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    ちょこ

    りせ.

    メモ付き合えたのに片想いのままの茨さんのひば

    おひいさんの甘いの選ばないやつはダースのオフィスコミュでダークチョコを選ぶところから。めっちゃわかる。
      ――—―日和殿下と付き合って数ヶ月。
     告白したのは自分から。殿下は自分のことを嫌いと言っていた頃よりかは友好的に接してくれるようになったが、ただそれだけ。なのに自分が好きになって、気持ちを無くそうと奮闘したものの逆に抑えきれなくなり、殿下に終わらせてもらおうとしたらなぜか付き合ってくれた。自分のこれまでの行いを思い返しても、殿下の自分に対する扱いを思い返しても、青天の霹靂としか思えない。うれしい、というよりかはどうして、何故、という気持ちが大きかった。
     今はあの頃より殿下の恋人になったことが現実味を帯びてきたが、まだ殿下から好きだと言われたことがない。何を思って自分と付き合ってくれているのか。でも付き合った途端、自分にもあの甘い笑みを向けてくれたり、今までよりもわかりやすい気遣いをしてくれて好意を持ってくれているのはわかる。突然だったので最初はかなり驚いたが。戸惑いながらもせっかく得た好機を無駄にしたくはないので、うまくいかないなりに殿下との時間を大切にしている。
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    黄丹(おうに)

    かけねえ鯉博です。
    日本語が怪しい三文未満小説です。お目汚し失礼します(事前報告)

    【あとがき】
    元々アウトプットが苦手で執筆する際「アイッテナンダ‥???」と愛を知らないバケモノみたいになり、本棚から引っ張りだした松浦弥太郎様の「伝わるちから」からちょこちょこ参考にさせていただきました。松浦弥太郎は良いぞ。
    溶け合っていようね 君という澱が沈んでいく。
     それは度数の高いブランデーを生で飲み干したときのように熱を帯び恍惚で浮足立つような心地が良いものだった。
     またはハリネズミのジレンマのように鋭利で無数の錐が痛烈に突き刺す痛みを伴い、やがて包装されたプレゼントのリボンのように軽やかに解けて馴染んでいくのだろう。

     ドクターは何をするにも億劫だった。
     日々、責任のある立場として書類や決裁、作戦記録の整理など積もるものに忙殺され人の営みに欠かせない食事すらも作業のひとつに過ぎなかった。口に入れる物も『効率よく栄養を最低限摂取』のためゼリー飲料やら理性回復剤やらのほぼ液体だけの粗末な食事を吸引していた。当初、秘書業務をしていたリーは信じられないような物を見るような目でそれを眺めていた。
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