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    ブラコン

    pagupagu14

    DONE兄の葛藤と俺の居場所/フェイディノ+ブラッド(🎧🍕+🍣)
    ブラッドとフェイスの戦闘後特殊会話から話を膨らませたくっついてるフェイディノとブラッドの話。ブラッドがブラコンでかっこよくないです。
    兄の葛藤と俺の居場所 フェイディノ
    「態度は見られたものではないが、訓練はしているようだな」
    「どーも、別にあんたに褒めてもらおうとは思ってないけどね」
    サブスタンス反応が消滅後、そうして険悪なムードを漂わせるフェイスとブラッドの間にディノは割り込んだ。ディノの柔らかな雰囲気に圧倒されその険悪なムードもあっという間に和やかなものになっていく。
    「…フェイス、今日の報告書はお前が書いておくように」
    「はぁ!?」
    「まあまあ…俺も手伝うからさ!ね!」
    「…本当に?」
    「本当本当☆だって約束してただろ?」
    「うん、そうだね。アハ、じゃあ早く帰って書いて報告書出してデートに行こ?」
    「はは、そうだな…ってわけだからまたな!ブラッド」
    「あ、あぁ…?」
    聞き捨てならない言葉が聞こえたのにそれを問うことすら出来なくて、ブラッドはただ呆然と…仲睦まじく去っていく二人の背中を見つめるしか出来なかった。
    ***
    「それでぶっ潰れてんのかぁ?こいつ」
    「そう…みたいです…」
    呆れるように苦笑いするキースとブラッドに付き合わされたのはそばにいたオスカーは申し訳なさそうに笑った。
    「そんなん自業自得じゃねぇ 2649

    百合子

    CAN’T MAKE珍しく大和さん達に悩み相談する一織。だが内容が…兄に関することという。過激ブラコンをこじらせる和泉兄弟の話
    いつもは悩みを抱えても誰にも話さず一人で抱え込むことの多い優等生タイプの和泉一織。だがこの日は珍しく弱音を吐いてくれた。仕事を終えへとへとな身体でなんとか寮へたどり着き、のんびりくつろいでる五人のメンバー達。なお、彼の兄である和泉一織は現場帰りで偶然会ったRe:valeの百さんとグラスを酌み交わしてるだろう。リビングのテーブルに肘をつき、重々しい溜息を吐きだしながら紡がれた言葉。

    「はぁ。兄さんはかわいい人だともちろん持っていると分かっていましたが、最近は大人の色気をほのかに醸し出したり、または内なるエネルギッシュさを出した愛らしい姿を披露してくれます。なんて素敵なことなんでしょう。色んな要素を加味した兄さんの姿を見るのは喜ばしいです、しかし同時に大きな不安に駆られます。兄さんの魅力に引き寄せられた変な虫…言い方を変えます、変な輩が付きまとわないか?と。弟として生を受けたからには、迫りくる魔の手から兄さんを守りたいと強く願っているんです。だがしかし、そのためには兄さんの最近の動向を全部把握したいと思ってます…」
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