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    バックアップ

    kei94

    DONE以前書いた「ここをあけて」という反転ロド話の続きになります。

    要は「マッチョ化計画によってマッチョマッチョになった反転ロを見て物理的に入らない!と恐れ咄嗟に扉を閉めてしまった反転ド!しかし、「会いたさ」が募ってやっぱり開けちゃった。あらやだtんtん入るの〜?大丈夫〜?」というお話でした(最低な前回のあらすじ)
    続きです!

    (支部のバックアップ)
    すべてあけて 選択を早まったかもしれない、と私が若干の後悔から冷や汗を垂らした丁度その時、階段裏の角から「ヌヌヌヌヌヌ、ヌイヌーヌ?」とジョンが顔を出した。ジョンは私の使い魔アルマジロで、手合わせの好きな私と同じく鍛錬を欠かさないストイックな性格をしている。美意識の高いお嬢さんとも友好な関係だ。
     彼はロナルド君の普段より二回りも三回りも大きい姿を見て「ヌア”?!」と驚いたものの、私の顔を一瞥すると一瞬で状況を把握して一つ頷き「ヌンヌ、ヌヌンヌヌイッヌヌヌヌ(ジョンは、ジョギングに行ってくるぬ)」と、その小さくも頼れる手を振った。
     若干蝶番に負担がかかって傾げてしまった扉をしばらく検分していたので、ついでに修理の依頼もしてきてくれるだろう。本当に私にはもったいないほどの頼れるマジロである。
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