キューピッド
wombat_kawaii
PROGRESS書きあがるまで時間がかかりそうなので、プロトタイプを掲載。完成したら加筆修正を行って支部へ。後編のさらに後編。ハスク視点。ヴォックスがたくさんしゃべる。(解釈違いになったら書き直すかも)ヴォックスが俺が考える最強のアラスターについて本気で語った結果、風が吹けば桶屋が儲かる方式で、ハスアラのキューピッドになっちゃったかもって話。
タンゴはひとりじゃ踊れない【ハスアラ】酒屋で購入した安酒をボトルごと口に運ぶ。
味なんてもはや分からない。ただ、酒の刺激とアルコールによる酩酊が心地よかった。
アラスターに魂を渡して数年。あの時からハスクに自由はない。
今思えば、生前、アラスターに出会ったあの瞬間から、ハスクに自由はなかったのかもしれないが。
そうは言いつつ、地獄ではアラスターはハスクに積極的に関わることはしなかった。時折ハスクを呼び出しては殺した相手の死体掃除をさせたり、くだらない用事を言い渡すくらいでアラスター自身は必要事項のみを伝えるとふらりとその場からいなくなってしまう。
かつてであれば、他愛ない会話をしながら共に死体の始末をしたものだが、今となってはもはや過去ということだろう。アラスターは一人で楽しむことを最終的には選んだ。そして俺はアラスターについていけなくなった。疲れた。枯れ果てた。ただ、それだけのことだ。
10967味なんてもはや分からない。ただ、酒の刺激とアルコールによる酩酊が心地よかった。
アラスターに魂を渡して数年。あの時からハスクに自由はない。
今思えば、生前、アラスターに出会ったあの瞬間から、ハスクに自由はなかったのかもしれないが。
そうは言いつつ、地獄ではアラスターはハスクに積極的に関わることはしなかった。時折ハスクを呼び出しては殺した相手の死体掃除をさせたり、くだらない用事を言い渡すくらいでアラスター自身は必要事項のみを伝えるとふらりとその場からいなくなってしまう。
かつてであれば、他愛ない会話をしながら共に死体の始末をしたものだが、今となってはもはや過去ということだろう。アラスターは一人で楽しむことを最終的には選んだ。そして俺はアラスターについていけなくなった。疲れた。枯れ果てた。ただ、それだけのことだ。
sumioka_smk
DONE恋のキューピッド AIメラックの奮闘記 / 現パロ※3話一気読み用
※4話までまとめて後日Pixiv公開、最終話までまとめて6月の新刊(予定)です。
あれもこれもぜーんぶ、メラックのおかげ『 午前0時 』
秒針が時を刻む音のみ響く、仄明るい寝室。アナログなその音さえ耳に入らぬ宵のひとときに、アルハイゼンがしていることと言えば当然読書である。
明日もこれといって予定はない。本は半分を折り返したばかりで読み切るにはまだまだ時間がかかるが、夜更かしをしたところで起きる時間を遅らせるだけだ。アルハイゼンはまた一つ頁を捲ると、薄ら眠気を催す瞳で次なる文字を追う。
それから少し読み進めた頃、視界の片隅でスマートフォンの液晶がパッと光った。同時に、鳴り始める陽気なメロディはいつだったか酔っ払いが勝手に設定し、そのままにしていたもの。静かなる寝室とは不釣り合いの音楽は、通知画面を横目で見るアルハイゼンを急かすように主張を続けている。
12395秒針が時を刻む音のみ響く、仄明るい寝室。アナログなその音さえ耳に入らぬ宵のひとときに、アルハイゼンがしていることと言えば当然読書である。
明日もこれといって予定はない。本は半分を折り返したばかりで読み切るにはまだまだ時間がかかるが、夜更かしをしたところで起きる時間を遅らせるだけだ。アルハイゼンはまた一つ頁を捲ると、薄ら眠気を催す瞳で次なる文字を追う。
それから少し読み進めた頃、視界の片隅でスマートフォンの液晶がパッと光った。同時に、鳴り始める陽気なメロディはいつだったか酔っ払いが勝手に設定し、そのままにしていたもの。静かなる寝室とは不釣り合いの音楽は、通知画面を横目で見るアルハイゼンを急かすように主張を続けている。
小豆六花
DONE『🔥弟兄版_1week』、ジョシュクラパレットより【論より衝動】です。現パロだよ!以前のお題は弟にしたので、なら今度は兄側でやってみようか~ってなりました👋繋がりは特にないですけど対比的な?たぶん←
今回のお題もあまりに合いすぎて、いつもホント楽しいです!ありがとうございます🙇♀️ そろそろガブにキューピッド賞でもあげたくなってきたところですね() 8
ゆまに
MEMOラブ・コンプレックス・メイト!恋をするには大変すぎる奇病の人達が集まってる学校に、その人達をくっつけるべく派遣されたキューピッドのやつ。
校長が魔王で奇病の原因だから、無理ゲーかも!
