アルス
Hibiki4110
DOODLE年越しイベントの為の快新話短編集、第二弾はキッドとスペイド。剣と魔法が普通にある世界、魔術師であるキッドとその国の王子であるスペイドの物語。
お互い想いはあるものの、まだそれを明確に伝えてはいません。キッド目線。
僅かですが、弟王子にコナンが登場します。
魔術師キッドと王子スペイド 告白 12月24日、クリスマスイブの舞踏会はもう今夜。
近隣の貴族達が王城にこぞって集まり、聖なる夜を皆で舞祝う。
それは間もなく訪れる年越しの行事にも少しだけ繋がるもの。つつがなく一年を終えることを喜び新たな年の平和を国王と共に祈る為の舞踏会でもあるからだ。
特に今年は前々から小競り合いを起こしていた隣国との争いが激しくなり、結局あともう一歩で全面戦争に突入というところで、ある奇策により一気に形勢逆転、結果和平が結ばれるに至って喜びも大きい。
その立役者の一人である宮廷魔術師のキッドは、王城謁見室にて王の御前に在りながら嫌な予感しかしていなかった。
オレはこの国の宮廷魔術師キッド、実は真の名は違うのだがこの名の方が今は巷に知れ渡っている。その理由は先の騒動で国を救った英雄の一人だからだ。
9384近隣の貴族達が王城にこぞって集まり、聖なる夜を皆で舞祝う。
それは間もなく訪れる年越しの行事にも少しだけ繋がるもの。つつがなく一年を終えることを喜び新たな年の平和を国王と共に祈る為の舞踏会でもあるからだ。
特に今年は前々から小競り合いを起こしていた隣国との争いが激しくなり、結局あともう一歩で全面戦争に突入というところで、ある奇策により一気に形勢逆転、結果和平が結ばれるに至って喜びも大きい。
その立役者の一人である宮廷魔術師のキッドは、王城謁見室にて王の御前に在りながら嫌な予感しかしていなかった。
オレはこの国の宮廷魔術師キッド、実は真の名は違うのだがこの名の方が今は巷に知れ渡っている。その理由は先の騒動で国を救った英雄の一人だからだ。
みなせ由良
PAST木漏れ日光る森の中に、ちょこんと佇む一軒のカフェ。故郷の森をこよなく愛する、妖精みたいな神様みたいな?不思議なもふもふがプロデュースする『のすのすカフェ』。美味しい料理と香り高い珈琲をお供に、一癖も二癖もあるスタッフを生暖かい目で見守りながら素敵な時間を過ごしませんか?て言う妄想創作です(ばか
出オチ感満載ながら何かネタは色々考えてしまってるので、気が向いたら不定期に放出します
瑞久倉庫
DONEリネットとヴィオラで、ある早朝の話。ややCPもの風。リネットのトラストに触れています。都合上出すことになりましたが、旅団名がアルスターなんだと思って読んで頂ければ。
使いガラスに関するネタを書きたくて始めたら何故かこうなりました。当社比でヴィオラ姐さんがかなり優しい。書いて即出しなので後で差し替え発生するかもです。タイトルは思いついたら後日付けます。
2021/11/21 5
ムラサキゲジゲジ
DONEグロ注意##ムラサキゲジゲジのクリーチャー
おしゃべりネコ
コモン 動物 エゴ
会話が大好きな未知の遺伝子組み換え動物。
変声前の男児のような声で様々な言語を流暢に話す。
ストレスが溜まると凶暴で口汚い、体高2mで黒い毛を持ち、巨大な口が10つあるストレスモードに切り替わる。 4
ao819
DOODLEぱすメモ二次創作/アルスノ二次創作猫ピカトリクスすり抜けでノーマルピカトリクス引いたのでぱすメモ薫子とひっかけてピ薫子トリクスを描いていたのですが単発ガチャでもノーマル引いてむキャーってなってたら描き終える前に引けて、イベント終了してわが筆の遅さに複雑な気分に。(この後周回した。)
tb_mee
