シーズン
さわやか さわお
DONE完成しました主題はふとももです
ワールドトリガー3rdシーズン最終回!!!!ありがとうございました!!!!!玉狛第2おめでとう!!!!!!
殻を破った千佳ちゃん………ナイスキル………… 6
yumyum00101
DONE冬コミの球里本『欲しいというなら好きなだけ』を買ってくださった方におまけです!同人誌版と違うコマが1コマあるバージョンです。
どっちも楽しんだくださると嬉しいです〜!
期間限定で全体公開にしておきます!
ドリームトーナメント編の球里、
里中くんが原作通り既婚者で、
ロッテ時代に一時的に体の関係があったけど(私がいつも描いてるセフレっぽい関係だった感じっす)
里中がスターズ移籍後は、なんもなくなってる設定です。
リーグが分かれているので交流戦とかオールスターとかポスト・プレシーズンでしかすれ違わない程度。(球団数増えたので先発バッティングもそんなにしない設定)
お好きな方ドーゾ! 28
mata_tabigo
TRAININGワートリ3rdシーズンありがとうございました~!!鉄壁を誇るわたしのレイジー諏訪ー東ラインをすり抜けて、弓場ちゃんめっさかっこよかったです♡(しかし、いつまでたっても「あ、班目」としか思えないwww)
たつやん
DOODLE【創作BL/満弦】おっぱいを触らせて(舐めさせて)くれる先輩オフシーズンに皆でパーッと飲み会をしたあと2人で帰宅したら、
酒に弱い弦次郎が完全に酔っ払ってしまっていて、
冗談交じりに満塁におっぱいを差し出してみたら
母性が溢れ出してときめきがすごい状態(早口)
2枚目以降はそれぞれ少し大きめのものです
20220122 3
LETskyjet (レット)
Happy New Yearぽいぽいし忘れてた2021年年末シーズン落書き。暮れの挨拶とクリスマスのやつ。暮れだからあったかいかわいいかんじがいいなって思って描きました。ファンシーな気分だったんじゃないかな…でもほんとの描き納めは微エロになってしまったけども…w 2
オサハタ
DONEマシュマロありがとうございました!返信不要でいただきましたので、お返事したい気持ちをっ……唇をギリギリと嚙み締めながら堪えてっ……クリスマス半サギョのおまけだけお礼として置かせてください……っ!他の絵もSSもお気に召してくださってありがとうございます!
むしろ見てくださってありがとうございます!!
……ごめんなさいやっぱりひとつだけ!
ミニスカサギョくん可愛いって思ってくれてありがとうございます!!
どう頑張っても色気が出ない!!と絶望していたので救われました……!
マロ主様も素敵なホリデーシーズンをお過ごしください!
本当にありがとうございました!! 3
minamip99
DOODLEシーズン10で今原さんがバンガを煽るようになった頃に描いたやつですローバはまだバンガのこと好きなのにバンガが煮え切らない態度を取ってるから
今原さんのこの煽りは…好きなオンナのためにバンガを焚きつけようとしてるに違いない…なんていいヤツなんだ…でも私個人としては今原さんに身を引いてほしくないよ…!!て情緒が乱れてたんだけど描いてる途中にバンガも自覚アリだとわかって混乱しながら描きました 2
minamip99
DOODLE今原さん×ローバいいのでは…?て思い始めたシーズン9の終わりごろに描いたやつ(もっと早く気づきたかった)今原さんはコミックでローバに中身少女じゃんって言っちゃってる手前もうちょっと悩殺度高めの服でデートにくるとおもっていた回です
斑猫ゆき
