観用少女パロなぎのの観用少女(ブランツドール)。
『名人』と呼ばれる職人によって作られた至高少女たち。そのどれもが目を惹く美しさを持ち、かつ生きて私たちに語りかけてくる不思議な存在。
その摩訶不思議な存在を知るようになったのは、大学生のアルバイトとして選んだ、昔ながらの古本屋に勤めてからだった。

「遅くなっちゃった…帰りのバス間に合うかな…」
こつこつと軽いヒールの音が響いていたのが、赤信号をきっかけに、ピタリと静かに止まる。信号が赤になっているままなのを確認して急いでスマホで調べると、まだバスの到着まで10分ほどあることを指していた。
よかった、と胸を撫で下ろすとともに、

ーー視線を、感じる。

普段感じることのない、えもいわれぬ強い視線を感じ、全身を硬直させた。恐る恐る視線を送る主を確認しようと横を振り向くと、そこには西洋風のおしゃれな外観をしたショーウィンドウと、可愛らしく着飾られた美しい人形たちが静かに眠っていた

フォロワーさんからの布教でキャラ図鑑や二次創作を見、ぽすか先生のコミカライズを読み、添い遂げてぇ…と思ってたら会話してる風のカットインも教えてもらって再会してるっぽいので外人4コマみたいになった

あとジャンヌちゃんの服、鎧の下は黒の全身タイツみたいなのだけど、脇から太ももまで花型の穴()空いてたのに最近気づいてなんでそんなけしからん格好を！？となりました。えっちで可愛いですね(コラーッ)

ぽすか先生版だと過去改変でジャンヌちゃんはダルタンと出会わない？忘れてる？けど壁画に描かれたダルタンに懐かしさを覚えているのと、ゲーム内のカットインで「英雄にやっと会えた…！」的なこと言っているのでやっぱりダルタンのことは覚えてないしただの()憧れの英雄認識っぽい🤔

壊れてるくせに愛を語るか壊れていたのは、俺。
その現実から目を逸らしていたのも、自分。
いつも通りの俺っちとして過ごしていた、ランドルフォ。
どれも自分だった。自身が忘れてしまっただけで。

俺は、貴方に見つけてもらう直前に、銃口を向けられたあの時に。
全てに絶望し、壊れたのだ。
自分の不甲斐なさ。情けなさ。生き残った後悔。懺悔。罪悪。
すべてに押しつぶされ迫る死に己が取った選択は、自己心の破壊。
だから笑った、びびりな自分が笑って死を受け入れた。
壊れた人だったものが物言わぬものになる瞬間を笑い飛ばした、その時だったのだ。

「かみ？ああ、神ね。違う違う。どちらかっつーと死神じゃね？」

壊れた自分に貴方は希望を与えてくれた。
だから、自己破壊に上回る程の輝きと奇跡に自分は、壊れたことを無かったことにしてしまったのだ。