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    わんつ

    なのか

    DONEアイドルパロ彰冬。

    🌟、🎈、🥞が組む研究生ユニット『FANTSISTA
    SQUAD』に他ユニットから引き抜きでやって来た☕️。ただならぬ事情を抱えている☕️と、そんなとやって行ける自信が無い🥞の話。
    前半はかなりワンツーが絡みますが彰冬以外全てnotカプです
    キラキラ きらきらと輝くペンライトの海と、黄色い歓声。そんな異世界のような空間の中で、夢と希望を届ける職業_それが、アイドルである。

     東雲彰人、天馬司、神代類の三人は、某大手男性アイドル事務所の研究生グループの中でも、最もデビューに近いと噂されるほどの人気を誇る『FANTASISTA SQUAD』のメンバーであった。
     このまま実力を伸ばしていけば、きっとデビューできる、いや、してみせる。その心意気で過ごしていたある日、転機は訪れた。

    「は?メンバーが…増える?」
    「ああ。一人、『Enpire』のメンバーが引き抜きになったらしくてな…」
     突然告げられた、新メンバーの加入。それはまさに青天の霹靂であった。
     三人は入所時期は違えど、入所してから初めて組まされたユニットの一員であり、それなりに思い入れもある。活動期間も四年ほどで、今更デビューを目前にして新メンバーを入れるだなんて、彰人には受け入れがたい事実であった。
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    すいか

    TRAINING爆発音がしたのでワンツーの野次馬をしに行くモブの話。🎈🌟
    時間がたって関係性が変わったふたりの話。

    ※🥞の初期星1の前半のサイスト、🎈の応援団イベ星4の後編サイストの内容を含みます。
    特に🥞のものは読んでいた方が内容が読みやすいです。
    あいつとあいつは有名な仲良しバァン!派手な爆発音が恐らくしなくても近くにある中庭の広場の方からあがる。この非日常的な音は、我らが神山高校ですっかり名物になってしまった同じ学年の変人ワンツーフィニッシュこと、天馬司と神代類が何かをしたことで起こるものだ。

    俺はここの中庭へ行く道にあるベンチ横の自販機にしか売っていない大好きな炭酸飲料を買いにきたのだが、どうやら巡り合わせが噛み合ったようだった。昼休みの時間は屋上に出没することが多いらしいあいつらが、今日はこっちにいるらしい。
    B組である俺はそのことに、特に同じクラスの神代に良い印象がなくて、前までならやっかいに巻き込まれたくないためそそくさと教室に帰っていただろう。しかしこないだの体育祭の応援団の演出の一件からあいつらが何をしているのか、今は少し興味があった。今度は何をしているのだろう。ちょっと覗いてみてみようかな、なんて好奇心がわいてくる。
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