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    ピアノ

    hatake21st

    กราฟฟิตี้歌って弾くoktがいるだけ
    当然のようにジェイフロ
    ※注意※
    世界観に合わない曲を歌わせています
    th 1st tαkeではるをつげるを聴いた結果、ジくんストリングスのazrくんピアノのフくんボーカルでやってくれないかなぁ〜〜〜〜〜〜〜〜ってなってしまうわけですよね、オチが読めましたね。ここから先は幻覚です。
    冷たさが沈黙を彩る中、ふう、と肺から空気の流れ出ていくのが聞こえる。ジェイドがその音の方へ視線をやると、ちょうど瞳を閉じていたらしいフロイドが、吸い込んだ酸素を身体に慣らすようにゆら、ゆらと揺れていた。その様子を見ているのは一人だけではなく、ピアノの前で背筋を伸ばし準備ができたことを伝えてくるアズールもまた、じ、とフロイドのことを待っていた。
    「あ、ぁー……あ」
     今日、この声帯が震わせるのはここだ、と確認するように出されたニ音。それらが空気に混じって消えたと同時に、フロイドが二人を交互に見た。準備はいいのか、と瞳で問うアズールと、どうぞ如何様にも、と微笑むジェイド。この二人が一緒なら何も問題ない、と表情を綻ばせるフロイド。楽しい遊びの予感を共有する空気は、存外の緊張感があった。
     そして、フロイドがくい、と今日の装いでもある寮服の帽子を触るのを合図に、アズールが一度肩を上下させる。力の入り方をきちんとコントロールし、ひとつ息を吸い込み、グローブの外された指を鍵盤に添えた。
     白い指先が沈められる。やさしく、耳朶をくすぐるメロディが始まりを告げる。小さい、しかし芯の通った和音。そして、 4953

    yaki_kagen

    เสร็จแล้วてででサマイチに遭遇した③のはなし。
    *🐴ピアノが弾けます。
    ねこふんじゃった

     帰宅する人波が増える前の、一瞬の落ち着いた時間だった。駅を抜けていると、どこからかピアノの音がきこえてきた。緩やかに走り出したメロディは、次第に跳ねてテンポをあげる。低い音がタン、トンつまずきながら追いかける。これ、しってる。音の出所を追いかけて、三郎は青と緑の瞳でぐるりと周囲を観察した。どこだろう。ふらふらと足を進めて行くうちに、みっつのメロディはぶつかりあったように跳ねて止んでしまった。
     クツクツと声をひそめた笑い声が聞こえる。いつの間にたどり着いたのか、どこの路線にも繋がっている駅の中にぽっかりとできた広場に、一台のピアノがあった。それに触れる男の人が二人。弾いていたのは間違いなく彼らだろう。肩をぶつけあって、なにかを口にしては肩を震わせている。
     そのうちのひとりは、三郎もよく知っている一番目の兄だった。
     学生服を着て二の腕には赤いバンダナをつけている。この頃はなんだか折り合いが悪くて、顔を合わせることも、話をすることもなくなっていた時期だった。学校の帰りにきたのか、高校生が小学生と同じ時間に終わるのか、それともサボっているのか。いまの三郎には分からな 827