DONE精神科の患者タンジロと医者たみおさんの炭魘シーズン2です。夢から醒めたふたりの後日談。誰かの夢は誰かの現実。これで本当に最後の最後です。今まで読んで頂いて本当に有り難うございました。夢限王国の復権 終礼がかかるなり、教室には賑やかしい空気がそこかしこから湧き出し満ちていった。窓から見える校庭の桜はもう大分花びらを落としている。瑞々しい色の葉が生えかけた隙間に、まだ落ちきっていない萼が淡い紅色を添えて、季節のさかいめを彩っていた。去年には、見られなかった色。それが遠目に見えた途端、俺は目が離せなくなる。まるで抜け落ちた経験を吸い上げているかのように。
「炭治郎、お昼行こ」
席に座ったまま窓の外をぼうっと眺めていると、隣から声がかかった。夢の中から聞こえてくるような、柔らかい響き。
声の方を見やれば、民尾が机に両手を突いてこちらを見下ろしている。勿忘草色の瞳が細められて、艶やかな光を渡らせているのが眩しい。
13980「炭治郎、お昼行こ」
席に座ったまま窓の外をぼうっと眺めていると、隣から声がかかった。夢の中から聞こえてくるような、柔らかい響き。
声の方を見やれば、民尾が机に両手を突いてこちらを見下ろしている。勿忘草色の瞳が細められて、艶やかな光を渡らせているのが眩しい。
se__ro
TRAINING2021年まとめカクマコ本と2021-2022ホリデーシーズンカクマコ小話まとめ本の表紙と裏表紙のデザインを色々考えていたので、アップしてみます。どれがいいかなー。気が向くと表紙デザインするのは楽しい 5みるぐる
DOODLEチームBONDで王様ゲームやってみた①「2番はとびっきりの変顔を披露すること」
リアルでの飲み会を控えている方も多いと思いますが、
せっかく忘年会シーズンなのでこんなシリーズを考えてみました。
しばしお付き合いください。
斑猫ゆき
DONE精神科の患者タンジロと医者たみおさんの炭魘シーズン2です。失われてしまったたみおさんを見つけるべくタンジロがもう一度手を伸ばす話③。夢路の果ての大団円、ですがもうちょっとだけ続きます。星屑の証明・Ⅲ 強い日射しが、街路樹の葉に夏を焼き付けていた。黒焦げになった葉のかたちが歩道に落ち、影を作っている。その下に入って陽を避けながら、炭治郎は図書館への道を急いでいた。時折熱で揺らめいて見える遠くの景色は、近づく度に定まって、行き過ぎる。抜けるような空の上に波形をかたち作っていた信号機が、その下を通過する頃には鉄の重たい質感を取り戻す。首筋を滑り落ちる汗が、じくとシャツに染みては不快感をまとわりつかせていった。
肩から提げた鞄は重い。その中には、ハンカチや小銭入れといった普段使いの品を除けば、ただひとつしか入ってはいないというのに。鞄の中に眠るそれが、炭治郎を無言の内に引き留めているようにも思えた。腕を引く重みを振り切って、炭治郎は前へと進む。アスファルトから立ちのぼる陽炎が、夢のように大気を震わせる。
15070肩から提げた鞄は重い。その中には、ハンカチや小銭入れといった普段使いの品を除けば、ただひとつしか入ってはいないというのに。鞄の中に眠るそれが、炭治郎を無言の内に引き留めているようにも思えた。腕を引く重みを振り切って、炭治郎は前へと進む。アスファルトから立ちのぼる陽炎が、夢のように大気を震わせる。
sakana610uwo
DOODLEアニメ『今日からマ王』の観賞後のレポート落書きです。どの話も笑いや感動ありでめちゃくちゃ面白い作品でした!個人的に、コンラートと有利は守り守られる者って感じで、2人の関係性がとっても好きです!今空き時間にシーズン3も履修中です… 3
PrzmStar
DOODLEおはようございますミロカミュ♏️♒️もうシーズンダッシュの時期なんですねーと思ったら今月もう5日しかないのか…やばい五日間も銀河サボってたから今回こそ伝説無理かもしれない(花欲しい)
そして神ミロまでもあと5日…ふ、不安しかない!!!