人間が上位存在の娯楽にされてるやつです。(いつもそう) 3
bepu
DOODLEキューピッドのみぬき 💭(寝て行くともっといいし…!)*3後 4前
*お読みの方向→
*ぎこちない表現はごめんなさい
drhdの初期には二人とも、
「こいつとぼく(成歩堂と私)、まだ付き合ってるのか?」とごちゃごちゃになるのも見たい...
shrb_ju_moao
DONEお酒の力で夏と五がくっつく話。海猫ちゃんとの合作です❤︎.*
⚠️ATTENTION⚠️
・夏も五も女々しい
・硝ちゃんはキューピッド
・五の嘔吐描写、夏の自慰描写有
・未成年飲酒・喫煙描写がありますが、いい子は(悪い子も)20歳になってから!
迎え酒は二日酔いには効かないけど、恋愛には効くらしい 恋愛要素が絡む子供向け漫画でお決まりな展開の一つに〝アルコール入りのお菓子で酔う〟と言う展開がある。たかが一つ二つ口にするや否や、顔を朱色に染め、呂律の回らない舌で相手の名前を呼びながら、決まって暑がり、何故か服を肌蹴るところまでがセットな在り来りなシチュエーション。
あれって、未成年の子供にアルコールを摂取させるための唯一の口実だよなと夢のないことを口にする家入に、なるほどと思いつつも、そんなシチュエーションがノンフィクションであるはずがないことは夏油自身きちんと識別していた。そう言えば子供でもアルコール入りのお菓子は買えるもんね。そうそう、消毒用のエタノールを呑ませるよりもよっぽどリアリティあるし。それは真似したら死ぬやつだろう。まぁ女の子向けの月刊誌には載せられた内容じゃないわな。
32755あれって、未成年の子供にアルコールを摂取させるための唯一の口実だよなと夢のないことを口にする家入に、なるほどと思いつつも、そんなシチュエーションがノンフィクションであるはずがないことは夏油自身きちんと識別していた。そう言えば子供でもアルコール入りのお菓子は買えるもんね。そうそう、消毒用のエタノールを呑ませるよりもよっぽどリアリティあるし。それは真似したら死ぬやつだろう。まぁ女の子向けの月刊誌には載せられた内容じゃないわな。
hour(あわ)
MOURNING2023/05/31かなめくん
I’ll be your Cupid!で使う予定だったもの
気力があれば続きというか補完したものも描きたいな…
かなめくんは恋のキューピッドになってたけど要あんも成立させたかったりもする(欲張りさん♡)
pagupagu14
DONE梅と菊のキューピッド/高雅+山明(Fate)高雅メインの話ですがちょこっと山明ありますし基本話の主役は雅さんと明里さんです。明里さんと雅さん仲良くなってほしいしなれそうだと思ってます
梅と菊のキューピッド 初めて会った時の印象は、【おうのさんみたいな人】だった。人懐っこく、スキンシップも多い。裏表がなく、ころころと変わる表情で笑い、怒り、泣く、私にはないものしかなく羨ましく思ってしまうほどだった。
…きっと、彼も好きになってしまうだろうと思うほどには。
「高杉さん?いい人だとは思うけどあたしのタイプじゃないからなあ〜」
一緒に昼食をとりながらバッサリと明里さんは私の旦那をフった。
「た、タイプ…」
「そう!あたしはサンナンさんみたいな人が好きだから」
そう隠すこともなく言ってのける明里さん。彼女がいう【サンナンさん】とは山南敬助さん。新撰組に所属していた人で生前も二人は良い間柄だったらしい。