DOODLEサームめっちゃ好きなんだけど、どうしてもほの暗くしてしまいたくなるので良くない…第1部の展開がサームにとって親友に穴に突き落とされてそのまま同僚にも助けを求められずに落ち続けている感ある
鎧はよく見たら違ってたので描き直す多分
tb_mee
MAIKING昨日Twitterで言ってたやつ。クバードがイスくんにシャプール様重ねちゃってなんだかんだ目で追っかけてたり、サポート入ってきたりするかもしれんかな…ってやつ(シャプール様とは結局モヤったまま生き別れてしまったからこそ、イスくんが大事に至らんように見守ってたりしてほしいな)
310mushka
DOODLEねこみみずぎ。ぴかこ。ここまでくればねzさんもやrさんがじぶんをどうみてほしいかを理解できてしまう。ねzさんはやrさんが自分を誘うなどと考えていないがゆえ面倒見の良いあにきのようにふるまっていたけれども。分かってしまえばお望み通りくれてやりますよとたっぷりやrさんにあたえてくれるのです。もうそうおしまい。ありがとうあるすのとりあ。でもガチャが渋い上に周回強要されるので他人には勧めにくい。┣ワコ
DONEマイクラ経て途中からお花持ってる図になった 記念撮影してた時の並びじゃないけどいまアルスが前歩いてる感じがするって言ってたのが印象的だったのでいいかな〜思ってこのまま観察力×をちゃんと発揮したのでミスを直した
Haruto9000
DONE「クー・フーリンが女性だったら」妄想。※FGO第1部のみの情報で書いていたので、設定ズレなどはご容赦ください。
【あらすじ】
コノート国の女王メイヴは、赤牛ドン・クアルンゲの強奪を目論み、アルスター国に戦争をしかける。
ところが、アルスター国の男たちは呪いに倒れ、動けなくなってしまう。
呪いにかからなかったクー・フーリンは、孤立無援でメイヴ軍との戦いに挑む。
ミラーリング #14(牛捕り編:前編)ドルイダスの予言「開けて! クー、クー!」
ロイグが扉を開くと、髪を振り乱したレンダウィルが広間に駆け込んできた。右手には短槍が握られている。
奥の座に座っていたクー・フーリンは、差し出された槍を受け取った。
そばにいたエメルとフェデルマもいっしょに覗き込む。槍の柄には、オガム文字が荒々しく彫り込まれていた。
「レンダウィル、これは?」
「コナルの元に届いたの。でも、あの人は『マハの呪い』で動けないから、あなたに届けるようにって、私に」
クー・フーリンは、鋭い目つきですばやく文字を読み取った。
「コノート主導のアイルランド連合軍が、赤牛を狙ってアルスターに攻めてくる」
「なんですって?」
54456ロイグが扉を開くと、髪を振り乱したレンダウィルが広間に駆け込んできた。右手には短槍が握られている。
奥の座に座っていたクー・フーリンは、差し出された槍を受け取った。
そばにいたエメルとフェデルマもいっしょに覗き込む。槍の柄には、オガム文字が荒々しく彫り込まれていた。
「レンダウィル、これは?」
「コナルの元に届いたの。でも、あの人は『マハの呪い』で動けないから、あなたに届けるようにって、私に」
クー・フーリンは、鋭い目つきですばやく文字を読み取った。
「コノート主導のアイルランド連合軍が、赤牛を狙ってアルスターに攻めてくる」
「なんですって?」
Haruto9000
DONE「クー・フーリンが女性だったら」妄想。※FGO第1部のみの情報で書いていたので、設定ズレなどはご容赦ください。
【あらすじ】
アルスター国王・コンホヴォルの妻が死に、新たな妃を迎えることになった。
ところが、妃候補の娘・ディアドラが、赤枝の騎士・ノイシュとともに姿を消してしまう。
クー・フーリンは、王から2人の捜索を命じられるが…。
