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    でかお

    蓮吾@Rengo_004

    MEMO自室の扉を開けたら、なんでかオボロくん(若干透けてる)がお部屋の真ん中で正座してた下朧…未満のあらすじってほどでもないなにか。※死ネタじゃないです「おかえり鉋くん」
    なんでもないその日に、彼は突然現れた。

    「なんで朧くんが僕の部屋に!?そもそも家教えたっけ!?なんで!!!?」
    「理由なんてないよ。会いたかったから来たんだ」
    そう言ってくすくすと笑う朧くん。
    いやいやいや、それに何かがおかしい。
    何度瞬きしても目を擦ってもやっぱり若干透けている。もしやこれは夢?夏の暑さにやられた僕が見ている幻覚?
    それに彼は竜泉のユニフォーム姿で髪は結んでいて、まるで試合後そのままここにきたようなスタイル。
    いったいどういうことなんだろう。なぜ僕のところに。その透けた体にハッとしてと青ざめる鉋くん。
    「ねぇ朧くん、もしかして君」
    言葉に詰まる。あぁどうしよう、嫌な想像ばかりが脳内に押し寄せる。
    「あっごめん、鉋くんが想像してるようなのとは違うと思う」
    「え?」
    「もし心配なら電話してみたらどうかな、僕に」
    「朧くんに?」
    「そう、僕に」
    「目の前にいるじゃないか」
    「確かにそうなんだけど…とにかく掛けてみて」
    鉋くんの心配を他所に朧くん(仮)は普段よりやけにフランクで楽しそう。

    疑問に思いつつも言われた通 1464