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    ステージ

    kikkawa

    CAN’T MAKE虎猪
    付き合ってる
    いのり目線
    キスまで
    らぶらぶだね!

    いのりちゃんて日々こてちゃんの優しさに支えられてると思う…お礼なんてこてちゃんはきっと求めてないけど、心から感謝を伝えられた時にまた2人の関係は新たなステージへと向かうのかもな〜いいね!虎猪ネクストステ〜〜ジ!!是非その新たなステージおじさんも行<投稿日:2025/02/13>

    ↓タップで続きが出ます。
    もう一回その日は ちょうどクラスの日直の日だった。
    放課後までに その日あったことを書いた学級日誌を担任に届けて、ようやく日直の仕事は終了となる。

    べつに、律儀に自分の用事を一緒に待つ必要なんて無いのに…。
    と いつも思うけど、わざわざ口で「待つよ 」とも言わず、さり気なく待ってくれることがとても嬉しかった。


    「意外と書くこと見つからねぇよな、そういうの…」

    毎日何かしらあったはずなのにさ、と虎鉄は続ける。本当にそうだ。先ほどから手に持ったペン先がむなしく空を切っている。日頃から思っているけど、改めて、本当に虎鉄は人の気持ちや空気を読むのがうまいなと思った。



    「……あの、Sa」


    前の席の椅子に こちらを向いて座っていた虎鉄が、なんだか落ち着かない様子で、さらに身を乗り出すようにして言った。
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    ぽわみ

    MOURNINGHALくんがデビューするまでの話。某ボーイズグループのムキムキ担当が初めてのステージで緊張して袖で泣いちゃったのをおふざけキャラくんが手を握って安心させ、それ以降手を握るのがステージ前の二人のルーティンだという話に爆萌えしで自ユニでも見て~~と思い書いた。が、飽きた。気が向いたら完成します。あとこれ別にTSじゃなくてもいい。
    星の引力。 「将来の夢」。苦手な言葉だ。特に熱中してることもやりたいこともない俺には、「これで大人になったら生きていきます!」と宣言できるものもなかった。多分俺の考えすぎなんだろうけど。大人は「もっと夢を持ちなさい」って言うくせに、こちらがいざ夢を語ると「現実を見なさい」って言ってくるから嫌いだ。じゃあどうしろっていうんだよ、と思ったが要するに「身の丈に合った」「夢」を探せという事なんだと理解したので、俺は夢を探すのをやめた。中学の卒業文集でも将来の夢を書かされたけど、何も思いつかなかったので当たり障りなく部活でやってた「バスケの選手」と書いた記憶がある。
     アイドルにスカウトされたのは高1の夏だった。人気ゲーム会社のエンジニア、公務員、国際社会で活躍する企業へ…この先何で飯を食べていくのかをクラスメイトが続々と決めていく中で、自分だけがまだ二の足を踏んでいた。焦っていながらなぜ焦るのか答えを探したくて、哲学ならその答えが掴めるんじゃないかと哲学科進学を朧げながら考えて勉強していた時期だった(残念ながらこれは大人の思う「身の丈に合った夢」のレールから大きく外れるので、後々俺は親と揉めるのはまた別の話だ)。社会を良くしたいとか、人生で何を残したいとか、そんなのはどうでも良くて、ただ自分の存在証明の手段が勉強しかなかったんだ。
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