ポメ
まめこあけび
INFOポメ本再版しました!!!!頒布はBOOTHにて…→https://mameya0729.booth.pm/items/3687794
既刊のR18本はとら委託残部が僅少なので、こちらもご入用の方はお早めに…→https://ec.toranoana.jp/joshi_r/ec/item/040030935991/
※リンク先R18注意
hanpa114
DOODLE仲良くなった老婦人にひと月の入院の間、犬(テリポメ)の世話と家の管理?を任された一松と十四松の、なにも起きない穏やかな毎日。(ちょこっと両片思いのモダモダがあるとなおよし)って言う、誇大妄想を最初だけざっと書いて、ちょこちょこ方針修正くらいでほぼA〜I任せにダラダラっと。
限定家族ごっこ(仮)人付き合いの苦手な一松と十四松と言えど、他人との交流が全くないわけではない。
一人ならいざ知らず、連めば怖いものなしの傾向のある現金な二人にはそこそこ心許せる知人が何人か存在している。
そのうちの一人で、稀少な異性の知り合いである老婦人は、散歩の度に顔を合わせていて、ひょんなことから縁が生まれた。
彼女には一松と十四松のように必ず連れがいた。連れは大変可愛らしい、まん丸でコロコロ動くヤンチャなポメラニアンと、ややぽっちゃり目の太々しい顔つきをしたボストンテリアなる犬っころだった。
その犬たちがあわや車道に飛び出すところを助けたことを切っ掛けに、二人は老婦人と言葉を交わすようになった。
そればかりか助けられたことが分かっているのか、犬たちに大層懐かれるようになった。
7439一人ならいざ知らず、連めば怖いものなしの傾向のある現金な二人にはそこそこ心許せる知人が何人か存在している。
そのうちの一人で、稀少な異性の知り合いである老婦人は、散歩の度に顔を合わせていて、ひょんなことから縁が生まれた。
彼女には一松と十四松のように必ず連れがいた。連れは大変可愛らしい、まん丸でコロコロ動くヤンチャなポメラニアンと、ややぽっちゃり目の太々しい顔つきをしたボストンテリアなる犬っころだった。
その犬たちがあわや車道に飛び出すところを助けたことを切っ掛けに、二人は老婦人と言葉を交わすようになった。
そればかりか助けられたことが分かっているのか、犬たちに大層懐かれるようになった。
aneniwa
DONEポメハン♀のエピローグ、アヤメさん視点あれから数年後の話
ピィィ―――
高い鳴き声が響き、銀色の髪の女は木々の隙間から空を見上げた。視線の先から舞い降りる一つの影を認め、ほんの少しだけ目元を弛める。
「ん……アイツか」
差し伸べた腕に、橙色の丸々とした鳥が愛らしい見た目にそぐわない鋭い爪と握力で掴みかかる。小手の上なので痛みは無い。ククウ、と喉を鳴らして、アヤメの頬に頭を擦り付けることで、フクズクは親愛と恭順を示した。
「連れてきていいよ」
賢い猛禽は、掛けられた言葉を理解した。首を伸び縮みさせながら主人のいる方角を見つめ、足踏みして身体をぐっと沈める。アヤメがタイミングを合わせて腕を跳ね上げた、その力も利用して力強く飛び立ち、一度も羽音を立てないままあっという間に見えなくなった。
3649高い鳴き声が響き、銀色の髪の女は木々の隙間から空を見上げた。視線の先から舞い降りる一つの影を認め、ほんの少しだけ目元を弛める。
「ん……アイツか」
差し伸べた腕に、橙色の丸々とした鳥が愛らしい見た目にそぐわない鋭い爪と握力で掴みかかる。小手の上なので痛みは無い。ククウ、と喉を鳴らして、アヤメの頬に頭を擦り付けることで、フクズクは親愛と恭順を示した。
「連れてきていいよ」
賢い猛禽は、掛けられた言葉を理解した。首を伸び縮みさせながら主人のいる方角を見つめ、足踏みして身体をぐっと沈める。アヤメがタイミングを合わせて腕を跳ね上げた、その力も利用して力強く飛び立ち、一度も羽音を立てないままあっという間に見えなくなった。
ぬけがら/ナキムシノヌケガラ
PAST【2021年mnsk詰め合わせ】おそらくあげてないっぽいものたち+α。おもち/元超高校級のぷいぷい/エアブーPR画像/BOOTH用春くらい/ポメ蔵くん/水着方くん/水着蔵くん/BOOTH用夏/ハロウィン2021(サイズ小・大+α)/BOOTH用冬/まったり 13
aneniwa
DONEポメガバ。ハン♀→アヤ。呟いてたポメ妄想の続きなので、もしこれだけ読む方がいらしたら文脈がわからないかもしれません、ごめんなさい。