「サンナンさんって食が細いのよ。昔、遊びに来てくれた時は何にも食べなくてこ〜んなに眉間の皺が寄っててね!」
1856…きっと、彼も好きになってしまうだろうと思うほどには。
「高杉さん?いい人だとは思うけどあたしのタイプじゃないからなあ〜」
一緒に昼食をとりながらバッサリと明里さんは私の旦那をフった。
「た、タイプ…」
「そう!あたしはサンナンさんみたいな人が好きだから」
そう隠すこともなく言ってのける明里さん。彼女がいう【サンナンさん】とは山南敬助さん。新撰組に所属していた人で生前も二人は良い間柄だったらしい。
「サンナンさんって食が細いのよ。昔、遊びに来てくれた時は何にも食べなくてこ〜んなに眉間の皺が寄っててね!」
azumino_no
DONE創作を始めて2年が経ちました🙌一番最初に投稿した作品の『恋のキューピッド』は思い出深く、好きな作品と言って頂けるのが本当に嬉しいです。今もこうして番外編を書けるのは応援して下さってる皆様のおかげです。これからも頑張りますので、よろしくお願いします🙏✨
海老名が世界で一番可愛いっていう惚気話「えー♡かわい……」
俺は世界で一番可愛い恋人とのデート動画を見ながら、顔を緩ませていた。
「うわ……、かわっ、かわい……」
しかも、ただのデートじゃなくて、昨日のテーマパークデートの動画。つまり、海老名の猫耳姿が映されてるってこと。
「この海老名、可愛い……」
可愛すぎて、ずっと動画を撮ってたけど、マジで正解。見返すたびに可愛いポイントが増えていく。あと、猫耳似合いすぎてて、鼻血出そう。
「あ、これ面白かったね。急に下がるやつ」
俺がベッドの上でくつろいでる海老名の方を向くと、海老名は不機嫌そうな顔をしていた。
「昨日楽しかったね」
俺が海老名の頬を撫でようと手を近づけると、海老名は分かりやすく俺のことを避けてきた。
1963俺は世界で一番可愛い恋人とのデート動画を見ながら、顔を緩ませていた。
「うわ……、かわっ、かわい……」
しかも、ただのデートじゃなくて、昨日のテーマパークデートの動画。つまり、海老名の猫耳姿が映されてるってこと。
「この海老名、可愛い……」
可愛すぎて、ずっと動画を撮ってたけど、マジで正解。見返すたびに可愛いポイントが増えていく。あと、猫耳似合いすぎてて、鼻血出そう。
「あ、これ面白かったね。急に下がるやつ」
俺がベッドの上でくつろいでる海老名の方を向くと、海老名は不機嫌そうな顔をしていた。
「昨日楽しかったね」
俺が海老名の頬を撫でようと手を近づけると、海老名は分かりやすく俺のことを避けてきた。
warabi0101
PAST※獣人パロ ※ふたりに子供ができます虎獣人悠仁君×山犬獣人脹相です。九十九さんはどの世界線でもふたりのキューピッドであってほしい。
(過去pixivに投稿したものです)
「じゃ、この子をよろしく頼むよ!」
暗い洞窟に似つかわしくない快活な声とともに、ずずい!と目の前に差し出されたしましまの毛玉。
脹相はとてつもない嫌な予感に眉間にしわを寄せた。
山犬の獣人である脹相と鷹の鳥人である九十九が出会ったのは、脹相の弟八人が立派に巣立ちしてからしばらくたってからの事だった。ひどい雨の日に脹相が住む洞窟にびしょ濡れで転がり込んでくるや否や「どんな女が好みかな?」とウィンクしてきたのが始まりだった。その時からというもの、鷹であるのに渡りをするこの自由気ままな女との腐れ縁に脹相は辟易としていた。
