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    ガガ

    ようかい

    TRAINING雨だけになんかしっとりしました

    前提知識
    ・エリックという男は一回死んで死ぬ前にデュナミスで自身の再現体を作成してある男に取りつかせている
    ・アーテリスでは実体化できず、存在が知覚できないのでミニオンの魔導ビットを改造して(発音)それを操作することで意思疎通している
    ・イヴォカという少年は前世がガレマール市民で前世の記憶がある

    頓智気な自覚はあります!
    どうしてふぉろわ限定できないの!?
    通り雨エリック・セローは雨が苦手だった。
    自分の死因だからだろうか、それとも自分が一番想う人が雨を好きではないからだろうか、あるいはデュナミスの再現体となった自分が周囲の人間の想いを無意識のうちに感じているからだろうか。
    理由は全くの不明であったが、おそらくそのどれもが少しずつ作用してそうなっているんだろうと考えていた。

    苦手というほどでもない、と自分に言い聞かせていたし、彼は自分がおもうよりも精神的に老成してしまっているので(アーテリスで彼の表を見れるのは世界で一人だけだが)表に出していないだけであった。

    そんな雨の日、エリックとイヴォカが東部森林で雨宿りをしていた。

    しまわれないまま持ち主が居なくなってしまった小さな天幕の下に、突然降ってきた雨から避難して暇そうに雑談をしている。
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    ゆるか

    PROGRESS趣味全開で書いたパロみたいな話です。
    某考古学者の映画が大大大好きでそんな感じの話が書きたかった(о´∀`о)
    歴史好きが高じて考古学者になったダミアンの話。
    ダミアニャ成長if。年齢は20代後半辺り。ダミアンがガンファイトしたりスパイのような事をしたり何でもします。使ってる武器は趣味です笑って許してね。
    ふわっとした話なので深く考えず読んでくださったら嬉しいです。じわじわ書いていきます。
    とある考古学者の話 1 夜の闇を切り裂くように遠くから汽笛の音が聞こえた。南欧某国、オスタニアとの国境沿いの街。山間部に続く森の中をオフロード車が数台走り抜けている。追う方はこの国で幅を利かせるマフィア、逃げる方はこの国で遺跡調査を行っていた考古学者だ。オスタニア大学の考古学助教授であるダミアン・デズモンドは、山間部の遺跡から見つけ出したロザリオを手に国に帰る所だった。このロザリオは恩師であるジーク・シャーロット名誉教授が長年追い求めていた物だった。昨年不慮の事故で亡くなったシャーロット教授の遺言により、この研究をダミアンが引き継いでいたのだ。博士が残した膨大な資料を読み解き、そのロザリオをようやく手に入れる事ができた。だが同じくロザリオを狙っていた兄弟子であるライナー・エバンズ博士が、通じていたマフィアと共に追って来たのだ。エバンズは研究費を稼ぐ為、遺跡で発掘した遺物をマフィアに横流ししていた責でシャーロット教授に破門にされ、大学を追われた人物だった。エバンズは長年手伝っていたロザリオの研究をダミアンに引き継がれ、逆恨みしているのだ。ダミアンは助手として連れて来たアーニャを伴い、悪路を走り抜けていた。
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