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    ろじゃ

    みつき

    MOURNINGアズ監♀ ネームレス ※未完成
    悩みがある監督生と相談に乗ってくれる(?)妖精の話
    長くて言い難い名前のキャラを出したかった&シリアスな話に挑戦したけど、🐙の誕生日お祝い文でそれどころじゃないので途中で放置したもの
    一応シリーズの子とは別人設定
    今週全ての授業を終えた監督生が廊下を歩いていた。何とかテストで平均点を取れたことにより、補習を回避出来たのでその足取りは軽い。親分ことグリムはそうはいかなく、現在その真っ最中なのだが。ふたりでひとりの生徒として認められているものの、こういう場合は連帯責任ではなくて正直助かる。勉強嫌いなあの親分を宥めて机に向かわせるのは一苦労なのだ。ふなふな泣いて帰ってくるであろう彼に、今日は労ってツナ缶を増やしてあげよう。もふもふボディに甘い監督生はひとつ頷いて家路を進む。そんな彼女に一際強い突風が巻き起こった。

    「わっ」

     あまりの風量に顔を庇う。流石に吹き飛ばされはしないが、バランスを崩しそうな勢いだ。少しよろけた監督生の耳にクスクスと笑う声が聞こえた。

    「ごめんなさい、はしゃぎすぎてしまったわ」

     その声が女性のもので監督生は驚いた。何せここは男子校。生徒も教師も皆男性だ。一応話す絵画に女性はいるが、生きている人では例外である自分以外にはいないはず。風が収まったので、声が聞こえた方に視線をやると。

    「うふふ。こんにちは、可愛らしいお嬢さん」
    「……妖、精?」

     落ち着いた大人の女性の 3461

    kame_SF

    DOODLE小説というかプロットとでも思ってください…
    ワンドロワンライのお題「SNS」から考えたフロジャン芸能人パロ
    (芸能人パロとTwitterの話)

     事の発端は、あの「人気モデル」サマのふざけたツイートのせいだ。あれのせいで、俺は今テレビ番組のスタジオで司会とカメラに囲まれながら〈若手実力派俳優と人気モデルのスキャンダル⁉〉なんてバカみたいなテーマでトークさせられようとしているのである。しかも生放送。
     ちなみに、「若手実力派俳優」は俺のことだ。「人気モデル」フロック・フォルスターと同じくらいには俺も人気なつもりだから、「若手実力派人気俳優」と訂正してほしい。

     俺を捉えるカメラを見つめながら、このトーク番組に出演することが小さいころの夢だったことを思い出す。いや、違うな。正しくは、人気芸能人になって、人気トーク番組に出演して、司会の美人なタレントとカメラの向こうのお茶の間にちやほやされるのが夢だった。結果から言うと、俺の夢は惜しくも叶わなかった。トーク番組の司会が、美人タレントから、同じ事務所のムカつく野郎に代わってしまったからだ。

     ムカつく野郎、もといエレン・イェーガーは台本をガン見しながら喋る。
    「へえ、お前フロックと付き合ってるのか」
    「馬鹿か、付き合ってねえよ」
    「いや、ここに 4115