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    べー

    藍 ran

    DONE【シクトリ9 Web展示作品①】
    狐の降y×人間の赤i/小説/全年齢/ややシリアス
    そしかい後。原作ベースの捏造設定です。細かいことは気にせず読む話。
    ハピエン厨が書いていますが、何でも許せる方向けです。

    ***
    シクトリ9ありがとうございました!
    それは、お狐さまの運命だった。          1

     さすがに今回ばかりは万事休すだ、と赤井秀一は思った。
     これまで様々な事件やピンチに遭遇しながらも、持ち前の頭脳と身体能力で切り抜けてきた赤井ではあったが、今まさに目の前にいるのは得体の知れない『黒いモノ』。
     この世のものとは思えない『それ』は実体を持たず空中に漂う闇のようで、弾丸を撃ち込んでも怯む様子もなければ効いている気配もない。かと言って肉弾戦を挑むなどは以ての外だと脳が警報を鳴らしている。正しく万事休すだ。

     事の始まりは、日本に…それも米花町に来てからだった。外を歩いていると、ふとした瞬間に『迷い込む』ことが増えたのだ。
     赤井はイギリスで生まれ育ったせいか、子どもの頃は妖精と呼ばれるモノたちが見える時がまれにあった。大きくなるにつれてそれもなくなってしまったが、しかし単に見えないというだけで、この世に人間以外の存在がいることについての理解はあった。
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    オパール

    DONE※6ベース・アスカ混乱ネタ
    ※深層でそんな弱いの居らんやろ!ってツッコミは受け付けません!🤣
    ※最後にちょっとおまけがある 見ても見なくてもおkです
    シレン小話:力のアスカ/耐久のシレン 賑やかな旅に冒険も弾む、風来街道。
     互いに長年風来人としての腕の高さでどんどん深層へと向かう、シレンとアスカ。前者が水斬りの剣とオトトの盾の共鳴装備、後者が妖刀かまいたちとお告げの盾。どの装備も神器且つ、可能な合成は大体済ませている鍛え抜かれた装備だ。剣の色が青と赤で綺麗なコントラストである。
     互いの長所と短所を活かし、補いながら、背中合わせで順調に進んで行く――が、突然危機が訪れるのも不思議のダンジョンだ。
    「! シレン、危ない!」
     シレンよりも先に骸骨魔人に気付いたアスカが咄嗟に庇う。魔法避け系の印がない状態で魔法弾をまともに食らってしまい、アスカはその場に屈んでしまう。
    「アスカ!」
     今すぐ助けたいのをぐっと堪え、共倒れの可能性を減らす為にまずは骸骨魔人を始末するべく、落ち着いて封印の杖を振る。魔法弾が撃てなくなり困惑しているところにシレンは一気に間合いを詰め、成印の力もあり一撃で倒す事に成功する。
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