ミラーリング #13(ディアドラの悲劇編)ディアドラの悲劇
「じゃあ、行ってくるわね。遅くはならないと思うわ」
「ああ」
戸口に立ち、クー・フーリンはエメルと口づけを交わした。
迎えに来た御者に軽くうなずきかけ、しっかりとマントに身を包んだ妻が出ていくのを見送る。
エメルは、ときどきこうして貴族の館に出向き、娘たちに刺繍を教える仕事をしていた。
妻の姿が見えなくなると、クー・フーリンも自分の館に取って返した。
エメルが用意してくれた昼食の包みと皮の水袋を取り上げると、召使いたちに留守中の指示を飛ばした。万事整えてから、外で待っていたロイグの元へ走っていく。
「そこまで!」
朗々とした声とともに、威勢のいい返事が響き渡った。クー・フーリンは満足そうに腕を組む。
19891「じゃあ、行ってくるわね。遅くはならないと思うわ」
「ああ」
戸口に立ち、クー・フーリンはエメルと口づけを交わした。
迎えに来た御者に軽くうなずきかけ、しっかりとマントに身を包んだ妻が出ていくのを見送る。
エメルは、ときどきこうして貴族の館に出向き、娘たちに刺繍を教える仕事をしていた。
妻の姿が見えなくなると、クー・フーリンも自分の館に取って返した。
エメルが用意してくれた昼食の包みと皮の水袋を取り上げると、召使いたちに留守中の指示を飛ばした。万事整えてから、外で待っていたロイグの元へ走っていく。
「そこまで!」
朗々とした声とともに、威勢のいい返事が響き渡った。クー・フーリンは満足そうに腕を組む。
Haruto9000
DONE「クー・フーリンが女性だったら」妄想。※FGO第1部のみの情報で書いていたので、設定ズレなどはご容赦ください。
【あらすじ】
影の国での修行を終え、アルスター国に戻ってきたクー・フーリン。
ところが、国の内情は穏やかではなかった。上王が殺され、アイルランド中が混乱しているという。
さらに、エメル姫が、タラ王と結婚する話が持ち上がったというのだ。
ミラーリング #11(英雄の結婚編)再会
「上王が死んだ……?」
クー・フーリンは、呆然と幼なじみの言葉を繰り返した。ロイグはうなずく。
「外遊中、ブリテンの賊に襲われたんだ。噂じゃ、身内の仕業って話もあるが……いずれにせよ、上王も側近たちも殺された」
「そんな……」
「次期上王は息子が継ぐことで落ち着くみたいだけど、いかんせんまだ子どもだからな」
ロイグは大きなため息をついた。
「おかげで、今アイルランドは大混乱さ。このアルスター国も、コノート国も、マンスター国もレンスター国も。どの王も、次期上王に忠信を捧げるって言ってるけど、みんな腹の底では何を思っているやら」
「まさか、内乱……」
「いや、そこまではまだ」
ロイグは首を振ったが、その表情は曇っていた。クー・フーリンはおずおずと尋ねる。
42343「上王が死んだ……?」
クー・フーリンは、呆然と幼なじみの言葉を繰り返した。ロイグはうなずく。
「外遊中、ブリテンの賊に襲われたんだ。噂じゃ、身内の仕業って話もあるが……いずれにせよ、上王も側近たちも殺された」
「そんな……」
「次期上王は息子が継ぐことで落ち着くみたいだけど、いかんせんまだ子どもだからな」
ロイグは大きなため息をついた。
「おかげで、今アイルランドは大混乱さ。このアルスター国も、コノート国も、マンスター国もレンスター国も。どの王も、次期上王に忠信を捧げるって言ってるけど、みんな腹の底では何を思っているやら」
「まさか、内乱……」
「いや、そこまではまだ」
ロイグは首を振ったが、その表情は曇っていた。クー・フーリンはおずおずと尋ねる。
Haruto9000
DONE「ランサーのクー・フーリンが女性だったら」妄想、第6話。※FGO第1部のみの情報で書いていたので、ご容赦などはご了承ください。
