ケビン
Emma_ppt
DOODLEイメージソングケビンとPPT夢OCのCPなので注意
ケビンは姿想像&オリジナルで描いてるから、夢なのかなんだか分からなくなってきた
(選曲テイルズの主題歌まみれ、テイルズ好きです)
多々野
DOODLEケビスウ尊主ケビンが高校生のスウに会う話
一葉の書置き「尊主、これを」
王座に座る主に対し、灰蛇が恭しく差し出したものは、一枚の木の葉だった。枝先から生え出したばかりのような、若々しい春の緑色をしている。むろんケビンの目からすれば、それが灰蛇がそこらで拾ってきた植物の葉ではないことはひと目で分かる。崩壊エネルギーを帯びるそれは、実際には葉ではなく、葉の形をした道具の一種だ。
どこで入手したか聞くと、火を追う蛾の基地の一つで発見したのだという。そこはケビンが量子の海に沈む前、スウと華と最後に会議をした場所だった。
「預かろう」
ケビンが葉を受け取ると灰蛇は下がっていった。広間が再び静寂で満ちた。王座に深く腰掛けたまま、手の中で葉をもてあそぶ。薄暗い空間の中で葉は微かに発光しているように見える。
3550王座に座る主に対し、灰蛇が恭しく差し出したものは、一枚の木の葉だった。枝先から生え出したばかりのような、若々しい春の緑色をしている。むろんケビンの目からすれば、それが灰蛇がそこらで拾ってきた植物の葉ではないことはひと目で分かる。崩壊エネルギーを帯びるそれは、実際には葉ではなく、葉の形をした道具の一種だ。
どこで入手したか聞くと、火を追う蛾の基地の一つで発見したのだという。そこはケビンが量子の海に沈む前、スウと華と最後に会議をした場所だった。
「預かろう」
ケビンが葉を受け取ると灰蛇は下がっていった。広間が再び静寂で満ちた。王座に深く腰掛けたまま、手の中で葉をもてあそぶ。薄暗い空間の中で葉は微かに発光しているように見える。
しののめ
DOODLEケビ←スウ 再会前 伝承編のネタばっかりです「僕はケビンの親友だからね」
僕のヒーロー
花は散っていくものだ。
「おはよう。昨日は、病院の梅が綺麗に咲いていたよ」
一つ。
「……おはよう。おやすみかな、もう。また僕は……助けられなかった」
一つ。
「おはよう。今日は……少し遠くまで、花を探しに行こうかな」
また、一つ。
「それじゃあ、行ってきます、ケビン」
写真の中、暖かな笑顔を浮かべる彼にそう声をかけて、その青年──スウは、大きく息を吸い込んだ。
たった一人の親友、そして、スウにとって唯一で最高のヒーロー。それが、少年の目に映るケビンという男の全て。バスケが好き、流行りの音楽も好き、そして気になる女の子がいる。そんな、どこにでもいる普通の男の子。それが彼だった。まだ未熟で幼くて、暖かく明るい声で自分の名を呼ぶ少年の姿を、スウは一度も忘れたことはない。眩しくて、優しくて、隣で燦々と輝き続ける、太陽のような男。いつか、それを見つめる自分も灼き尽くされてしまいそうだ、なんて、幾度となく浮かんだ考えは、とうとう実現しなかった。本当に、あの太陽に身を焼かれていれば、何か変わっていたのだろうか。
1600花は散っていくものだ。
「おはよう。昨日は、病院の梅が綺麗に咲いていたよ」
一つ。
「……おはよう。おやすみかな、もう。また僕は……助けられなかった」
一つ。
「おはよう。今日は……少し遠くまで、花を探しに行こうかな」
また、一つ。
「それじゃあ、行ってきます、ケビン」
写真の中、暖かな笑顔を浮かべる彼にそう声をかけて、その青年──スウは、大きく息を吸い込んだ。
たった一人の親友、そして、スウにとって唯一で最高のヒーロー。それが、少年の目に映るケビンという男の全て。バスケが好き、流行りの音楽も好き、そして気になる女の子がいる。そんな、どこにでもいる普通の男の子。それが彼だった。まだ未熟で幼くて、暖かく明るい声で自分の名を呼ぶ少年の姿を、スウは一度も忘れたことはない。眩しくて、優しくて、隣で燦々と輝き続ける、太陽のような男。いつか、それを見つめる自分も灼き尽くされてしまいそうだ、なんて、幾度となく浮かんだ考えは、とうとう実現しなかった。本当に、あの太陽に身を焼かれていれば、何か変わっていたのだろうか。
おかか
MEMO⚠️性癖ビンゴカード深夜TLで盛り上がっていた癖ビンゴに◯を付けてみました〜。25個の性癖って癖の博覧会?(?)埋めてくださった皆様ありがとうございました、参考にさせていただきます🙇
1人だけビンゴカードを見つけられなかったのが惜しいです😌 6
ぺぺ🙆
DONEハニトラを疑う氷室←甘やかされてる省吾よくケビンが出ます
なんかここ2ヶ月くらいずっとこの話を悩んでまし
た。書きたいのに思いつかなくて。
18↑?yes/no
20241031追記
20241207追記(一応完結) 15538
tera
DONEさぁはじまりました超人委員会主催のファン感謝祭!仮装した選手とファンがコンビを組んで軽い競技をするイベントです!
