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    スタンス

    へるべちか

    DOODLEハンターがサバイバーにケバブしたらスタンするというアプデを元に書いたお話。モブ名無しハンターが出ます。
    ⚠ナイチンゲール×庭師
     流血表現有
     キャラ像掴めてないです。

    何でも許せる方向け!!
    ナイチンゲールに愛されて試合場所は罪の森。
    先程からずっと、庭師、エマの頭には鈍い衝撃が与えられていた。
    所詮ケバブと呼ばれるものだ。

    既に二人のサバイバーが荘園へ送り返され、エマも捕まってしまった。幸い暗号機は残り二台なのでハッチはあるのだが、エマはこの試合でまだ一度もロケットチェアに座らされていなかったため、荘園へ送り返されるには時間が沢山あった。
    残りの一人はハッチ付近に待機しており、暗号機がハッチの近くにあるのが唯一の救いだ。

    ハンターはどうしてしまったのか?
    エマをロケットチェアに座らせるやいなや、武器でエマを殴り始めたのだった。実に愉快そうな顔で、雑魚だな、と呟いている。
    エマは涙を堪えていた。ここで泣けば、このハンターを喜ばせてしまう。人形のように動かないと決めたのだが、如何せん飽きることなくハンターが殴り続けてくるものだから、エマの頭からは血が出始めていた。その血がエマの目に入り、痛みで思わず涙が出る。それを見たハンターは案の定、笑みを深め、荘園から帰れと言い更にエマを殴った。
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    アンドリュー(鶏)

    DONEⅢ本編5年くらい前の赤毛軍師兄弟の話。
    シーザーから見た兄の話と、アルベルトから見た弟の話の2本立て。
    実在する某超有名推理小説が作中に出てきますが、ゲーム本編にもロミジュリとかが脚本として出てくるのでいいかなと思ってやりました。細かいことは気にしないスタンスで見ていただけると嬉しいです。
    いつか来る瞬間のためにⅠ.いつか来る瞬間のために 目の前の本を開くと黴臭い埃の匂いがした。鼻の奥と喉がむずがゆくなって、ごほごほとむせ返る。舞い上がった埃が窓から射し込む午後の陽光に白く照らされていた。

     シーザー・シルバーバーグは生まれ育った家の自室でひとり机に向かっていた。目の前には先ほど開いた一冊の本と、広げられた一枚の紙。開いたままのインク瓶の隣には、なかなか書くべきことが思いつかずに投げ出されたペンが転がっている。開いた本から舞い上がった埃に出鼻をくじかれたシーザーだったが、めげずに開いた本を文字を追い始める。ある国の興亡が記された何十年も前の歴史書はところどころページが黄ばんでいて、書かれている言葉遣いもそれはそれは古めかしいものだ。普段の彼なら望んで手にしないようなその本は、彼の家庭教師が手渡してきたものだった。指で一行ずつ、ところどころ掠れた文字を辿る。が、開いたページの次もめくらないうちに十二歳の少年は椅子の背に勢いよくもたれかかった。
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    ヰ不🍀

    DONEお題頂いた「勝オル中心に伝説のアイドルオイの話」です
    たぶん私の勝オルのスタンスとかにお気遣い頂いて勝オルじゃなくてもいいと仰ってもらったと思うんですけどはちゃめちゃにがっつり勝オルしてます。楽しかった…
    最初に勝オルして、後半にB丈夫のみんなでわちゃわちゃしてます。
    お読みくださった方、お題くださった方に少しでも楽しんで頂けたら幸いです🙏
    ビッグバン「みんなお疲れ様」
     まだ額に汗が残る中、ライブ後に事務所へと戻り解散する。
    「行くぞ」
    「ダイナマイト少年ちょっと待ってってば……! じゃあ二人ともまたね」
     しかしオイとダイナマイトはレッスン室に足を進め、暗がりに消えていく。
    「いつもふたりで何してるんだろう?」
    「反省会してるって聞いたことある」
    「え、移動中でもしてたのに? 僕らもまだまだ頑張らなきゃ……!」
    「だな」
     二人から尊敬の眼差しを向けられていることを知らない国民的地元のチンピラ・ダイナマイトこと爆豪は憧れを床に大の字に寝転がし、その上に覆いかぶさっていた。
    「また守ってくれんかったな」
    「ごめんてば。楽しいとつい、ね」
     悪びれもせず窘めるような声色で話すオイに爆豪はわかりやすくふくれっ面を晒す。
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