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    キーボード

    kiribako_game

    DOODLE先日、かぼぷりさんにキャッチボール気分で軽くボール(幻覚)を投げたら、ドッチボール級の豪速球(幻覚)が返ってきたので「これはちゃんと書かねば!」とキーボードに向かいました。楽しかったです。うちの子メインではありますが、楽しんでいただければ幸いです。勢いのまま書き散らした落書きなので、後から加筆修正するかもです。というかすでにしています。
    【うちよそ】ジャナフ狩猟事件【MHR】【事の経緯】ジャナフ狩猟事件(かぼぷりさん命名)
    桐箱のメインハンターのイツキとかぼぷりさんのサブハンターのヤコちゃんとマルチでアンジャナフ狩りに行く→うっかりヤコちゃんが1乙する→桐箱が1乙して泣いちゃうヤコちゃんやクエスト後の幻覚を壁打ちする→かぼさんが自分の子中心の小説を書く→桐箱がうちの子中心の小説を書く←イマココ

    【あらすじという名の幻覚】
    ヤコちゃんとイツキが一緒に狩猟に出る→アンジャナフ狩猟中に、ヤコちゃんが1乙→全力で泣きながら謝罪→イツキが宥めている途中で、ヤコちゃん寝落ち→クエストリタイアして、ヤコちゃんの里に戻ってきたよ←イマココ

    【登場人物】
    ヤコちゃん:かぼぷりさん里のハンターちゃん。妹。今回は寝ている。
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    ねこの

    PROGRESSキーボードが来るまでストップノウム・カルデアは閉鎖された空間だ。外気は通らず、日光など取り入れられる道理も無い。施設内に疑似日光を再現できる部屋は有るが、あくまで疑似だ。シミュレーターなんかもそうだが、どれだけ限り無く本物に近くとも欺瞞に過ぎない。
     漂白された地球が一体どうなっているのかを斎藤は知らなかった。聞いてもきっと分からないだろう。記憶にあるよりもずっと技術の進んだ施設は便利だが味気ない。昼も夜も同じよう室内を照らす照明も、人間に害を及ぼさぬよう常に働く空気清浄機もよくできていると思うものの、揺らめく火を眺めたくなる。或いは様々なものが混じった土のにおいを嗅ぎたくなった。思えばシミュレーターはこの辺りが足りない気がする。エネミーを斬ったとて血や臓物の臭いが鼻の奥にこびりつく感触は無い。
     レイシフトに手を上げたのもそういう理由だ。今回は多少の揺らぎが観測された土地の調査とあって緊張感が薄い。ベースキャンプを作り、ここを拠点に数日間の探索を行う。野営には慣れているのか、随分と手際が良かった。
     頭上には晴れ晴れとした晴天が広がっている。放牧地なのか草が青々と生い茂り、寝転べば心地良さそうだ。敵性生物の気配 9055