アスク
Shiongennkai
DOODLE何故か書いてしまったこれ【https://poipiku.com/2305908/6702819.html】の続きカルデアで妊娠三ヶ月が判明した茨木ちゃんと、綱とアスクレピオス先生の話です 10
サイカ
DONEピオぐだ♀。現パロです、ご注意
、、、勢いって大事ですね。。
最期の想いは教えない「わ、先生ってどんな色も映えちゃいますね」
立香に、爪を化粧されている。誤解だ。暇だからと爪化粧をしている立香に構えと言ったら、俺に施したいと言って、赤い爪紅を足に熱心に塗っているのだ、彼女は。
「あまり嬉しくはないな。化粧は女性がするものだ」
「現代では男性でも、メイクしてたりしてますよ? 血色善くするために、パウダーとかエトセトラ。はい、でーきたっ」
ご機嫌で僕のつま先に息を吹きかけてくる。やめろ、くすぐったい。
「……これ、どれくらい待てばいいんだ」
「ん……20秒! もう大丈夫ですよ。すぐ乾くもの選びましたから」
足の爪に赤を施され、しげしげと見つめたが、悪くはないが決して良くもない。立香のような瑞瑞しい女の脚にこそ、こういうものは似合うというのに。
1517立香に、爪を化粧されている。誤解だ。暇だからと爪化粧をしている立香に構えと言ったら、俺に施したいと言って、赤い爪紅を足に熱心に塗っているのだ、彼女は。
「あまり嬉しくはないな。化粧は女性がするものだ」
「現代では男性でも、メイクしてたりしてますよ? 血色善くするために、パウダーとかエトセトラ。はい、でーきたっ」
ご機嫌で僕のつま先に息を吹きかけてくる。やめろ、くすぐったい。
「……これ、どれくらい待てばいいんだ」
「ん……20秒! もう大丈夫ですよ。すぐ乾くもの選びましたから」
足の爪に赤を施され、しげしげと見つめたが、悪くはないが決して良くもない。立香のような瑞瑞しい女の脚にこそ、こういうものは似合うというのに。
とえふ
MOURNINGサブマス漫画の線画供養(シリアスクラッシャーらくがき付き)です。なんでも大丈夫な方向け&pixivの清書版を先に見ておいていただいてからこちらを見るという順番が推奨でございまし! 8
さらさ
DONEクロリンwebオンリーのエア小話より「内容指定無しの更紗が書いたクロリン」です。12月に不安定になっちゃうリィンが今年はしっかりしなきゃと思いながらクロウにメールすることから始まるシリアスクロリン。
ランディが出てくるのは私の趣味です(書き分け難しかったけど楽しかった)
慣れぬくらいならその腕に ――冬、か。リィンは仕事が一段落した寮のベッドで、バタリと倒れながらそう思う。《黄昏》が終結してから三度目になるその季節に、そろそろ拭えていい筈の不安がまだ心の奥底で突き刺さっていた。
「流石に通信は女々しいかな」
流石に三度目ともなれば慣れなくてはならないと、彼は思う。今は異国を巡りながら情報収集やら遊撃士協会の協力者やらで忙しい悪友を、年末には必ず帰ってくる優しい人を心配させない為に。開いたり、閉じたりしてどうも定まらない思考をなんとか纏めようとする。
「今年は帰ってこなくても大丈夫だって、言おうかな……」
移動距離だってそんなに短くないのだ、忙しい時間を自分に割かせるには余りにも勿体無さすぎる。そもそも、帰ってくるという表現さえ正しいのかは分からないが。導力メールで今年は帰ってこなくても大丈夫だという旨だけ書いて送信して、そのまま目を閉じる。通信を告げる着信音がやけに遠く感じながら、リィンはそのまま眠りについた。
4911「流石に通信は女々しいかな」
流石に三度目ともなれば慣れなくてはならないと、彼は思う。今は異国を巡りながら情報収集やら遊撃士協会の協力者やらで忙しい悪友を、年末には必ず帰ってくる優しい人を心配させない為に。開いたり、閉じたりしてどうも定まらない思考をなんとか纏めようとする。
