ジェフリー
春巻@はわい
REHABILI頬を触る②、軍人ギャレット×ジェフリーズ。リリコイ あるショッキングな──大学教授が殺害され、豚の餌となって発見された──事件の捜査で、ハワイ州のタスクフォース、ファイブオーのリーダーであるスティーヴ・マクギャレットはオアフ州立大学に入り浸っていた。
教授の周りに何かトラブルはなかったか、彼が死んで得するのは誰か、そういった情報を得るにはやはり聞き込みが必要だろう──そうスティーヴは言う。だが、実際のところ若者の多い大学構内ではスティーヴよりも学生に馴染むだろう同僚のコノの方が適任だと誰もが考えたのだが、スティーヴは頑としてその役割を譲らない。
なぜ敢えてスティーヴが大学にそうも出入りするかの理由は、足取りも軽く薄暗い廊下を進む彼の手に抱えられたピンク色の箱にあった。
2272教授の周りに何かトラブルはなかったか、彼が死んで得するのは誰か、そういった情報を得るにはやはり聞き込みが必要だろう──そうスティーヴは言う。だが、実際のところ若者の多い大学構内ではスティーヴよりも学生に馴染むだろう同僚のコノの方が適任だと誰もが考えたのだが、スティーヴは頑としてその役割を譲らない。
なぜ敢えてスティーヴが大学にそうも出入りするかの理由は、足取りも軽く薄暗い廊下を進む彼の手に抱えられたピンク色の箱にあった。
Leo_neko22
MOURNINGノベル11巻を読んで書いた話。ふせったーに1度あげたけど恥ずかしくなって非公開にした(そんなのばっかり)ジェフスザは難しい。書きたいけど書けない。二人の関係がこうあって欲しいとの願いをこめて。与えられる愛を知って欲しいな。弟達の結婚を見届けたらジェフスザも結婚して~。どうかジェフリーがラスボスではありませんように(子安さんフラグ)
オモイビト一日の公務を終え自室に戻ると、艶やかな黒髪の後ろ姿が目に入った。
「邪魔してるぞ、ジェフリー王子」
ソファに座ったまま、振り向く彼女の名前はスザンナ・ランドール。
最も信頼できる相棒であり、最大の協力者、そして俺の婚約者でもある。
「やあ、来てたんだね。何か新たな情報でも手に入れたのかい?」
「いや、そういう訳ではないんだけどな。お前が忙しくしていると聞いて、ちょっと顔を見に来てやった」
「それは嬉しいな」
俺はスザンナの向かい側ではなく隣に座り、抱きしめようと手を伸ばす。
「スザンナ、元気だったかい?」
「わっ、よせ。いきなり抱き着こうとするな、この変態。私はお前の可愛い弟達じゃないぞ」
スザンナはするりと身をかわし、俺の腕は無残にも空を舞った。
1170「邪魔してるぞ、ジェフリー王子」
ソファに座ったまま、振り向く彼女の名前はスザンナ・ランドール。
最も信頼できる相棒であり、最大の協力者、そして俺の婚約者でもある。
「やあ、来てたんだね。何か新たな情報でも手に入れたのかい?」
「いや、そういう訳ではないんだけどな。お前が忙しくしていると聞いて、ちょっと顔を見に来てやった」
「それは嬉しいな」
俺はスザンナの向かい側ではなく隣に座り、抱きしめようと手を伸ばす。
「スザンナ、元気だったかい?」
「わっ、よせ。いきなり抱き着こうとするな、この変態。私はお前の可愛い弟達じゃないぞ」
スザンナはするりと身をかわし、俺の腕は無残にも空を舞った。
Leo_neko22
MOURNING支部に載せたけど恥ずかしくなって非公開にした話です。供養&成仏させて下さい。ジェフリーとスザンナが12~13歳ぐらいの年齢で想定。ジェフリーの魔力属性を火、スザンナを風と仮定しています。(特にジェフリーは原作にもちゃんとした記述がないので不明なのですが、弟ジオルドが火である事と火属性は光属性の次に少ないらしいので王族である彼の予想として火としました)大丈夫な方のみ。
「ところでジェフリー王子!今日はお前に頼みがある」
最初こそは上品にお茶を飲んでいたスザンナだったが使用人を下げて二人きりになった途端、ソファから立ち上がる。
しかもまるで挑戦状でも叩きつけるかのように、腰に手を当てもう片方の手で俺をピシッと指差した。
「おいおい、それが人に物を頼む態度かよ。スザンナ・ランドール」
「すまない。じゃああらためて頼もう」
スザンナはその青い瞳でじっと見つめながら、俺の手を取りぎゅっと両手で握りしめる。
「ジェフリー様。私のお願いを聞いて頂けますでしょうか?」
「なんでも言ってくれたまえ。愛しの婚約者殿」
目を合わせたまま暫しの沈黙。
しかし次の瞬間、堪えきれず同時に吹き出した。
2182最初こそは上品にお茶を飲んでいたスザンナだったが使用人を下げて二人きりになった途端、ソファから立ち上がる。
しかもまるで挑戦状でも叩きつけるかのように、腰に手を当てもう片方の手で俺をピシッと指差した。
「おいおい、それが人に物を頼む態度かよ。スザンナ・ランドール」
「すまない。じゃああらためて頼もう」
スザンナはその青い瞳でじっと見つめながら、俺の手を取りぎゅっと両手で握りしめる。
「ジェフリー様。私のお願いを聞いて頂けますでしょうか?」
「なんでも言ってくれたまえ。愛しの婚約者殿」
目を合わせたまま暫しの沈黙。
しかし次の瞬間、堪えきれず同時に吹き出した。