ろひ
木 梨
СДЕЛАНО恋轟2開催おめでとうございます!付き合ってる相轟の、とある日の小話。(4P)
雄英じゃない先生の家か同棲中の二人。轟くんが成人・プロヒーロー設定で描いてます。
※襲い受け(誘い受け…?) 4
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СДЕЛАНОプロヒ勝デ♀の生活 かっちゃんがなにか考え込んでいる。
いろいろあって、と彼の同僚から連絡をもらった。いろいろあって、今日の夜勤は他のサイドキックが代理を務め、明日は有休扱いになったらしい。一体なにがあったんだ、かっちゃん。
問いただしたい気持ちはあるけれど、互いの仕事には口出ししないのが僕たちのルールだ。
僕はなにも知らないふりをして、夕方帰ってきたかっちゃんを笑顔で出迎えた。ごはんを食べさせ、お風呂にいれて、そして今。
「かっちゃん、熱くない?」
「おー」
かっちゃんの濡れた髪にドライヤーをあてている。僕はこの時間が好きだ。無防備なつむじを見下ろしていると頬擦りしたくなる。
この間もかっちゃんはブツブツ、ブツブツ、ひたすらブツブツ。
1669いろいろあって、と彼の同僚から連絡をもらった。いろいろあって、今日の夜勤は他のサイドキックが代理を務め、明日は有休扱いになったらしい。一体なにがあったんだ、かっちゃん。
問いただしたい気持ちはあるけれど、互いの仕事には口出ししないのが僕たちのルールだ。
僕はなにも知らないふりをして、夕方帰ってきたかっちゃんを笑顔で出迎えた。ごはんを食べさせ、お風呂にいれて、そして今。
「かっちゃん、熱くない?」
「おー」
かっちゃんの濡れた髪にドライヤーをあてている。僕はこの時間が好きだ。無防備なつむじを見下ろしていると頬擦りしたくなる。
この間もかっちゃんはブツブツ、ブツブツ、ひたすらブツブツ。
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СДЕЛАНО11/3イベント展示用です。「かのひとはうつくしく」本編はこちらで全文読めます。
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=17484168
7/23金鹿男女!で発表した番外編「ペアエンドまであと少し」とリンクしています。
https://poipiku.com/1455236/7169273.html
クロヒルとロレマリが並立していてクロヒルが見切れるので地雷の方はご注意ください。
かのひとはうつくしく-その後-ロレマリ編1.実家
ようやくデアドラでの政務を終え自領に腰を落ち着けることになったローレンツが本宅に戻ると父は執務室ではなく玄関の外で待っていてくれた。ようやく家督を継ぎ父を休ませてやれる。千年祭の日にガルグ=マクへ行くためこっそり抜け出てから今日まで本当に心配ばかりかけてしまった。
「ローレンツ、中で母上が待っている。早く入って挨拶しなさい」
「分かりました。父上、お話ししたいことがありますので夕食後にお時間を作っていただけますか?」
「分かった。書斎で待っていよう」
屋敷の中から出てきた召使いに荷物を任せローレンツは久しぶりに実家へと足を踏み入れた。手巾で目元を押さえる母の手に見事な紅玉の指輪が嵌っている。マリアンヌへ求婚する際に指輪を散々物色したがヒルダの協力を得られなかったらこの紅玉の指輪より素晴らしいものは見つからなかっただろう。長期間の不在を詫びローレンツは自室に戻った。
8204ようやくデアドラでの政務を終え自領に腰を落ち着けることになったローレンツが本宅に戻ると父は執務室ではなく玄関の外で待っていてくれた。ようやく家督を継ぎ父を休ませてやれる。千年祭の日にガルグ=マクへ行くためこっそり抜け出てから今日まで本当に心配ばかりかけてしまった。
「ローレンツ、中で母上が待っている。早く入って挨拶しなさい」
「分かりました。父上、お話ししたいことがありますので夕食後にお時間を作っていただけますか?」
「分かった。書斎で待っていよう」
屋敷の中から出てきた召使いに荷物を任せローレンツは久しぶりに実家へと足を踏み入れた。手巾で目元を押さえる母の手に見事な紅玉の指輪が嵌っている。マリアンヌへ求婚する際に指輪を散々物色したがヒルダの協力を得られなかったらこの紅玉の指輪より素晴らしいものは見つからなかっただろう。長期間の不在を詫びローレンツは自室に戻った。
