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    クラス

    もめんどーふ

    DONEDKぎゆさね
    クラスに馴染めないコミュ障ぎゆに、人気者さねが絡んでいく話
    ・ぎゆが趣味で小説を書いてる
    ・恋愛小説といいつつ中身は少女漫画

    もしよろしければ、読んでもらえたら嬉しいです
    恋愛小説「なァ。いっつも何書いてんだ?」
     いきなり頭上から降ってきた声に、慌てて顔を上げる。目の前では、大きな藤の目がじっと俺の手元を覗き込んでいた。
     不死川実弥。白い髪に傷の入った顔が目を引く同級生だ。見た目は怖いが、実際は明るくてノリも良く、クラスで友人と楽しそうに過ごしている。俺とは、正反対のような人。
     そんな男が、一体俺に何の用だろう。そっとしておいて欲しいのに。
    「べ、別に、何も……」
    「何もってこたぁねえだろうよ」
     慌てて腕で覆い隠すも、不死川は追求を止めない。周りのクラスメイトもなんだなんだとこちらに視線を向けている。嫌だ、目立ちたくない。
    「な、何でもない!」
     勢いよく立ち上がると、不死川が少し仰け反る。その隙に紙を纏めて立ち去ろうとした……のに。自分が起こした風圧で、束ねた紙が机の周りに散らばってしまった。こんな時に限って。怒りたいような泣きたいような気持ちでそれをかき集めていると、目の前の一枚がひょいと持ち上げられた。そしてそのまま、彼の目の前に連れて行かれる。
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    ameno_mico

    MOURNINGまず前提として…中学三年生の都夢湖春(トユメコハル)は現在保健室登校をしています。そして怪我しやすい体質でよく保健室に来るクラスメイトの宙(ソラ)と仲良くなり、今は宙に恋心を抱いております!湖春以外の登場人物は星蘭(セイラ)、白夜(ビャクヤ)、宙で、この3人は兄弟です!
    書きたいところだけ書いたので展開がイマイチ分からんところもあると思いますが雰囲気で流してください!ご精読感謝感謝‼️🙏✨🙏
    勘違い「失礼しました」
     軽くお辞儀をしながら保健室の扉を閉めて、私は屋上に向かった。
     
     一日の大半を保健室で過ごし、他の生徒を見ることが少ない私は、授業が終わって部活動や下校をする人たちを上から眺めるのが好きだった。
    (宙くん、今日は来なかったなぁ。部活やってるとこ見えるかな……)
     そんなことを考えながら階段を上っていると、屋上の扉が少し開いていることに気がついた。
     先客がいるならまた今度にしようと思い引き返そうとしたが、聞き覚えのある声がして足を止めた。
     
    (宙くん……?)
     誰かと話しているようだ。
     扉の隙間からそっと顔を覗かせる。相手は女の人……?
     ここからじゃよく聞こえない。もう少し近づこうとした時、
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