サイド
petari86stick
PROGRESSこれはアユタヤくんのサイドテーブルなんだけれど「あいつこんなに本読むか??」と自分との解釈違いが発生している
サボりつつチマチマ描いてたら一月も中旬になってしまったよ
そろそろSkebと挿絵のほうに本腰入れなければ
u_modayo
PROGRESS鬼殺隊サイドの登場です。まずはやっぱりお馴染みの彼ら⚡️🐗
今年もよろしくお願いします。
檸檬11 ⅲ. 猪頭と寝太郎のタンポポ
「なぁおい紋逸」
「何? 今ちょっと忙しいから話しかけないで欲しいんだけど。ていうか、いつになったら俺の名前マトモに呼べるようになるのさ」
「俺様の背中にしがみついてるだけのクセによく言うぜ。本当にこの先が出口であってるんだよな?」
「そ、そのはずだけど……? 雨と風の音がするし、それに混じって焚き火の音もする。もしかしたら雨宿りしてる人がいるのかも………あ、ほら。あそこに灯りが」
「猪突猛進ッ……!」
「ウッッソデショッッ! ちょっと待ってよイノスケェエエ!! この洞窟なんか怖いんだよォオ!! 変な感じするのぉっ! 置いてかないでェエエ!!!」
洞窟の奥の方から何やら汚い叫び声が響いてきて、炭治郎は膝に埋めていた顔を上げた。横を向いて暗闇をジッと見つめていると、段々と足音が近づいてくる。
5174「なぁおい紋逸」
「何? 今ちょっと忙しいから話しかけないで欲しいんだけど。ていうか、いつになったら俺の名前マトモに呼べるようになるのさ」
「俺様の背中にしがみついてるだけのクセによく言うぜ。本当にこの先が出口であってるんだよな?」
「そ、そのはずだけど……? 雨と風の音がするし、それに混じって焚き火の音もする。もしかしたら雨宿りしてる人がいるのかも………あ、ほら。あそこに灯りが」
「猪突猛進ッ……!」
「ウッッソデショッッ! ちょっと待ってよイノスケェエエ!! この洞窟なんか怖いんだよォオ!! 変な感じするのぉっ! 置いてかないでェエエ!!!」
洞窟の奥の方から何やら汚い叫び声が響いてきて、炭治郎は膝に埋めていた顔を上げた。横を向いて暗闇をジッと見つめていると、段々と足音が近づいてくる。
生き恥
DOODLEオケパロ。世話を頼まれた月と技巧は飛び抜けてあるが、なかなか音色に感情が籠らない鯉の話。
※カプ要素はない
あのキャラ達が大人しく楽器を演奏する質とは思えないので、普通に書いてみたかっただけ。続かないと思う。
今回の曲は『「ウエスト・サイド・ストーリー」よりシンフォニックダンス』。
この楽団は、J.シュトラウス2世の『雷鳴と稲妻』が上手そう。
聞くこと、見ること 今年の10月、鶴見さんが懇意にしていた鯉登平次先生がコンマスを引退し、鶴見楽団はコンマスが不在になった。ニューイヤーコンサートを控えた今、その代わりに、現在有名音楽大学に通う次男の鯉登音之進が継ぐことになったのだが……
「白石!B♭の音が少し低い!それとも貴様のチューナーが壊れてるのか!?」
「これが限界だよ〜、今日めっちゃ寒いんだもん。演奏してたら暖まるよ。」
「ふざけるな、チューニングで楽団の演奏が左右されるのだぞ。」
「……いや、わかってるよ!分かってるけどさ!」
コンマスが音之進に変わってから、毎回こんな感じで、何度か衝突が起きかけている。
「まあまあ、何も全てピッタリとピッチがあった音で吹くこと、弾くことだけが全てじゃない。みんなで揃った音色を奏でることこそが重要なんだが。それに、白石のピッチも特段外れている訳では無いぞ。1ミリ、2ミリのものだ。」
13592「白石!B♭の音が少し低い!それとも貴様のチューナーが壊れてるのか!?」
「これが限界だよ〜、今日めっちゃ寒いんだもん。演奏してたら暖まるよ。」
「ふざけるな、チューニングで楽団の演奏が左右されるのだぞ。」
「……いや、わかってるよ!分かってるけどさ!」
コンマスが音之進に変わってから、毎回こんな感じで、何度か衝突が起きかけている。
「まあまあ、何も全てピッタリとピッチがあった音で吹くこと、弾くことだけが全てじゃない。みんなで揃った音色を奏でることこそが重要なんだが。それに、白石のピッチも特段外れている訳では無いぞ。1ミリ、2ミリのものだ。」
えむ🐮
DONEれめししクリスマス配信ネタの腐女子モブ視点のサイドストーリー
204号室 ゴキゲンよう観測者の諸君! こちら204号室だ!