斑猫ゆき
MAIKING精神科の患者タンジロと医者たみおさんの炭魘シーズン2です。失われてしまったたみおさんを見つけるべくタンジロがもう一度手を伸ばす話。今回たみおさん出てきませんが根底はたんたみです。星屑の証明・Ⅱ とっぷりと暮れた夜にも、未だ夕焼けの名残が残っていた。東の空の端に溶け残った薄桃の明かりが、商店街のアーケードにささやかな照り返しを預けている。けれどそれもすぐに黒に溶けて、二色に塗り分けられた幌の柄の区別はつかなくなる。
炭治郎はそれに背を向けて、善逸と禰豆子とともに学校への道を歩き始めていた。商店街から学校へとまっすぐに続く舗道は、炭治郎が入院する前と同じような顔をして三人を出迎えてくれる。店の配置も、街路樹の背丈も、バス停の剥げかけた時刻表も、あの頃と同じだ。
(……だけど)
すれ違った掲示板に貼られたポスターを一瞥して、炭治郎は胸の中ひとりごちる。少年科学館のプラネタリウムの広告。夜空の青を退色させたそれは、十二星座の物語をテーマにしたプログラムを宣伝していた。確か、入院する前は子供向けアニメのキャラクターが天体の豆知識を語るという番組だった筈なのに。
15111炭治郎はそれに背を向けて、善逸と禰豆子とともに学校への道を歩き始めていた。商店街から学校へとまっすぐに続く舗道は、炭治郎が入院する前と同じような顔をして三人を出迎えてくれる。店の配置も、街路樹の背丈も、バス停の剥げかけた時刻表も、あの頃と同じだ。
(……だけど)
すれ違った掲示板に貼られたポスターを一瞥して、炭治郎は胸の中ひとりごちる。少年科学館のプラネタリウムの広告。夜空の青を退色させたそれは、十二星座の物語をテーマにしたプログラムを宣伝していた。確か、入院する前は子供向けアニメのキャラクターが天体の豆知識を語るという番組だった筈なのに。
rise_infdragon
DOODLEシーズン前半戦が終わり、完走率が歴代キャリアモード最低の30%…当面の間はポイント獲得よりも完走が目標に。
一発の速さはあるけど、レースで安定した走りが出来ないという課題があるので、後半はこの攻略が鍵になりそう。
ただ全体的に2021は難易度が高い(走らせにくい)と言っているユーザーが多いので、自分だけが苦戦しているわけではないみたいだけど…
あとゲームがよくフリーズするのやめてくれぇ…
斑猫ゆき
MAIKING精神科の患者タンジロと医者たみおさんの炭魘シーズン2です。失われてしまったたみおさんを見つけるべくタンジロがもう一度手を伸ばす話。今回ぜんねず要素あり。星屑の証明・Ⅰ 部屋の中には、部屋があった。
机の上に乗るほどの小さな人形の家は、しかし締め切られた居室の中でそれ自身がこの空間を構成する主体であるかのような存在感を放っている。少なくとも、部屋の主である炭治郎にはそう感じられていた。
家の壁は隣接した二辺だけに張られ、開けた残り二辺から中が覗けるようになっている。淡い色彩で統一されたシールで平面上に内装が表現されていて、そのなかにふたつだけ、ぽつんと浮き出したように人形が立っていた。紙粘土で拙くこね上げられたそれは、床に貼られた鉄道模型のシールを覗き込むかたちで慎ましく身を寄せ合っている。
そのうちの黒髪の人形に向けて、炭治郎は話しかける。机の上に半ば寝そべるように視線を合わせ、縋るように。
12264机の上に乗るほどの小さな人形の家は、しかし締め切られた居室の中でそれ自身がこの空間を構成する主体であるかのような存在感を放っている。少なくとも、部屋の主である炭治郎にはそう感じられていた。
家の壁は隣接した二辺だけに張られ、開けた残り二辺から中が覗けるようになっている。淡い色彩で統一されたシールで平面上に内装が表現されていて、そのなかにふたつだけ、ぽつんと浮き出したように人形が立っていた。紙粘土で拙くこね上げられたそれは、床に貼られた鉄道模型のシールを覗き込むかたちで慎ましく身を寄せ合っている。
そのうちの黒髪の人形に向けて、炭治郎は話しかける。机の上に半ば寝そべるように視線を合わせ、縋るように。
斑猫ゆき