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СДЕЛАНО11/3イベント展示用です。「かのひとはうつくしく」本編はこちらで全文読めます。
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=17484168
7/23金鹿男女!で発表した番外編「ペアエンドまであと少し」とリンクしています。
https://poipiku.com/1455236/7169273.html
クロヒルとロレマリが並立していてロレマリが見切れるので地雷の方はご注意ください。
かのひとはうつくしく-その後-クロヒル編1.執務室
自分宛の荷物が届いたから、とのことでしばらく実家に帰っていたヒルダが要塞にいるホルストの元に戻ってきた。五年に及ぶ大乱のあとヒルダと共に戦った戦友たちはそれぞれに人生という双六の駒をひとつ進めていたがヒルダはホルストの補佐をするにとどまっている。
相談がある、とのことでホルストは時間を作り執務室にヒルダを迎えていた。毎日食堂や訓練場で顔を合わせるもののヒルダは最近、捕虜の面倒を熱心にみているので滅多に執務室に顔を出してくれない。
「私クロードくんのところに一度行ってみようと思うの」
クロードくん、こと隣国パルミラの王子が寄越してきた使節に最初に対応したのはホルストだ。外交官として何度も国境を越えパルミラの官吏たちと折衝を重ねたのはローレンツだ。今も交渉は続いており首飾りを越えていく彼をホルストはいつも励ましている。そうして他人が踏み固めた道を悠々と歩いていくのは実にヒルダらしい、と言えるのかもしれない。
8307自分宛の荷物が届いたから、とのことでしばらく実家に帰っていたヒルダが要塞にいるホルストの元に戻ってきた。五年に及ぶ大乱のあとヒルダと共に戦った戦友たちはそれぞれに人生という双六の駒をひとつ進めていたがヒルダはホルストの補佐をするにとどまっている。
相談がある、とのことでホルストは時間を作り執務室にヒルダを迎えていた。毎日食堂や訓練場で顔を合わせるもののヒルダは最近、捕虜の面倒を熱心にみているので滅多に執務室に顔を出してくれない。
「私クロードくんのところに一度行ってみようと思うの」
クロードくん、こと隣国パルミラの王子が寄越してきた使節に最初に対応したのはホルストだ。外交官として何度も国境を越えパルミラの官吏たちと折衝を重ねたのはローレンツだ。今も交渉は続いており首飾りを越えていく彼をホルストはいつも励ましている。そうして他人が踏み固めた道を悠々と歩いていくのは実にヒルダらしい、と言えるのかもしれない。
sukamu___kure
КАРАКУЛИプロヒの地味ハロウィン平和の象徴…自分のせいで…終わらせてしまった…今度は出久も…出久の右腕…現平和の象徴…俺がちゃんと見てなかったから…
とかいうのが一瞬でブワッと浮かんでキャパ超えてしまったっちゃん
halca_alice
ИЗГОТОВЛЕНИЕ現パロヒュンマ。(893モノのつもりなので苦手な方はご注意ください)ヒュンマフェス合わせのつもりですが、前日の深夜から描き始めたという体たらくで申し訳ありません…。
とりあえず1ページ。
こんな感じの893パロでヒュンマ描きたいなぁというイメージです。
後々作品とする場合、このシーンがあるかどうかはわかりません。ご了承ください。
mineko_kmt
КАРАКУЛИ前半(1~14)は去年描いた十傑漫画となります(わかりやすいように載せました)今回その続きを描きました、当初プロヒの予定だったのに…ワッなって夢中で描きました楽しかった~いつか本にしたいなあ…長くなりそうなので短編的な感じで…… 25
おす゛
СДЕЛАНО轟爆webオンリー「TDBKmarché」開催ありがとうございます✨こちらは同オンリーにおける展示作品になります。パスワードはwebオンリー内の拙スペースにて掲示中のお品書きに記載してあります。数字4桁です。(※10月10日以降はパス無しになっています)付き合ってないプロヒ轟爆が同居している話です。轟君から告白させたがってる爆豪君の話…のはず…多分…
見て下さった方に少しでも楽しんでいただけますように〜!