今日も今日とて突然現れたかと思うと、脹相の前にしましまの毛玉――小さな虎の子を差し出してきたのだった。まだ人型になることはできないのだろう。柔らかい首の皮を九十九に掴まれてゆらゆら揺れる毛玉はまさしく毛皮をまとった虎の子の姿だった。橙のような明るい茶色に白が混ざったふわふわの毛。ころりと丸い頭に、これまた丸い小さな耳。小さな体躯に見合わないずんぐりと太い手足と広い手のひら。首の皮を九十九に掴まれているのに楽しそうにきらきらと輝く青色の瞳と目が合った。脹相と目が合ったことに気づいたその毛玉は、ひどく嬉しそうに目をつむって小さく「きゃぅ!」と鳴いた。
3559暗い洞窟に似つかわしくない快活な声とともに、ずずい!と目の前に差し出されたしましまの毛玉。
脹相はとてつもない嫌な予感に眉間にしわを寄せた。
山犬の獣人である脹相と鷹の鳥人である九十九が出会ったのは、脹相の弟八人が立派に巣立ちしてからしばらくたってからの事だった。ひどい雨の日に脹相が住む洞窟にびしょ濡れで転がり込んでくるや否や「どんな女が好みかな?」とウィンクしてきたのが始まりだった。その時からというもの、鷹であるのに渡りをするこの自由気ままな女との腐れ縁に脹相は辟易としていた。
今日も今日とて突然現れたかと思うと、脹相の前にしましまの毛玉――小さな虎の子を差し出してきたのだった。まだ人型になることはできないのだろう。柔らかい首の皮を九十九に掴まれてゆらゆら揺れる毛玉はまさしく毛皮をまとった虎の子の姿だった。橙のような明るい茶色に白が混ざったふわふわの毛。ころりと丸い頭に、これまた丸い小さな耳。小さな体躯に見合わないずんぐりと太い手足と広い手のひら。首の皮を九十九に掴まれているのに楽しそうにきらきらと輝く青色の瞳と目が合った。脹相と目が合ったことに気づいたその毛玉は、ひどく嬉しそうに目をつむって小さく「きゃぅ!」と鳴いた。
まお3
DOODLEリーマン🔗👟👟が🔗への気持ちに気づくお話
🖋️がキューピッド。他の子も少しでてます。
昼時。
アイクと某ハンバーガーショップで昼食をとっていたら、ペトラたちが隣の席に来た。
色んな話をしていると流れは恋愛方面へ。
まぁ、女子が集まれば自然とそういう話になったりもするよね。
そう思いながら黙々とハンバーガーを頬張る。
「…ゥ、シュウ、聞いてる?」
「ん?ご、ごめん聞いてなかった。何?」
「だーかーら!シュウは気になる人いるの?」
「えっ!?い、いないよ。そういうの分かんなくて」
「ふーん、つまんないの」
突然こっちに振られてびっくりしながらも事実を応える。
やはり期待には添えなかったみたいだが、そういった話題は僕には縁遠い話だと思う。
——————————————————————————
食べ終えて会社へ戻る途中、アイクが口を開く。
1333アイクと某ハンバーガーショップで昼食をとっていたら、ペトラたちが隣の席に来た。
色んな話をしていると流れは恋愛方面へ。
まぁ、女子が集まれば自然とそういう話になったりもするよね。
そう思いながら黙々とハンバーガーを頬張る。
「…ゥ、シュウ、聞いてる?」
「ん?ご、ごめん聞いてなかった。何?」
「だーかーら!シュウは気になる人いるの?」
「えっ!?い、いないよ。そういうの分かんなくて」
「ふーん、つまんないの」
突然こっちに振られてびっくりしながらも事実を応える。
やはり期待には添えなかったみたいだが、そういった話題は僕には縁遠い話だと思う。