DONE精神科の患者タンジロと医者たみおさんの炭魘シーズン2です。『ジョハリの箱庭』本編の裏で起こっていたことをタンジロとむざさま+上弦が解説してくれる話④。とりあえずこれでいったんおしまいです。Lycoris radiataの生活環・Ⅳ「それでは、失礼します」
童磨に伴われて、炭治郎は応接室をあとにする。
そういえば、病室へと案内して貰う途中だったか。そんな記憶がやっと意識の表面に浮かんでくる。途端にずしりと重くなる肩。随分長い間話し込んでいたようで、もう窓の外では日光が夕に色づき始めていた。扉をくぐろうとしたところで、無惨が思い出したかのようにふたりを呼び止めた。
「ああ、童磨。ついでにこれを資料室に持って行け。もう、必要のないものだからな」
首の向きだけで、無惨はドアの傍らに立つ本棚を指し示す。中程の段に書類ラックが突っ込まれており、中にはカルテらしきバインダーが数枚詰まっていた。童磨は軽く会釈をしてそれを抱えると、再び炭治郎を促して扉の外へと出る。
6536童磨に伴われて、炭治郎は応接室をあとにする。
そういえば、病室へと案内して貰う途中だったか。そんな記憶がやっと意識の表面に浮かんでくる。途端にずしりと重くなる肩。随分長い間話し込んでいたようで、もう窓の外では日光が夕に色づき始めていた。扉をくぐろうとしたところで、無惨が思い出したかのようにふたりを呼び止めた。
「ああ、童磨。ついでにこれを資料室に持って行け。もう、必要のないものだからな」
首の向きだけで、無惨はドアの傍らに立つ本棚を指し示す。中程の段に書類ラックが突っ込まれており、中にはカルテらしきバインダーが数枚詰まっていた。童磨は軽く会釈をしてそれを抱えると、再び炭治郎を促して扉の外へと出る。
斑猫ゆき
MAIKING精神科の患者タンジロと医者たみおさんの炭魘シーズン2です。『ジョハリの箱庭』本編の裏で起こっていたことをタンジロとむざさま+上弦が解説してくれる話③。長いので複数回に分けての投稿ですLycoris radiataの生活環・Ⅲ 呆気にとられた表情で、炭治郎は無惨と童磨を見つめていた。
別の世界の、夢。
幾度も己が繰り返してきたそれが、ひとつの現象へと収斂していく。俄かには信じがたかったけれど、眼前の二人の振るまいからは、ひとかけたりとも放埒な嘘の匂いなどしなかった。余りにもひたむきで、混じりけのないそれに、炭治郎はおずおずと質問を差し出す。
「え、っと……それ、俺に話してもいいことなんですか?」
「うん。だって、君がそれを誰かに吹聴したところで、誰もマトモに信用しないだろう? 夢ばっかり見てる子供の戯れ言だって。俺たちもそうだった。ただ一人、無惨様以外は」
ほんの僅かだけ、童磨の顔が曇った。
極彩色の瞳は光を弾くことなく留め、白橡の髪が陰った陽に白く濁る。それは他人を映す鏡である彼が見せた、本来の輝きのようにも見えた。それを机越しに眺めやりながら、炭治郎の頬が僅かに強ばる。
6090別の世界の、夢。
幾度も己が繰り返してきたそれが、ひとつの現象へと収斂していく。俄かには信じがたかったけれど、眼前の二人の振るまいからは、ひとかけたりとも放埒な嘘の匂いなどしなかった。余りにもひたむきで、混じりけのないそれに、炭治郎はおずおずと質問を差し出す。
「え、っと……それ、俺に話してもいいことなんですか?」
「うん。だって、君がそれを誰かに吹聴したところで、誰もマトモに信用しないだろう? 夢ばっかり見てる子供の戯れ言だって。俺たちもそうだった。ただ一人、無惨様以外は」
ほんの僅かだけ、童磨の顔が曇った。
極彩色の瞳は光を弾くことなく留め、白橡の髪が陰った陽に白く濁る。それは他人を映す鏡である彼が見せた、本来の輝きのようにも見えた。それを机越しに眺めやりながら、炭治郎の頬が僅かに強ばる。
あずみ
PROGRESS10/15進捗 序盤の仕上げが少し埋まって来たので夏前からモヤモヤしてた私の脳内情景がやっっっと具現化してきたんじゃない?(2シーズン越え)(!?)…信じられないほど後半まっちろですけどね。考えがまとまらないというアホほどシンプルな理由で遅延しています。笑
斑猫ゆき