「今年は帰ってこなくても大丈夫だって、言おうかな……」
移動距離だってそんなに短くないのだ、忙しい時間を自分に割かせるには余りにも勿体無さすぎる。そもそも、帰ってくるという表現さえ正しいのかは分からないが。導力メールで今年は帰ってこなくても大丈夫だという旨だけ書いて送信して、そのまま目を閉じる。通信を告げる着信音がやけに遠く感じながら、リィンはそのまま眠りについた。
dongliko
TRAININGフォロワーさんの推しリクで描いたもののまとめです。①まほやく・アーサー
②刀剣乱舞・鶴丸
③FGO・アスクレピオス
④白夜極光・ウリエル
⑤まほやく・ファウスト
⑥ツイステ・エペル
⑦あんスタ・茨
⑧JJ・メアリージェーン 8
Satsuki
DOODLE◎アスクのレトユリレト。ちょっと暗い。ユーリス第一部ロスト世界線、翠風√から来ているレト先生との話。続きです。いつかまたきみに「あぁ……せん、せいか……」
「ッ……今は、静かに」
目を開き、弱々しく呻くユーリスに治癒魔法を注ぎ込む。ベレトの額から汗が流れ落ちて鼻筋を伝い、ぽたりと落ちた。眉を顰め、集中し続ける様子をぼんやりと眺め、ユーリスは弱々しく笑う。
『コニーと水を取って来るね』
『俺は他にも癒しの手が空いてねえか探してくる』
灰狼学級の面々は、自分自身のケガなど構わずにユーリスのことを考え、城の中に散って行った。バルタザールはベレトの耳元に、『伝えときたいことがあるなら、今のうちだぜ』と低く囁くと、横たわるユーリスの姿を振り切るように部屋を出て行った。コンスタンツェは魔力の使いすぎで黙りこくったまま、ハピに支えられて歩いて行く。自分の無力さが悔しかったのかもしれない。ベレトは浅い呼吸を繰り返すユーリスに癒しの魔法を注ぎ続ける。
5546「ッ……今は、静かに」
目を開き、弱々しく呻くユーリスに治癒魔法を注ぎ込む。ベレトの額から汗が流れ落ちて鼻筋を伝い、ぽたりと落ちた。眉を顰め、集中し続ける様子をぼんやりと眺め、ユーリスは弱々しく笑う。
『コニーと水を取って来るね』
『俺は他にも癒しの手が空いてねえか探してくる』
灰狼学級の面々は、自分自身のケガなど構わずにユーリスのことを考え、城の中に散って行った。バルタザールはベレトの耳元に、『伝えときたいことがあるなら、今のうちだぜ』と低く囁くと、横たわるユーリスの姿を振り切るように部屋を出て行った。コンスタンツェは魔力の使いすぎで黙りこくったまま、ハピに支えられて歩いて行く。自分の無力さが悔しかったのかもしれない。ベレトは浅い呼吸を繰り返すユーリスに癒しの魔法を注ぎ続ける。
Satsuki
DOODLE◎アスクのレトユリレト。暗い。続く。いつかまたきみにその日、アスク王国軍は大敗した。
敵勢力の思惑にまんまとはめられたのだ。かろうじて城を守ることはできたが、被害は甚大だった。白魔法の得意な者は怪我人の手当てに回ってくれ、と叫ぶアルフォンスは、隠しきれない焦りを浮かべた表情で英雄たちの間を駆け回っている。ベレトはそこかしこに漂う血の匂いに眉を顰める。彼もまた、別な戦線から戻ったばかりだった。召喚師は無事らしいが、姿は見えない。彼に何かあった場合、彼の力に呼ばれてこの世界に来た自分たちはどうなるのだろう。
背筋がひやりとした。無意識に周囲に目を配ると、顔見知りの英雄たちや、同郷の生徒たちの無事な姿が見つけられた。
よかった。ほっとしてそう思う自分と、その感情に疑問を投げかける自分がいる。
1916敵勢力の思惑にまんまとはめられたのだ。かろうじて城を守ることはできたが、被害は甚大だった。白魔法の得意な者は怪我人の手当てに回ってくれ、と叫ぶアルフォンスは、隠しきれない焦りを浮かべた表情で英雄たちの間を駆け回っている。ベレトはそこかしこに漂う血の匂いに眉を顰める。彼もまた、別な戦線から戻ったばかりだった。召喚師は無事らしいが、姿は見えない。彼に何かあった場合、彼の力に呼ばれてこの世界に来た自分たちはどうなるのだろう。