と、推しのモノマネはさておき、ワタクシ、204号室の住民としてひょんな事からかれこれもう半年くらいテラリウムに監禁されてます。
監禁されてるとかヤバくね? そうですよねヤバいです。そりゃあもちろん嫌でしたよ。自殺を考えるくらい嫌でしたよ。いろんな意味で気が狂いそうな日々でした。
でも、今はそんなの全て過去形なんです。
ああ、解放されたのか。悪い犯罪者は逮捕されたんだね。いや、違います。地獄が天国に反転したってだけなんですよ!
皆様が私の身の上話に興味があろうとなかろうと勝手に語りますね。そう……あれは今から半年ほど前──
あっ、ココで回想の導入っぽい効果音とエフェクトお願いします。
1821と、推しのモノマネはさておき、ワタクシ、204号室の住民としてひょんな事からかれこれもう半年くらいテラリウムに監禁されてます。
監禁されてるとかヤバくね? そうですよねヤバいです。そりゃあもちろん嫌でしたよ。自殺を考えるくらい嫌でしたよ。いろんな意味で気が狂いそうな日々でした。
でも、今はそんなの全て過去形なんです。
ああ、解放されたのか。悪い犯罪者は逮捕されたんだね。いや、違います。地獄が天国に反転したってだけなんですよ!
皆様が私の身の上話に興味があろうとなかろうと勝手に語りますね。そう……あれは今から半年ほど前──
あっ、ココで回想の導入っぽい効果音とエフェクトお願いします。
MAcaROn_3923
DOODLEこちらは送料を余分にいただいてしまった方への、お詫びの小説となります!内容は本編のサイドストーリーとなります。
5話まで読了後にお読みになることをおすすめ致します🙇🏻♂️
ご都合妖術にかかってしまう🥞の話です!
本編があまり甘いシーンがないので、甘い話に(なってるか?)しました!
改めまして、この度はこちらの不手際でご迷惑をお掛けしてしまい誠に申し訳ございませんでした🙇🏻♂️? 3332
eye_0526
DONEテランスとディオンが両思いになって付き合い始めるまで。です。前回の「憶い」↓
https://poipiku.com/1074241/9637063.html
がテランスサイドで、内容は同じですが今回はディオンサイドで話が進行します。
前々回の「御伽噺」の続きですが、読まなくても大丈夫です。
「御伽噺」はこちら↓
https://poipiku.com/1074241/9608450.html
依存 テランスに憶いを告げられてから、ディオンはテランスよく観察するようになった。肩幅が思いのほか広く、背中も大きい。それなのに腰が細い。目が合えばにこりと笑って「どうされました?」と高確率で言う。靴はいつも左から履く。くしゃみは二度することが多い。匙の持ち方に少し癖がある。などなど…。十年以上も一緒にいたのに初めて気づくことが沢山ある。
男に憶いを寄せられるなど思っても見なかったが、テランスなら不思議と嫌悪感はなく、それ以上に幸福を感じた。更に、今はまだ殆ど寝たきりのためテランスとの距離はいつも以上に近い。が、もっと近くに…できるだけ長い時間を…と、欲するようになった。
足音が聞こえる。テランスの足音だ。こつこつと小気味良いリズムで、床を擦るような音はさせないのが彼の特徴だ。踵から地面に足を落とし、足の裏全体で軽快に蹴る。
5524男に憶いを寄せられるなど思っても見なかったが、テランスなら不思議と嫌悪感はなく、それ以上に幸福を感じた。更に、今はまだ殆ど寝たきりのためテランスとの距離はいつも以上に近い。が、もっと近くに…できるだけ長い時間を…と、欲するようになった。
足音が聞こえる。テランスの足音だ。こつこつと小気味良いリズムで、床を擦るような音はさせないのが彼の特徴だ。踵から地面に足を落とし、足の裏全体で軽快に蹴る。
16natuki_mirm
DONE「僕と君の間には」の続きの、自覚しはじめイルアズと、あほな僕同盟があほしてる話。新刊「僕らのアオハル狂騒曲」のサイドストーリーにもなっています。12月17日開催のイルアズオンリーの無配だったやつです。(ちなみに新刊はとらさんで予約受付中です~→https://ecs.toranoana.jp/joshi/ec/item/040031118617)
【イルアズ】境界線、探して「……と、いうわけで、エッチな本を買いに行きます」
何が「と言うわけ」なの、という入間の真っ当な疑問はあっさりと無視された。
「大人の階段を上がるんだよ、イルマくん」
左右からリードとソイに腕を掴まれた入間は、右と左へと交互に何度も顔を向けるが、両サイドから返ってくるのはニヤニヤとした笑い顔だけだった。
どうやら、二人の間で何やらの話が盛り上がっていたようで、その何やらの話を一切聞いていない入間も巻き込んで、不道徳な本を買いに行ってみようと、そう言う話になったらしい。
「えっ、聞いてないよそんなの!」
「いつか僕らは大人になる――それが、今なんだよイルマくん」