満員のスタジアムの中から
選ばれたラッキーなファンは誰だぁ~!
ああーっとぉ!
ケビンマスク選手、一目散にセコンドのクロエを選んだぁー!
ハッピーハロウィン2024
多々野
INFOケビメイスウSS本出します『いまは遠いひかりに』
A5/本文51p/¥500(+Booth送料)
崩壊シリーズWebオンリー(11/2~11/4)にて頒布予定
※通販はイベント終了後も開けておく予定です
→追記:通販ページこちらです!
https://zanka-wt.booth.pm/items/6250726
---
◆内容
スウ、ケビン、メイがメインのSSまとめ本
既作5本+書き下ろし10本
すべて前文明時代の話で、各話は少しだけ繫がってたり繫がってなかったりします。
描写としてはケビスウとケビメイがありますが、全体的にカップリング要素は薄いです。
---
◆収録SS(15本:計4万字くらい)
【書き下ろし】
-隊⻑の友⼈ ……モブ隊員から見たケビン
-ヴィルヴィの対ケビン武装 ……スウとヴィルヴィの対峙
-先輩のあとさき ……コズマとディストピアから見たケビン
-いなくなってはいけない ……ケビンとスウの距離
-⾒舞い ……スウの見舞いに訪れる人たち
-ずっとそこにあった ……スウの回想
-回答に偽りなく ……エリシアとスウの一幕
-同⾏者 ……メイとスウがお出かけする話
-夢を⾒続けて ……プロメテウスから見たメイ博士
-また明⽇ ……終焉直前のケビン
【既存作】
-休息
-願ってもいいよ
-笑っていられたらいい
-同類
-最後の⼈
ご興味がありましたらよろしくお願いいたします! 3
ユキまるのなんでも置き場
DOODLEパイパイ仮面なにょた(ぎにょ)マリポさんと今回のGTRイベントのレディ風ケビンさん落書きズイ(ง ˘ω˘ )วズイ♥料理下手ウォーたん可愛かった(灬´ิω´ิ灬)♥← 2
AkiCosmos123
DOODLEBen10 のグウェンとケビン。性格と髪色がまどめのバルバロスとシャステルに似てるような気がする:)
Gwen & Kevin from Ben10 Alien Force.
A good example of a good girl & bad boy
多々野
MOURNING没にしたケビスウ雰囲気漫画のラフ描こうと思ったものを補足しておくと、
現文明世界でケビンは体温をコントロールできるようになったが、触れたかったものに触れる機会は既に失われているのだ、という話です
前に現文明本で同じようなこと書いたけどまだ擦る(萌えポイントなので) 2
多々野
DOODLEケビスウ+華/古の楽園※ケビンが犬
※抱きついたりする 二人が ケビンに
※スウの能力をいつもてきとうに捏造しててごめん
いぬかわいい(仮)「スウ、大変です!」
慌てた声が遠くに聞こえて、スウは瞑想を止め顔を上げた。神州の秋に似て黄金色の草木が美しいこの洞天は、スウが古の楽園の中で気に入っている場所の一つだ。その静かな洞天に現れた華は、何か白く小さなものを抱えて、スウのほうへ駆けて来る。
「華。どうしたんだい」
スウの座っている木の下へしゃがみ込んだ華は、あなたがここにいて良かったです、と息を吐いた。
「あの……いえ、まずこれを見てください」
そう言って抱え上げて見せたのは小動物だった。缶詰――ではなく、犬。華は白い子犬を胸の前に抱いていた。彼女はきょろきょろと辺りを確認したあと、声を潜め、こう言った。
「たぶん、ケビンなんです」
「……、え?」
2856慌てた声が遠くに聞こえて、スウは瞑想を止め顔を上げた。神州の秋に似て黄金色の草木が美しいこの洞天は、スウが古の楽園の中で気に入っている場所の一つだ。その静かな洞天に現れた華は、何か白く小さなものを抱えて、スウのほうへ駆けて来る。
「華。どうしたんだい」
スウの座っている木の下へしゃがみ込んだ華は、あなたがここにいて良かったです、と息を吐いた。