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食べ終えて会社へ戻る途中、アイクが口を開く。
azumino_no
MOURNING『恋のキューピッド』のアフターで、栗林視点です。一途な美形攻め×鈍感受け
恋のキューピッド 小話2「いやー、海老名と2人で会うのは久々な感じがするなぁ」
「そうだな。最近はタイミングが合わなかったもんな」
俺は海老名と佐々木の恋のキューピッド。
だから、大学生になっても2人の恋愛相談に乗ってあげてる。男同士だから、他に相談する人がいないのと俺は2人の性格をよく分かってるから、一番的確なアドバイスができる。いやー、アフターフォローも完璧な優秀過ぎる恋のキューピッドだなぁ、俺。
「あ、もちろん佐々木には俺と2人で会うこと言ってないよね?」
「言わないよ。言うと俺もめんどくさいことになるし」
こんな完璧な恋のキューピッドなのに、佐々木は俺と海老名が2人で会うのを嫌がる。というか、海老名が男と2人きりで会うのが嫌らしい。どんだけ嫉妬するんだよって感じだよな。まぁ、高校時代からそうだったけど。
12204「そうだな。最近はタイミングが合わなかったもんな」
俺は海老名と佐々木の恋のキューピッド。
だから、大学生になっても2人の恋愛相談に乗ってあげてる。男同士だから、他に相談する人がいないのと俺は2人の性格をよく分かってるから、一番的確なアドバイスができる。いやー、アフターフォローも完璧な優秀過ぎる恋のキューピッドだなぁ、俺。
「あ、もちろん佐々木には俺と2人で会うこと言ってないよね?」
「言わないよ。言うと俺もめんどくさいことになるし」
こんな完璧な恋のキューピッドなのに、佐々木は俺と海老名が2人で会うのを嫌がる。というか、海老名が男と2人きりで会うのが嫌らしい。どんだけ嫉妬するんだよって感じだよな。まぁ、高校時代からそうだったけど。
azumino_no
MOURNING『恋のキューピッド』の2人の大学1年生くらいのお話です一途な美形攻め×鈍感受け
恋のキューピッド 小話1 俺の恋人、海老名には嫉妬という概念がないようだ。
付き合って3年経つけど、嫉妬してる所を見たことがない。
俺が女子に囲まれている所を見ても、「お前ばっかりモテてずるいな、やっぱ顔かよ」って言ってくるぐらいだ。
一方で、俺は嫉妬することが多い。
海老名は自分が嫉妬しないから、俺の気持ちを汲み取ってくれず、他の人と平気で抱き合ったりしている。パーソナルスペースが狭いから、仕方ないと思いたいけど、そういうわけにもいかない。俺が嫉妬でどうにかなりそうだから。
最近は俺が嫌がるから前よりは他の人とベタベタすることは少なくなったけど、付き合ったばかりの時は本当にひどかった。
付き合って数日経った頃、朝練が終わった後に会いたいって頼み込んで、朝練が終わる時間くらいに海老名には教室の廊下で待ってもらうことになっていた。海老名は「同じクラスだから廊下で待つ必要なくね?」って言ってきたけど、可愛い恋人が俺のことを待っている姿を見たかったし、なにより俺がいつも朝練から帰ると海老名が教室で他の友達と仲良さそうに話してて、こっちを気にする素振りがなかったから、寂しかった。
6624付き合って3年経つけど、嫉妬してる所を見たことがない。
俺が女子に囲まれている所を見ても、「お前ばっかりモテてずるいな、やっぱ顔かよ」って言ってくるぐらいだ。
一方で、俺は嫉妬することが多い。
