コテ
hurai_yashikigo
DONE2月に発刊したアイドルぶぜこて本、『あなたの一番』のSSです。たくさんの方々に手に取っていただき、嬉しく思います。ありがとうございます!
本編後の話でこてくんにミュージカルの仕事がきて、ミュージカル俳優御手杵と鶴丸が出てきます。 6
ytgr_9u
DOODLE疲れていたので温度低めで甘めのおてこて書きました。「おてぎねさん」俺の名前を呼ぶ声と共に、部屋の襖が開いた。
「こてぎ、り」
部屋に入ってきた篭手切は、何も言わないまま、布団を敷き終えたばかりの俺に向かって突進するように抱きついてきた。
「おぉ? どうした」
「ん〜〜〜」
唸り声がお腹に響いてむず痒い。
「篭手切ー?」
「ぅ〜〜〜〜」
篭手切がこうなるときは疲労が限界に近いときだ。心做しか、頭頂部にあるあほ毛も元気がないように見える。
何かあったんだろうか。ああ、確か第2部隊は1週間出陣続きだったんだよな。
当番表を思い出した俺は、そのまま篭手切の形のいい頭を撫でて、その小さな身体を潰してしまわないように優しく抱きしめ返してやった。
「お疲れさま、篭手切」
「…………」
「風呂は入ったか?寝る支度は?」
返事の代わりにぐりぐりと頭を押し付けられて、言葉になっていない呻くような小さな声で肯定を示された。
「よーし、じゃあ布団行くぞー」
「ん〜」
篭手切に抱きつかれた状態のままでずるずると移動して、布団の上で篭手切ごと布団に包まった。
「ほら、あったかいだろー」
「……ぅ」
「明日からしばらく休みだよな?」
声を出すの 931
sawara__oishii
DOODLEブラピンの着ぐるみ空港ファッションが可愛くて好きなのでくもさみにも着せた現場で合流した松井は「うわ…本当に着てる……」って顔するし豊前と桑名は「似合ってんな!」「ゆめかわってやつだね」ってニコニコしてるし、こてくんはずっとインスタ用に写真撮ってる マトモなツッコミがいない
🦌🐓
DOODLEおてこて霊力うんぬんかんぬんの色変わるやつ
普段はこての萌黄色の瞳が宝石みたいで好きだなぁと思ってるけど 自分の色に染まるのを見てこれもまあ悪くないと思うおてぎねくん
こてはまだ気付いてない…
(アッ 眼鏡は邪魔だからどっかやってることにしてください…(忘れてた))
ytgr_9u
DOODLE本丸のバグによって分裂したこてぎりくんと振り回されるおてぎねさんの話(おてこて前提)「おってぎねさんっ!」「おてぎねさん!」
両腕を引っ張られた俺は心の底から困惑していた。
「こて、ぎり……?」
「「はい!」」
綺麗にハモった2振りはどちらも紛れもなく篭手切江で。いつも通り昼寝して、起きた時に両脇に篭手切江がいるなんて、誰が想像できただろうか。
「おてぎねさん!私と一緒に万屋行こう!」
「だめだよ!おてぎねさんは私と一緒に畑当番があるんだから!」
「畑当番……それはちゃんとやらなきゃだね」
1度は納得したような篭手切だったが、すぐに何かを思いついたようにパンと手を打つ。
「私も手伝うから、早く終わらせて一緒に万屋行こう!」
「手伝ってくれるの?」
「もちろん!」
「……じゃあ!」「おてぎねさん!」
「「行こ!」」
俺の意思は何一つ聞かれないまま、両腕を篭手切にひっぱられてずるずると畑まで連れていかれる。
「なぁ篭手切……」
「「なんですか?」」
「あ、いや……なんでもない……」
2振りが一生懸命畑を耕しているところで「ちょっと休もうぜ」なんて言えるもんじゃない。篭手切は分裂しても篭手切だなぁと思いながら、俺もせっせと手を動かすことにした。
けどやっぱり、同 924
🦌🐓
DOODLE抱っこおてこてこてがちっちゃすぎたのでこっちにあげる
抱っこされるような何かあったんでしょうね…?(謎)
「江の奴らが見てるぞー?」
「⁉︎…そういうことは早く言って!!ちょ、っと、おろして!(ジタバタ)」
江打に見られるのは恥ずかしいこて
かわいいからおろさないおて
べこ
CAN’T MAKEコテ+ゾウSSお試し投稿「ゴ、ゴンゾウさま~」マイカの里の財を守る漆喰の金蔵に、おさげ髪の少女が息を切らしながら
蔵の金庫番であるゴンゾウに駆けよった。
「どうしたそんなに急いで。珍しいな、今日はコテツと一緒ではないのか」
大柄な体をかがめて、少女と同じ目線になったゴンゾウは
いつも少女と遊んでいるコテツがいないことに気付いた。
「あのね、コテツとね、さっきまで一緒に山で遊んでたらね
コテツが足を滑らせて落ちちゃって、助ようとしたんだけど私じゃ手が届かなくて、ゴンゾウさまコテツを助けて……」
しゃくり上げながらうわああんと少女が泣き出した。助けを呼ぶために大人でも息が上がる坂道を上り、金蔵まで一心に走ってきたのだ。ゴンゾウは懐から懐紙を取り出すとそっと当てるように少女の涙を拭った。
「ゴンゾウさま、後の番は私にお任せください」
話をきいていたのだろう、ぎいと重たい蔵の扉をわずかに開けて財を管理している忍がゴンゾウに声をかけた。
「かたじけない、この借りは近いうちに返す」
「ほら、もう泣くでない。コテツは山のどのあたりで落ちたのか思い出せるか」
「ドングリがいっぱい落ちているとこ……」
マ 3836