「あの……いえ、まずこれを見てください」
そう言って抱え上げて見せたのは小動物だった。缶詰――ではなく、犬。華は白い子犬を胸の前に抱いていた。彼女はきょろきょろと辺りを確認したあと、声を潜め、こう言った。
「たぶん、ケビンなんです」
「……、え?」
多々野
INFOケビスウ『いつか夜の果てまで』本文サンプル前文明が終焉を迎えたあと、スウとケビンが新世界で過ごした時間の断片。
崩壊シリーズWEBオンリー(10/21・22)にて頒布します。A5/本文50p/¥500/Booth通販予定
表紙と段組サンプル→ https://poipiku.com/5821413/9389388.html
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・捏造設定が大量にあります。
・恋愛・性愛描写なし。ただし身体の接触は多めにあります(首絞め未遂・額へのキス含む)。
・合間に挟まってる短歌のみツイッター再録です。
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古の楽園から第一部終章までの更新中、祈りと怨念を込めて少しずつ書いていたものを繋いで本にしました。
彼らの、前文明終焉後の長い人生に、温かな時間が少しでもあったことを願っています。第一部完結おめでとう!
いつか夜の果てまで 世界を見る。
世界が興り、栄え、滅ぶさまを見る。人々が懸命に生きて、抗い、死ぬところを見る。
一本の大樹の生い茂る葉の一つに、一つの世界が映っている。葉は無数にあった。世界も無数にあった。その樹から枯れ落ちない葉を探すことが観測者の仕事だ。
しかし、何百年、何千年と観ている中で、枯れない葉は一つもなかった。葉は必ず枯れる。どれだけ青く美しい葉も、いずれは枯れ落ち、海中の泡となる。
観測者は、枯れ落ちた葉が泡と消える前に拾い上げては掌中に包み、葉脈の一つ一つをつぶさに見つめた。終わりゆく世界の残響に耳を傾けた。
そんなことをして何の意味があるのと、かつて、仲間の一人が笑ったことがある。彼女を満足させられるような『意味』はない。しかし観測者は、見ることが、見届けることこそが己の責務だと考えていた。そこにあった物語が溶けて消える前に、せめて自分の魂に刻もうとした。はらはらと落ちる葉の全てを惜しんだ。
6309世界が興り、栄え、滅ぶさまを見る。人々が懸命に生きて、抗い、死ぬところを見る。
一本の大樹の生い茂る葉の一つに、一つの世界が映っている。葉は無数にあった。世界も無数にあった。その樹から枯れ落ちない葉を探すことが観測者の仕事だ。
しかし、何百年、何千年と観ている中で、枯れない葉は一つもなかった。葉は必ず枯れる。どれだけ青く美しい葉も、いずれは枯れ落ち、海中の泡となる。
観測者は、枯れ落ちた葉が泡と消える前に拾い上げては掌中に包み、葉脈の一つ一つをつぶさに見つめた。終わりゆく世界の残響に耳を傾けた。
そんなことをして何の意味があるのと、かつて、仲間の一人が笑ったことがある。彼女を満足させられるような『意味』はない。しかし観測者は、見ることが、見届けることこそが己の責務だと考えていた。そこにあった物語が溶けて消える前に、せめて自分の魂に刻もうとした。はらはらと落ちる葉の全てを惜しんだ。
tera
DONE22年12月発行のケビクロ本「Hard Candy」後半の全年齢部分のみです
年齢制限はありませんがBLとなりますので
苦手な方はご注意ください
たくさん手に取っていただきありがとうございました😌❤️
※ケビンはオリンピック前にエリザベスという名前の彼女と別れた公式設定があります
(リズはエリザベスの愛称です) 8
koooooooooooqu
DOODLEクロ工の波がきてたので描くっきゃないと描いたんですが泣かせてしまった…フォロワーさんがケビンを「光の矢」と喩えてらしたのに感化されました。闇を負の連鎖を切り裂き照らしてくれケビン。
もこ.