海老名は自分が嫉妬しないから、俺の気持ちを汲み取ってくれず、他の人と平気で抱き合ったりしている。パーソナルスペースが狭いから、仕方ないと思いたいけど、そういうわけにもいかない。俺が嫉妬でどうにかなりそうだから。
最近は俺が嫌がるから前よりは他の人とベタベタすることは少なくなったけど、付き合ったばかりの時は本当にひどかった。
付き合って数日経った頃、朝練が終わった後に会いたいって頼み込んで、朝練が終わる時間くらいに海老名には教室の廊下で待ってもらうことになっていた。海老名は「同じクラスだから廊下で待つ必要なくね?」って言ってきたけど、可愛い恋人が俺のことを待っている姿を見たかったし、なにより俺がいつも朝練から帰ると海老名が教室で他の友達と仲良さそうに話してて、こっちを気にする素振りがなかったから、寂しかった。
ゆぶきもへ
DOODLE1枚目:兄貴は業を煮やした(めんどくさくなって雑なキューピッドになる図)2枚目:「見づらくねえのか?」
3枚目:「見るなスイ!」
4枚目:2021年9月号~12月号辺りの作画傾向
5枚目:5個のりんごを全てうさぎりんごにしないと出られない部屋に入ってしまった後 5
Na0
PROGRESS恋のキューピッドコログちゃんの続きをなんとか結末まで書きたいとすすめています。思い描く結末までどうすればたどり着けるのか。
https://twitter.com/ery2vOEBZIYnJUx/status/1425679690790883333?s=19
恋のキューピッドコログちゃん(仮)22
『さぁ。私のかわいい御ひい様。庭に精霊を探しに行きなさい』
美しい声が告げる。
逆光に目を細めた、幼いゼルダには母の表情がはっきりと見えなかった。
けれど、確かに自分は愛されている実感があった。この母に。この世界を包む大気、その全てに安心感と幸福を感じていた。
幼いゼルダは、髪のリボンを翻し、ドレスの裾が捲れるのも気にせず、笑顔で駆け出す。
水源豊かなハイラル城の王族専用の庭。一歩踏み出すたびに、緑のにおいが濃くなり、花壇に近づけばむせ返るほどの濃い甘い香り。
花から花へと舞う蝶を追いかけながら、視界の隅に同じくふわりふわりと飛ぶ光、緑の繁みから聞こえるのはからカラコロカラと鳴る小さな音。
なぁに?と振り返っても、覗き込んでもそこには何もない。ただ、同じくあたたかい気配。
614『さぁ。私のかわいい御ひい様。庭に精霊を探しに行きなさい』
美しい声が告げる。
逆光に目を細めた、幼いゼルダには母の表情がはっきりと見えなかった。
けれど、確かに自分は愛されている実感があった。この母に。この世界を包む大気、その全てに安心感と幸福を感じていた。
幼いゼルダは、髪のリボンを翻し、ドレスの裾が捲れるのも気にせず、笑顔で駆け出す。
水源豊かなハイラル城の王族専用の庭。一歩踏み出すたびに、緑のにおいが濃くなり、花壇に近づけばむせ返るほどの濃い甘い香り。
花から花へと舞う蝶を追いかけながら、視界の隅に同じくふわりふわりと飛ぶ光、緑の繁みから聞こえるのはからカラコロカラと鳴る小さな音。
なぁに?と振り返っても、覗き込んでもそこには何もない。ただ、同じくあたたかい気配。
しらい