ペーパーラリーのキーワードNo.4は最後のページに記載してあります。 37
mikan
СДЕЛАНО10/8 TDBKmarché -Section1- ペーパーラリー用作品。キーワードは最後に記載しています。
付き合っているプロヒのふたりが、膝枕でひたすらいちゃいちゃしながら優しい時間を過ごすお話。前にワンライに参加させていただいたものを少し加筆しています。
まどろみに添う 何がそんなに良いのだろう。いつだって爆豪はそう思う。
ソファに腰掛けた膝の上に、丸みを帯びた頭がひとつ。遠慮もなにもなく転がり込むそれを、黙って受け入れられるようになったのはいったいいつからだっただろうか。
学生時代にはこんなこと考えられなかった、なんて、遠い昔を思い出しては苦笑にも近い息を吐く。ここが己の指定席だと言わんばかりに爆豪の膝に頭を預けるこの男と、ともに過ごすようになり、気づけば五年目を迎えていた。
見下ろした先、映るのは男の顔の左半分。
ふにゃりと溶け切った口許に、無防備に閉じられた薄い目蓋。深い呼吸に合わせるように、髪と揃いの色をした、睫毛がふるりと揺れている。
指先を伸ばす。目蓋の際を、そっとひと撫で。少し歪な、触れた皮膚の感触も、もうすっかりと覚えてしまった。
2262ソファに腰掛けた膝の上に、丸みを帯びた頭がひとつ。遠慮もなにもなく転がり込むそれを、黙って受け入れられるようになったのはいったいいつからだっただろうか。
学生時代にはこんなこと考えられなかった、なんて、遠い昔を思い出しては苦笑にも近い息を吐く。ここが己の指定席だと言わんばかりに爆豪の膝に頭を預けるこの男と、ともに過ごすようになり、気づけば五年目を迎えていた。
見下ろした先、映るのは男の顔の左半分。
ふにゃりと溶け切った口許に、無防備に閉じられた薄い目蓋。深い呼吸に合わせるように、髪と揃いの色をした、睫毛がふるりと揺れている。
指先を伸ばす。目蓋の際を、そっとひと撫で。少し歪な、触れた皮膚の感触も、もうすっかりと覚えてしまった。
たまご蒸しパン
СДЕЛАНОプロヒ轟爆&十傑の展示です!お立ち寄り頂きありがとうございます🥰ちょっとしかなくてすみません!