DONE雑誌用の坊ちゃんズの写真を撮影中の万太郎とケビン。笑顔をくれないので困っているカメラマンさんを尻目に、桃くせぇ!とか、爽やかぶった匂いさせてる!…とか、ごちゃごちゃモメていると良いw
※フォロワーさんへの捧げ物の微改編です。
neo_arisawa
DONEあおあけ開催おめでとうございます!ということで、11年来のFE界隈の相互と合作をしました!! #あおあけ祭
オスカー・ケビン・マーシャ:じょ@jo_ynr0919
マカロフ:ゆいたろ@taro7513
ジョフレ・ステラ:jutag@neo_arisawa 2
多々野
DONE『同類』アポニア(→エリシア)とスウ(→ケビン)
いつもどおり友愛だか恋愛だか何だか決めてません
※アポニアとスウの間に特別な感情はないですが、ちょっと接触があります
※精神感知型融合戦士ってエロいなと思ってる人が書いてます
2022/11 2575
rara_wcat
DOODLEゼノサーガのシオンとケビン先輩の回想シーンをリバミファでパロしてみました。ツイッターでも投稿しましたがバックアップも兼ねてこちらにも投稿
挨拶という魔法 三日後に神獣繰りの試練を控え、私達は城で姫様とプルアさんから試練の概要を聞かされた。
――いよいよルッタが目覚める。
あの可愛らしい神獣が動く様子を想像するだけで胸がドキドキして、その日の夜は中々寝付けなかった。
「だめだ…全然眠れない」
少しだけ外を散歩でもしようかと思い立ち、宛てがわれた部屋を抜け出す。
静かな長い廊下を抜け、この間ウツシエを撮った中庭にたどり着いた。
「あれ……?」
いつかのあずまや近くまで来た時、見知った後ろ姿が視界に入った。
「こんばんは、リーバル」
「……なんだ、君か」
こちらを振り向いた翡翠の瞳には篝火の赤が差し色のように入り込んでいた。
リト族って鳥目で夜目は利かないって教わったのだけど大丈夫なのだろうか。お城(ここ)は外も夜警の兵士の為に篝火が焚かれているから、夜でも出歩けるのかもしれない。
1868――いよいよルッタが目覚める。
あの可愛らしい神獣が動く様子を想像するだけで胸がドキドキして、その日の夜は中々寝付けなかった。
「だめだ…全然眠れない」
少しだけ外を散歩でもしようかと思い立ち、宛てがわれた部屋を抜け出す。
静かな長い廊下を抜け、この間ウツシエを撮った中庭にたどり着いた。
「あれ……?」
いつかのあずまや近くまで来た時、見知った後ろ姿が視界に入った。
「こんばんは、リーバル」
「……なんだ、君か」
こちらを振り向いた翡翠の瞳には篝火の赤が差し色のように入り込んでいた。
リト族って鳥目で夜目は利かないって教わったのだけど大丈夫なのだろうか。お城(ここ)は外も夜警の兵士の為に篝火が焚かれているから、夜でも出歩けるのかもしれない。
多々野
DONEスウと、とある村の子どもの話(モブ視点)現文明
少しだけケビンも出てくる
弔い草木を踏み分けて、鍬の柄を杖代わりに歩いていると、山の中に知らない人間を見つけた。灰色の長い髪と、見慣れない服装で、見るからに余所者だ。その余所者はおれのいる方に背を向ける形で、土の上に膝をついて座っていた。
そいつがいた場所には、死んだ村人を適当に積んであったはずだが、死体は一つもなくなっていた。その代わりに、地面にぼこぼこと山ができている。
「あんたが埋めたのか」
背後からそう投げかけると、そいつは特に驚いた素振りもなく、「ああ」と答えて、振り向いておれを見た。
『見た』とはいっても、そいつは目を閉じていた。長いまばたきかと思ったが、ずっと目を開けない。盲人か、と頭の中で呟いた。この村にも目が見えない婆がいて、見えていないはずなのに、ぴたりと正しくこちらの方向を向くことがあったから、そういうやつなのかもしれない。おれがじろじろと観察していると、そいつは、
3151そいつがいた場所には、死んだ村人を適当に積んであったはずだが、死体は一つもなくなっていた。その代わりに、地面にぼこぼこと山ができている。
「あんたが埋めたのか」
背後からそう投げかけると、そいつは特に驚いた素振りもなく、「ああ」と答えて、振り向いておれを見た。
『見た』とはいっても、そいつは目を閉じていた。長いまばたきかと思ったが、ずっと目を開けない。盲人か、と頭の中で呟いた。この村にも目が見えない婆がいて、見えていないはずなのに、ぴたりと正しくこちらの方向を向くことがあったから、そういうやつなのかもしれない。おれがじろじろと観察していると、そいつは、