背筋がひやりとした。無意識に周囲に目を配ると、顔見知りの英雄たちや、同郷の生徒たちの無事な姿が見つけられた。
よかった。ほっとしてそう思う自分と、その感情に疑問を投げかける自分がいる。
Satsuki
PROGRESS◎アスクのレトユリレト。トリックオアトリート!書けば出る!!!!ハッピーハロウィン!「トリックオアトリート、ユーリス」
「…………」
担任教師がにっこりと笑って自分の前に立つので、ユーリスは頭痛を覚え、片手で頭を押さえた。黒っぽい、少し気取ったような装いは、およそユーリスの記憶の中にある彼の様子とは違って見えた。平素の彼は……まあその「平素の」ベレトもここアスクにいることはいるのだが、傭兵らしい、ごく平凡な装備を身に纏っていたはずだ。
あと、その決まり文句を言いながら自分に砂糖菓子を渡してくるのは、何かが違う気がする。異界の祭りの扮装らしいが、『トリックオアトリート』と言われた方がお菓子を渡すのだと、そう召喚師には説明されたはずだ。
「あんたが俺に菓子をくれてどうするんだよ、先生」
1775「…………」
担任教師がにっこりと笑って自分の前に立つので、ユーリスは頭痛を覚え、片手で頭を押さえた。黒っぽい、少し気取ったような装いは、およそユーリスの記憶の中にある彼の様子とは違って見えた。平素の彼は……まあその「平素の」ベレトもここアスクにいることはいるのだが、傭兵らしい、ごく平凡な装備を身に纏っていたはずだ。
あと、その決まり文句を言いながら自分に砂糖菓子を渡してくるのは、何かが違う気がする。異界の祭りの扮装らしいが、『トリックオアトリート』と言われた方がお菓子を渡すのだと、そう召喚師には説明されたはずだ。
「あんたが俺に菓子をくれてどうするんだよ、先生」
Satsuki
DOODLEFEHのユーリスたちがわちゃわちゃはなしをしているだけのレトユリレト匂わせただの散文。うちには三人しかいませんが二人がたくさんいるアスクではえらいことになってそうですね……💚💜「……で? 俺様を呼び出した要件は何なんだよ?」
偉そうに足を組み、ユーリスはカップを傾けた。ベリーの甘い香りが鼻から抜け、期待を裏切らない瑞々しい果実の味がほんのりと舌に乗る。このアスクにも、フォドラと同じような種類のベリーがあるのだと、興味がそそられた。しかしこの地も戦禍の真っ只中。茶葉だってそう簡単には手に入るまいに、この男はどうやってこの茶会セットを入手したというのか……ユーリスは、目の前に座る男……他でもない、ユーリス=ルクレールを懐疑的な眼差しで見つめた。
「ああ、俺もそれが気になっていたところさ」
隣に座っていた男も、この茶会の意図が気になるらしい。彼、そう……ユーリス=ルクレールもカップを置くと、テーブルに行儀悪く肘をついてユーリス=ルクレールのことを見た。
2183偉そうに足を組み、ユーリスはカップを傾けた。ベリーの甘い香りが鼻から抜け、期待を裏切らない瑞々しい果実の味がほんのりと舌に乗る。このアスクにも、フォドラと同じような種類のベリーがあるのだと、興味がそそられた。しかしこの地も戦禍の真っ只中。茶葉だってそう簡単には手に入るまいに、この男はどうやってこの茶会セットを入手したというのか……ユーリスは、目の前に座る男……他でもない、ユーリス=ルクレールを懐疑的な眼差しで見つめた。
「ああ、俺もそれが気になっていたところさ」
隣に座っていた男も、この茶会の意図が気になるらしい。彼、そう……ユーリス=ルクレールもカップを置くと、テーブルに行儀悪く肘をついてユーリス=ルクレールのことを見た。