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    とぴ

    amgoenir

    DOODLEロスモ 原作軸、スモーカーがG5に移動する前の話です。ピアス描写あり。通常ファーストピアスには16Gを使います。
    子供とピアスだらだらとしたピロートーク。一字一句に意味はなく、セックスの余韻と微妙な眠気が言葉を紡いでいた。無駄に頭が冴えているから、腹の上に散った細胞のこととか、起きた時のこととか、G-5支部に持っていく荷物のこととか、少し先のことが頭の中に浮かんでは"今じゃなくていい"と先送りにして、また新たな何かを考えていた。
    「なんでピアス開けねえの?」
    「開ける意味もないだろ」
    ローは細くてぶ厚い耳たぶをいじりながら、頬のあたりに軽く口ずけをした。空いた手が下に降りて、ももの内側にを焦らすように撫でている。スモーカーは悩んだ後、どうでもいいと思っていた起きた時ことを優先してベッドから降りた。だいぶ減ってしまった吸い差しを口に戻せば、目の前にあるシャワーに向かうための気力が湧いてきた。後ろから舌打ちが聞こえてこないからローもあまりやる気がなかったのだろう。窮屈なシャワールーム。干からびた体液を洗い流した。ローとセックスするようになってからは、次に女を抱く時は体にかけないようにしようと思うようになった。ロギアだからか、煙だからか、何かがまとわりついているのは不快だ。服とは違って他人のものだからなのかもしれない。前に寝た女はそのまま眠っていたが、その前の女はシャワーを浴びていた。結局のところ人によって違うのだろう。そのまま中に出せる袋のようなものが開発されればいいと思ったがそれはそれで滑稽だ。どちらにせよ、踏みとどまらなければいけないのは挿入するほうだというのは未来永劫変わらないのだろう。
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