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    ほのぼの

    まこと

    PASTHiMERUと巽とジュンと、Crazy:Bと、玲明学園メンバーのクリスマスの話。
    ほのぼのですが少しシリアス。いつかどこかであっただろう、IFの幸せ時空の話。巽がクリスマスに実家に帰らない時空。
    幸せなクリスマスがあると信じて。
    クリスマスに間に合うように書き殴ったので台詞多め。

    ※オブリガートの設定、ネタバレを含みます。
    十条兄弟→病院近くのマンションで暮らしている。溜まり場。
    これを奇跡というのならクリスマスイブ。昼過ぎにユニットでの仕事を終えて、星奏館へ戻る。
    今夜は借りているマンションで、要とCrazy:Bのメンバーとクリスマス会だ。二人きりで静かなクリスマスもいいと思っていたが、折角なら一緒にと提案をもらい賑やかな方が要も喜ぶだろうとその提案に頷いた。
    オードブルもケーキも、ニキが用意してくれたらしい。ただ作って食べてもらうのが好きなニキは、いつも予算オーバーの豪華なものを作ってくれる。これで、と渡した報酬の全てが材料費に消えているのではないかと思うほど。
    会場となる家の準備をするために、一足早く帰らせてもらう。他のメンバーは食べ物なりなんなりを後で持ってきてくれることになった。

    「お兄ちゃん!おかえりなさい」
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    KiwiAoi

    DONE書きたいことだけ書いたほのぼのミチロイパティバレンタイン小説。

    ヴァレンタインディ表記はファンクラブを参考にしました。

    細かいことは気にしないで仕上げました。
    ミチルの部屋は仕事部屋、ベッドルーム、ロイパティも個別のスペースがあるイメージだけど、どうなんでしょうね。端末があれば仕事部屋いらないのかな…。
    HAPPY VALENTINE「ミチル、休憩の時間だ」
    言ったロイディはキッチンへと向かった。
    ミチルは伸びをしながら、今日の日付を確認した。
    2月14日だ。
    「パトリシア、知ってる? 昔の日本では今日、ヴァレンタインディって言って、女性から男性にチョコレートを送って愛の告白をしたんだ」
    ミチルが振り返りながら言うと、棚の前でパトリシアが少し首を傾かせて立っていた。
    その手にはリボンのかかった小さな箱が2つあった。
    困っているように見える。
    「え、もしかしてチョコレート? 今日のために買ったの?」
    「そう。先週、1人で買い出しに行った時にミチルにチョコレートをロイディにメンテナンス用オイルを買ってこの棚に今日まで隠しておいた。店ではヴァレンタインディに贈り物をするという宣伝がされていたので買ってしまった。愛の告白ということを知らなかったのは私のリサーチ不足だ。これが口車に乗る、という体験だろうか。こういう場合は返品を受け付けてくれな…」
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