「そうだよ」
「い、いやあの、そういうことなら僕は今日は……」
4645何が「と言うわけ」なの、という入間の真っ当な疑問はあっさりと無視された。
「大人の階段を上がるんだよ、イルマくん」
左右からリードとソイに腕を掴まれた入間は、右と左へと交互に何度も顔を向けるが、両サイドから返ってくるのはニヤニヤとした笑い顔だけだった。
どうやら、二人の間で何やらの話が盛り上がっていたようで、その何やらの話を一切聞いていない入間も巻き込んで、不道徳な本を買いに行ってみようと、そう言う話になったらしい。
「えっ、聞いてないよそんなの!」
「いつか僕らは大人になる――それが、今なんだよイルマくん」
「そうだよ」
「い、いやあの、そういうことなら僕は今日は……」
moonrise Path
SPOILERアドベント小説第三夜に登場する水とちいちゃい鬼のサイド。むしろ富士山へ向かう彼らの光景が先にあったのでした。旅「鬼太郎、ほら富士山だ」
腕の中の小さな身体を揺するが、それは眠りのまにまに水木へ全てをあずけ、ぐんにゃりと柔らかいことは男の骨肉に染みついた肉体というものの脆さーー戦場、バラバラになった手足、物言わぬあの肉体ーーを思い出させ一瞬怖気が走る。口の端から垂れるよだれを袖で拭いてやると小さなてのひらがぺたぺた這い回り、水木の手を掴んでようやく落ち着いた。
「……富士山だよ。遠くまで来たなあ」
谷を走る列車は残照を背にした巨大な山影の下、毛虫か芋虫ほどでしかない。男はもう一度、鬼太郎、と呼んだが子どもが目を覚ます気配はなかった。
いいさ、と男は胸の中で呟いた。お前は俺よりうんと長生きをする。その中で富士山を見る機会なんて何度でもあるだろう。この先の未来は明るいのだーー(そう約束したのだ、口約束だろうとも)と頭の中で誰かが呻くーー。それに、長い長い人生の中、流浪のさだめに従うこともあるだろう。
574腕の中の小さな身体を揺するが、それは眠りのまにまに水木へ全てをあずけ、ぐんにゃりと柔らかいことは男の骨肉に染みついた肉体というものの脆さーー戦場、バラバラになった手足、物言わぬあの肉体ーーを思い出させ一瞬怖気が走る。口の端から垂れるよだれを袖で拭いてやると小さなてのひらがぺたぺた這い回り、水木の手を掴んでようやく落ち着いた。
「……富士山だよ。遠くまで来たなあ」
谷を走る列車は残照を背にした巨大な山影の下、毛虫か芋虫ほどでしかない。男はもう一度、鬼太郎、と呼んだが子どもが目を覚ます気配はなかった。
いいさ、と男は胸の中で呟いた。お前は俺よりうんと長生きをする。その中で富士山を見る機会なんて何度でもあるだろう。この先の未来は明るいのだーー(そう約束したのだ、口約束だろうとも)と頭の中で誰かが呻くーー。それに、長い長い人生の中、流浪のさだめに従うこともあるだろう。
suisuikame
DOODLEフラトリサイド レジサイドネタバレあり現行未通過閲覧禁止
(明確なネタバレは無いけど一応)
(レジサイドは本当にネタバレ無いけど裏に書いたレジの絵やメモが透けてるから一応げんみ)
pass→ok
eye_0526
DONEテランスとディオンが両思いになって付き合い始めるまで。です。テランスサイドで話が進行します。
前回の「御伽噺」の続きですが、前回を読まなくても大丈夫です。
前回はこちら↓
https://poipiku.com/1074241/9608450.html
憶い テランスが憶いを告げてから、ディオンの様子が少し変わったことにテランスは気づいた。
初めは自分が意識しているだけだと思っていたが、よくよく過去の事柄を思い返しても最近のようなことは一度もない。明らかに対人距離が近いのだ。
「ディオン様、お昼をお持ちしました」
テランスがディオンのベッドに昼食を持ち運ぶ。
「今日はまともなものが食べられるのだろうな」
「はい。胃も落ち着いてきましたから、固形物を増やしてもらいました」
テランスが盆をそば机に置くと、ディオンは両手を広げる。以前はこのような行動はなかった。
ディオンの背中と腰を抱いて体を起こしてやると、その間ディオンはぎゅうっとテランスを抱く。
「そろそろご自分で起きたらいかがですか?」
4467初めは自分が意識しているだけだと思っていたが、よくよく過去の事柄を思い返しても最近のようなことは一度もない。明らかに対人距離が近いのだ。
「ディオン様、お昼をお持ちしました」
テランスがディオンのベッドに昼食を持ち運ぶ。
「今日はまともなものが食べられるのだろうな」
「はい。胃も落ち着いてきましたから、固形物を増やしてもらいました」
テランスが盆をそば机に置くと、ディオンは両手を広げる。以前はこのような行動はなかった。
ディオンの背中と腰を抱いて体を起こしてやると、その間ディオンはぎゅうっとテランスを抱く。
「そろそろご自分で起きたらいかがですか?」