【あらすじ】
古代アイルランドの国・アルスターに、1人の少女がいた。
名はセタンタという。〈赤枝の騎士団〉に憧れる彼女には、偉大な戦士になりたいという夢があった。
周囲に反対されながらも、彼女は戦士を目指して進み始める。
ミラーリング #7(猛犬誕生編)「だから、私と共に来なさいと言ったのに」
ぼんやりと霞む意識の中で、感情のない女の声が虚ろに響く。
「──馬鹿な子ね」
ああ、自分でも本当に、そう思う。
少女セタンタ
はっ、はっ、と息が上がる。廊下をそのまま走り抜けようとして、曲がり角の向こうに気配を感じて立ち止まる。
すばやく周りを見回し、窓の枠に手をかけると、えいやっと身を躍らせた。無事に着地し、その場にしゃがみ込む。
頭上でばたばたと足音がして、「いましたか?」「いいえ!」という苛立ち混じりの会話が交わされるのを、笑いをこらえながら聞いた。
人の気配が遠ざかるまで待つと、勢いよく立ち上がった。
目指すは厩舎だ。石畳の通路を、飛ぶように走っていく。
42077ぼんやりと霞む意識の中で、感情のない女の声が虚ろに響く。
「──馬鹿な子ね」
ああ、自分でも本当に、そう思う。
少女セタンタ
はっ、はっ、と息が上がる。廊下をそのまま走り抜けようとして、曲がり角の向こうに気配を感じて立ち止まる。
すばやく周りを見回し、窓の枠に手をかけると、えいやっと身を躍らせた。無事に着地し、その場にしゃがみ込む。
頭上でばたばたと足音がして、「いましたか?」「いいえ!」という苛立ち混じりの会話が交わされるのを、笑いをこらえながら聞いた。
人の気配が遠ざかるまで待つと、勢いよく立ち上がった。
目指すは厩舎だ。石畳の通路を、飛ぶように走っていく。
Haruto9000
DONE「ランサーのクー・フーリンが女性だったら」妄想、第2話。※FGO第1部のみの情報で書いていたので、設定ズレなどはご容赦ください。
【あらすじ】
女性のクー・フーリンに戸惑うマスターたち。
カルデアにいる他の英霊たちは誰も"彼女"のことは知らず、ランサークラスのクー・フーリンは意気消沈してしまう。
そんな中、クー・フーリンの師匠であるスカサハが、ひとつの提案をする。
ミラーリング #2(カルデア編) 扉を開ければ、パチパチと炉ばたで燃える温かい火。
焼いたパンと、山羊の乳の匂い。
刺繍の手を止めて、彼女が顔を上げる。
一歩を踏み出せない自分を見つけて、その美しい目が細められる。
椅子から立ち上がり、白くて細い手を差し出しながら彼女は微笑む。
──おかえりなさい、猛犬さん。
***
「どおいうことぉぉぉっっっ!?!?!?」
マスターがすっとんきょうな声を上げた。隣ではマシュが「先輩、落ち着いてください!」と必死になだめている。
マスターたちの前では、召喚されたばかりのランサークラスのクー・フーリンが、戸惑ったように立ち尽くしていた。
かの英雄の象徴ともいうべき赤い槍を両手でぎゅっと握りしめ、不安そうな顔であたりを見回している。
8253焼いたパンと、山羊の乳の匂い。
刺繍の手を止めて、彼女が顔を上げる。
一歩を踏み出せない自分を見つけて、その美しい目が細められる。
椅子から立ち上がり、白くて細い手を差し出しながら彼女は微笑む。
──おかえりなさい、猛犬さん。
***
「どおいうことぉぉぉっっっ!?!?!?」
マスターがすっとんきょうな声を上げた。隣ではマシュが「先輩、落ち着いてください!」と必死になだめている。
マスターたちの前では、召喚されたばかりのランサークラスのクー・フーリンが、戸惑ったように立ち尽くしていた。
かの英雄の象徴ともいうべき赤い槍を両手でぎゅっと握りしめ、不安そうな顔であたりを見回している。