかとそちらを見遣れば、驚きに見開かれた目は次の瞬間、危機感も顕わにこちらを向く。
「ラハ! 避けて!」
「えっ何……!」
不意に強く肩を押されてよろける。どうにか踏み止まり、何事かと視線を上げれば、目の前を何かが華麗に舞った。
「この……すっとこどっこい‼」
耳慣れない罵声とともに繰り出されたドロップキックが、彼の胸板を直撃する。強力な一撃をまともに食らったルスはその場に倒れ込み、ゲホゲホと咳き込んだ。
3672「あ」
めずらしく間の抜けた声が、隣を歩くルスの口から漏れた。
どうしたのかとそちらを見遣れば、驚きに見開かれた目は次の瞬間、危機感も顕わにこちらを向く。
「ラハ! 避けて!」
「えっ何……!」
不意に強く肩を押されてよろける。どうにか踏み止まり、何事かと視線を上げれば、目の前を何かが華麗に舞った。
「この……すっとこどっこい‼」
耳慣れない罵声とともに繰り出されたドロップキックが、彼の胸板を直撃する。強力な一撃をまともに食らったルスはその場に倒れ込み、ゲホゲホと咳き込んだ。
由良@zatta_yura_e
DONEおさはな2展示『首の価値』
16P
※流血表現
見開きありきで作ったため、ポイピクですごく見づらいです。
サイト版があるので見づらい場合ご利用ください
見開き表示サイト
→https://bit.ly/3jgLpAs
清書してウェブ再録本に収録しました⇒https://ecs.toranoana.jp/joshi/ec/item/040030930440/ 9
KNever2tyo
MAIKINGビスケットの妖精と白狼🧚ガララギや🐺ジャクがが出てくるお話。おおむね気分転換に書いたやつ。
ジャラっぽさはないけど、ジャラと言い張る何かです。ビスケットの妖精と白狼
最近、狼をよく見る。
獣の王と形容したくなるほど大きな身体をした白い狼で、尻尾と耳の先だけが黒い。
その狼には不思議な風格があった。群れることを良しとせず、いつも一匹でいる癖にか弱い草食獣や幼い子どもの動物を襲うことはなかったし、森を害そうとする人間に立ち向かうことすらあった。
事実、森に住む動物たちは彼を『王』と定めたらしく、やんちゃなキツネもイタズラ好きなウサギも狼を目にすると、たちまち頭を垂れて大人しくなるのだ。
その上、彼はひどく利口な性質らしく、森を無闇矢鱈と荒らしたり、ラギーたち妖精が住む集落を襲ったりもしなかった。
することと言えば、満月を思わせる冷たい金色の瞳で妖精の集落を見つめること、それから、ラギーが仲間と離れてひとり森を歩いているとどこからともなく現れて見守ること。それぐらいだ。
仲間の妖精たちは『何を考えているかわからない』『どうせ本性は残酷なのよ』と悪しざまに語っていたが、ラギーはそうは思わなかった。
というのも、狼はラギーを助けてくれたことがあったのだ。
陽気の良い春のある日、仲間と離れてひとり森でベリーを摘ん 6976