ペーパーラリーのキーワードは最後にあります♡
轟爆マルシェ開催本当にありがとうございます!!!宴だーー!!!💥💥💥 9
e_macq
СДЕЛАНО※何でも許せる方向け。江澄♀が預かった霊犬にアソコ舐められて気持ち良くなってるのを兄上に見つかってお仕置きセッされる話。
※江澄女体化
※お仕置きセッ→子作りセッになる
※いろいろひどい
自分でもさすがにアレだなって思ってます🥺
私は楽しかったですけどね! 6
koji_skyrg
Траур現パロヒモマツバの夢SS若干のスキンシップがあるのでポイピクに……
マツバに都合よく扱われている事を知りながら、「それでも好きだなぁ」と自嘲している子の話。
これ書くのに2時間費やした。やばいね。文書きさんスゲェや。語彙と表現力の限界を知りました。
現パロのマツバは飼い主さん達とやる事やってると思います。でも淡白。ワンナイトの子も多そう。
星の子のR18が苦手なだけで現パロは"イけます"
すうたろ
СДЕЛАНО⚠️R18💥🥦*0721🥦ver(かなり背後注意🍌🍑)
*プロヒ同棲ラブラブ
*💥に焦らされてます。
💥『🍑も自分で触って見ろよ』
触ってみたら余計に💥ちゃんが
欲しくてたまらなくなった🥦です。
🔒18歳以上ですか?yes/no 2
だんご
СДЕЛАНО嫌な事件で精神をすり減らしたでくくんのメンタルケアをする先生の話です。プロヒ時空。相出は先生の方が危うそうでその実でくくんの方が儚そうだよな〜という妄想。光のでくくんが先生を救うことは勿論あるでしょうが、こういう時に「恋人」としてでくくんを繋ぎ止めてくれるのは先生だと思います。
割れるような歓声が大地を揺らす。
倒れ伏したヴィランと、急いで拘束にかかる警察。泣き崩れる観衆や抱き合って喜びを分かち合う人々。
「ありがとう!ヒーローデク!!」
誰かがあげたその言葉は空気に波及して、熱としてその場に渦巻く。ありがとう、ありがとう、と口々に呟かれたその言葉に、誰もいない湿った路地裏でボロボロの青年が静かに目を閉じた。
胸糞の悪い事件だった。
警察やプロヒーローを大幅に巻き込むこととなったこの事件の幕を引いたのは第二の平和の象徴と名高い新人ヒーロー、デク。
戦闘時に大立ち回りをして、自らも半端でないダメージを背負いながらも最終的には解決にこぎつけた。「英雄」ともてはやされる青年は、表で自らを待ち構えるカメラのフラッシュを感じながらも路地裏に座りこんだまま立てずにいる。
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「ありがとう!ヒーローデク!!」
誰かがあげたその言葉は空気に波及して、熱としてその場に渦巻く。ありがとう、ありがとう、と口々に呟かれたその言葉に、誰もいない湿った路地裏でボロボロの青年が静かに目を閉じた。
胸糞の悪い事件だった。
警察やプロヒーローを大幅に巻き込むこととなったこの事件の幕を引いたのは第二の平和の象徴と名高い新人ヒーロー、デク。
戦闘時に大立ち回りをして、自らも半端でないダメージを背負いながらも最終的には解決にこぎつけた。「英雄」ともてはやされる青年は、表で自らを待ち構えるカメラのフラッシュを感じながらも路地裏に座りこんだまま立てずにいる。
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КАРАКУЛИこれの現パロひぜさに本を錬成したいと思ってます私はカフェラテに砂糖を入れる。普段はまぁ、コンビニのカフェラテにも入れるし、家でも温めた牛乳に粉コーヒーを入れて、たっぷりはちみつを入れる。でもある時だけは入れない。願掛けのようなものだ。
目の前の肥前は気難しそうな顔をしている。そんな顔で飲んでいるのは砂糖とミルクがたっぷり入ったカフェラテ。更に喫茶店のマスター手製のベイクドチーズケーキに舌鼓を打っている。失礼ながら顔に似合わないなと思うことは黙っていよう。私はブラックコーヒーを啜る。鼻を抜ける香りと目の覚めるような苦味が口の中で主張しながら腹の中に落ちていく。
「…何見てんだ」
「いいえ。美味しそうに食べるなぁと思いまして」
「…」
私の言葉にチッと舌打ちをした肥前はまた、視線をチーズケーキに戻す。
664目の前の肥前は気難しそうな顔をしている。そんな顔で飲んでいるのは砂糖とミルクがたっぷり入ったカフェラテ。更に喫茶店のマスター手製のベイクドチーズケーキに舌鼓を打っている。失礼ながら顔に似合わないなと思うことは黙っていよう。私はブラックコーヒーを啜る。鼻を抜ける香りと目の覚めるような苦味が口の中で主張しながら腹の中に落ちていく。
「…何見てんだ」
「いいえ。美味しそうに食べるなぁと思いまして」
「…」
私の言葉にチッと舌打ちをした肥前はまた、視線をチーズケーキに戻す。