MAIKING精神科の患者タンジロと医者たみおさんの炭魘シーズン2です。『ジョハリの箱庭』本編の裏で起こっていたことをタンジロとむざさま+上弦が解説してくれる話②。長いので複数回に分けての投稿ですLycoris radiataの生活環・Ⅱ なおも童磨の講義は続く。ひんやりとした応接室の空気に、入り交じっていく言葉。カーテンを揺らした風が、また金木犀の香を鼻先まで運んでくる。
艶やかな甘さを空気に感じる度、炭治郎は奇妙な感覚に襲われていた。窓は開け放されたままで、ずっと花の香りはこの部屋に満たされていたはずなのに、それに気づくたびに新しく生まれてきたような気すらする。居心地の悪い非連続性。まるで夢から覚めて、また別の夢の中にいるかのように。
「さて、ここから本題に入ろう。今言ったように人間と蝶では感覚器官の差異が激しすぎて、夢をそのまま現実と受け取ってしまうことはそうそうない。だけれど、現実世界とほぼ同じ『自分』の視点で夢を見たとしたら、どうだろう」
5059艶やかな甘さを空気に感じる度、炭治郎は奇妙な感覚に襲われていた。窓は開け放されたままで、ずっと花の香りはこの部屋に満たされていたはずなのに、それに気づくたびに新しく生まれてきたような気すらする。居心地の悪い非連続性。まるで夢から覚めて、また別の夢の中にいるかのように。
「さて、ここから本題に入ろう。今言ったように人間と蝶では感覚器官の差異が激しすぎて、夢をそのまま現実と受け取ってしまうことはそうそうない。だけれど、現実世界とほぼ同じ『自分』の視点で夢を見たとしたら、どうだろう」
amamatsu_lar
BLANKファイナルシーズンのパート2が楽しみだなってだけの殴り書き。いや、ていうか、描かずにはいられなかったんだけど何を描けばアニメの内容に合ってるのかが分からなくて結局こんなブツに。ちゃんとしたFAも描きたい。
ファイナルは127話が早く見たいし、その前のジャンさんの活躍もちゃんと見たいし、加筆がどうなるのかももちろん気になるし、放送前の一挙放送みたいなのもすごく楽しみ。ワクワクする。 3
斑猫ゆき
MAIKING精神科の患者タンジロと医者たみおさんの炭魘シーズン2です。『ジョハリの箱庭』本編の裏で起こっていたことをタンジロとむざさま+上弦が解説してくれる話。長いので複数回に分けての投稿ですLycoris radiataの生活環・Ⅰ「こんな山奥に、よく来たなぁ。疲れたろう?」
先導する男が笑う。
童磨と名乗った医師の、白橡の髪を視線でなぞりながら、炭治郎は白い廊下を進んでいた。リノリウムの床に、歩幅のまるで違うふたつの足音が輪唱する。
今いるこの四階に、自分の病室があるのだという。
先程上がってきたエレベーターの中で説明された筈の情報ではあるが、どうにも実感が湧かなかった。それどころか、今日からこの診療所に転院してきた自分を、童磨が施設の入り口で出迎えてくれたときの情報も、もう既に酷く遠い。記憶は確かなのに、まるで、ほんの少しだけ過去の自分と現在の自分が、透明な壁で隔てられてしまっているかのように。
視界は明るく、そして白い。右手にある窓の外には先程車を走らせてきた樹海が犇めいている筈なのだが、壁側に寄っているせいか、炭治郎の位置からは雲の張り詰めた空だけが見える。白と黒と、その濃淡だけで構成される景色。ときたま視界を掠める色は、雲間から零れる日射しの白から分けられたものでしかなかった。
8685先導する男が笑う。
童磨と名乗った医師の、白橡の髪を視線でなぞりながら、炭治郎は白い廊下を進んでいた。リノリウムの床に、歩幅のまるで違うふたつの足音が輪唱する。
今いるこの四階に、自分の病室があるのだという。
先程上がってきたエレベーターの中で説明された筈の情報ではあるが、どうにも実感が湧かなかった。それどころか、今日からこの診療所に転院してきた自分を、童磨が施設の入り口で出迎えてくれたときの情報も、もう既に酷く遠い。記憶は確かなのに、まるで、ほんの少しだけ過去の自分と現在の自分が、透明な壁で隔てられてしまっているかのように。
視界は明るく、そして白い。右手にある窓の外には先程車を走らせてきた樹海が犇めいている筈なのだが、壁側に寄っているせいか、炭治郎の位置からは雲の張り詰めた空だけが見える。白と黒と、その濃淡だけで構成される景色。ときたま視界を掠める色は、雲間から零れる日射しの白から分けられたものでしかなかった。