『疲れたのならゆっくりしていけ』と、アヤメさんと共に里長の屋敷に招かれ休ませてもらえることになった。遠慮なく縁側に座布団を置いて寝そべり、ゆったりと寛ぎ倒している。黒い毛並みが陽光を吸うので暑いくらいに身体が暖まり、それのせいか疲れからか、ずっと眠気を感じていた。けれども眠ってしまうのは勿体ないと、頑張って瞼を開けているところだ。
近頃幾度となく意図的にポメ化してきたため、この姿にも随分慣れた。何となく少し犬らしい仕草をしてみたくなって、眠気を払うのも兼ね、身体を丸めて後脚で耳の後ろを掻いてみる。
「痒いの?」
座敷にいるアヤメさんが声を掛けてくる。まだ虫も少ない初夏のこと、障子は全て開け放たれていて風通しが良い。卓袱台に頬杖をつく彼女の銀の髪が、風鈴の音と共に揺れる。少し笑っているのは気のせいだろうか。
2561近頃幾度となく意図的にポメ化してきたため、この姿にも随分慣れた。何となく少し犬らしい仕草をしてみたくなって、眠気を払うのも兼ね、身体を丸めて後脚で耳の後ろを掻いてみる。
「痒いの?」
座敷にいるアヤメさんが声を掛けてくる。まだ虫も少ない初夏のこと、障子は全て開け放たれていて風通しが良い。卓袱台に頬杖をつく彼女の銀の髪が、風鈴の音と共に揺れる。少し笑っているのは気のせいだろうか。
mzk_kue
TRAINING(1枚目)いつも通りの手順でカラーを描く(2枚目)グレースケール化で出力
(3枚目)コピーした線画レイヤー(ベクター)をモノクロに変更して乗せたまま、モノクロ(トーン化)で出力
印刷でどう出るかしら…… 3
yuuin_f
MAIKINGユキましてモモめとう2022展示。ユモまめ新刊にしたかったけれど間に合わなかったので区切りの良い冒頭部分のみ展示します。
pixivにて公開中のポメガバース小説『可愛がって』(https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=14727784)の続編になります。1冊にまとめる予定だったため読んでいる前提の話になっています。
甘やかしたい 最近になって、ポメガも悪くないかもしれないと思い始めた。ポメラニアンはかわいいし、毛がふわふわで触ると癒される。疲れているのを隠せないのが嫌だと思っていたけれど、人間誰だってこんな過密スケジュールで働いていたら疲れるのだ。ユキの前で簡単にポメラニアン化してしまうようになってから、オレは疲れているのがバレることをあまり気にしなくなった。何か特別にしんどいことがあってもスケジュールがキツくってで誤魔化せるのだから問題ない。それよりもユキに癒しを提供できる自分の体質を活用しようと思った。ポメラニアンはかわいい。ふわふわで気持ちいい。ユキだってポメ化したオレに癒されるはずだ。
「ユキ、ご飯食べれる? もう一回寝る?」
9268「ユキ、ご飯食べれる? もう一回寝る?」
ikasoumen11
DOODLEポメガバ尾勇ぷち小話ゲストに杉リパ
尾形がナチュラルセクハラ。
ポメ違いです買い物の途中、道でポメった勇作さんを見つけた。珍しくリュックも迷子札もなく、俺を見るなり一目散に掛けてきて、必死にキャンキャンと吠えてくる。こんなにけたたましく吠えるところなんて見たことない。
しかし、このフワフワのモフモフの白い毛皮は間違いなく勇作さんだろう。
そしてこのキラキラした円らな瞳も。
声をかけたら立ち止まったし、こちらに何か必死に訴えている。
やはり勇作さんだ。
「またポメになったんですか?」
「キャン!キャンキャン!!ぐるるるるるぅ…」
不安そうな目をしながら、威嚇してくる。
珍しい態度だ。何時もなら可愛く尻尾を振って、膝にお手々をのせだっこをせがむような目で甘えてくるのに。まぁ、自分にはずいぶん甘えてくるのだと尾形は自負していた。
1673しかし、このフワフワのモフモフの白い毛皮は間違いなく勇作さんだろう。
そしてこのキラキラした円らな瞳も。
声をかけたら立ち止まったし、こちらに何か必死に訴えている。
やはり勇作さんだ。
「またポメになったんですか?」
「キャン!キャンキャン!!ぐるるるるるぅ…」
不安そうな目をしながら、威嚇してくる。
珍しい態度だ。何時もなら可愛く尻尾を振って、膝にお手々をのせだっこをせがむような目で甘えてくるのに。まぁ、自分にはずいぶん甘えてくるのだと尾形は自負していた。