MOURNING拗らせカップルの二人の傍には、知らずのうちにキューピッドがいるんじゃね?と滾ったので。似合わないし本人たちは認めようとしないけど。…いや、古森は言うか( ˘ω˘ )治角名のキューピッドになる侑と古森 翌日が休みだから練習終わりに角名の家で呑んでた古森。テレビも飽きたしゲームやろうって言い出して、じゃあなんか賭けるか!ってなって、じゃあ負けた方はこのつまみ食べちゃだめとか軽い賭けをしてて、負け続ける古森が「なんで!?」って訊いたら「友だちに教えてもらった」と笑う角名。「うーわっ、ずる!お前そりゃないわ!」って古森はふざけながら笑うけど、それに角名はちょっと間を置いて「…そうだよ、俺ってずるいやつなの」と自嘲気味に笑う。いつもと違う様子の角名にどうした?って訊くと、忘れてくれたら話すというので頷く古森。
─── 高校の時、すっごく好きなやつがいたんだよね。付き合えると思ってなかったから告白されて嬉しかったのに、卒業式の後にこっぴどく振ったの。そんなに好きじゃなかったみたい、って嘘までついて。そいつ、将来のためにこれから忙しくなる時でさ。俺はその邪魔にしかならないから、だから別れたの。俺は関西離れるし、ちょうどいいじゃんって思って。今でも忘れられないくらい好きだけど、でもあの時俺はそいつのこと傷つけちゃったから。だから、あれ以来連絡もとってないんだよね。どの面下げて連絡してきてんだってなるじゃん。顔も見たくないと思うでしょ、普通。
2041─── 高校の時、すっごく好きなやつがいたんだよね。付き合えると思ってなかったから告白されて嬉しかったのに、卒業式の後にこっぴどく振ったの。そんなに好きじゃなかったみたい、って嘘までついて。そいつ、将来のためにこれから忙しくなる時でさ。俺はその邪魔にしかならないから、だから別れたの。俺は関西離れるし、ちょうどいいじゃんって思って。今でも忘れられないくらい好きだけど、でもあの時俺はそいつのこと傷つけちゃったから。だから、あれ以来連絡もとってないんだよね。どの面下げて連絡してきてんだってなるじゃん。顔も見たくないと思うでしょ、普通。
ytgr_9u
DONEもちマスぎねがおてこてのはっぴーきゅーぴっどになるお話です。御手杵と篭手切江とおてぎね「ね〜おてぎねさん、どう思う?」
「……」
「御手杵さんってば、また朝寝惚けて抱きしめてきたんだよ」
「……」
「ご飯の時も口におべんとうつけて……」
篭手切がどんなに話しかけても言葉は返ってこない。しかしそれは当然のことであった。相手は『ぬいぐるみ』なのだから。
審神者から貰ったぬいぐるみ、それは篭手切の想い刀がモチーフになったものだった。綿の詰まったもちもちのぬいぐるみをつっつきながら、ただひたすらに今日あった出来事を喋り続ける。本物の御手杵は本丸の資材不足解消の為にずっと遠征に行ってるから、この『ひとりごと』が聞かれる心配はない。
「そういえばね、御手杵さんとお風呂で一緒になったら、絶対水の掛け合いになるから楽しいんだよ」
2066「……」
「御手杵さんってば、また朝寝惚けて抱きしめてきたんだよ」
「……」
「ご飯の時も口におべんとうつけて……」
篭手切がどんなに話しかけても言葉は返ってこない。しかしそれは当然のことであった。相手は『ぬいぐるみ』なのだから。
審神者から貰ったぬいぐるみ、それは篭手切の想い刀がモチーフになったものだった。綿の詰まったもちもちのぬいぐるみをつっつきながら、ただひたすらに今日あった出来事を喋り続ける。本物の御手杵は本丸の資材不足解消の為にずっと遠征に行ってるから、この『ひとりごと』が聞かれる心配はない。
「そういえばね、御手杵さんとお風呂で一緒になったら、絶対水の掛け合いになるから楽しいんだよ」