一二三
雨野(あまの)
DONE付き合っていないひふ幻。一二三が幻太郎をカワイイカワイイと言うだけの話です。オチなしヤマなし。※某チャンネルの一二三役の声優さんの発言から連想して書きましたが、あくまでキャラ同士の恋愛として書いています。声優さん同士では考えていませんのでご留意くださいませ。2022年書き納めです、たくさん読んでいただいて幸せでした。ありがとうございます。 2112
雨野(あまの)
DONEひふ幻ドロライ第二回お題『イルミネーション』に沿った話です。幻太郎に片想いしている一二三の話です。幻太郎←←一二三って感じです。いつも読んでくださる皆さま、ありがとうございます。励みになります。
SNOW DANCE カシャカシャ。小気味良いシャッター音を響かせて息をはぁっと吐き出す。白い息が舞えば、辺りの空気がますます冷えるような錯覚に陥る。ぶるりと身震い一つ。夜道にぽつんと佇む明かりに吸い寄せられ、自販機のボタンを二回押した。缶の温もりを手に馴染ませたのちに飲んだコーヒーは格別の美味さだった。
夢野幻太郎の助手……と言えば聞こえが良いが、雑用係をするようになって数ヶ月が経つ。敵対同士である俺と幻太郎がどういったわけか共に食事をする仲となり、どういったわけか俺は幻太郎に恋心を抱いていた。思い立ったら即行動というわけで何度か彼に想いを打ち明けているが、その度に「お断りします」と拒否され続けている。
告白も三回を超えた辺りだろうか、辟易とした様子で「小生と交際したいのならば、好きにならせる努力をしてくださいよ」と吐き捨てられたのである。というわけでかぐや姫の心を射止めるべく奔走する帝のごとく、俺も夢野幻太郎に好かれようと雑用係を買って出た。
4083夢野幻太郎の助手……と言えば聞こえが良いが、雑用係をするようになって数ヶ月が経つ。敵対同士である俺と幻太郎がどういったわけか共に食事をする仲となり、どういったわけか俺は幻太郎に恋心を抱いていた。思い立ったら即行動というわけで何度か彼に想いを打ち明けているが、その度に「お断りします」と拒否され続けている。
告白も三回を超えた辺りだろうか、辟易とした様子で「小生と交際したいのならば、好きにならせる努力をしてくださいよ」と吐き捨てられたのである。というわけでかぐや姫の心を射止めるべく奔走する帝のごとく、俺も夢野幻太郎に好かれようと雑用係を買って出た。
雨野(あまの)
DONE恋人同士のひふ幻。一二三に嫉妬して欲しい幻太郎の話です。モブ出ますが、恋愛的には絡みません。いつも読んでいただきありがとうございます。活力です。センチメントは君次第「来週〜?おけまる〜!じゃあ、その日俺っちはこの家の掃除でもしてようかな〜!」
恋人である伊弉冉一二三が平然と述べたため、夢野幻太郎は面を食らった。
「あ、あの……相手は今をときめく若手俳優なんです」
「あ〜!今、めっちゃ人気らしいね〜!何?次の実写化の主演ってその人なん〜?」
「……ええ。その方も小生の小説のファンらしくて」
「んで、雑誌の企画で小説に出てくる場所の聖地巡礼するってわけね〜!」
「……はい。長時間、留守にするかと」
「おっけ〜!寒いだろうから暖かい格好しなきゃね〜!」
普段と様子が違う彼に首を傾げながら風呂場へと向かった。
嫉妬深い彼のことだからイケメン俳優とのデート企画なんて聞いた日には騒ぎ立てて、説得するのにも小一時間かかることを覚悟していたのに。蓋を開けてみるとこれだ。
5188恋人である伊弉冉一二三が平然と述べたため、夢野幻太郎は面を食らった。
「あ、あの……相手は今をときめく若手俳優なんです」
「あ〜!今、めっちゃ人気らしいね〜!何?次の実写化の主演ってその人なん〜?」
「……ええ。その方も小生の小説のファンらしくて」
「んで、雑誌の企画で小説に出てくる場所の聖地巡礼するってわけね〜!」
「……はい。長時間、留守にするかと」
「おっけ〜!寒いだろうから暖かい格好しなきゃね〜!」
普段と様子が違う彼に首を傾げながら風呂場へと向かった。
嫉妬深い彼のことだからイケメン俳優とのデート企画なんて聞いた日には騒ぎ立てて、説得するのにも小一時間かかることを覚悟していたのに。蓋を開けてみるとこれだ。
雨野(あまの)
DONEひふ幻ドロライ第一回お題「初めての」に沿ったストーリーです。付き合いたてのひふ幻。幻太郎に名前で呼んで欲しい一二三の話です。不穏っぽいけど激甘です。パワフル少女漫画。ひふ幻ドロライという素敵な企画に参加できて嬉しいです。
そして読んでくださる皆さん、いつもリアクションありがとうございます。何よりの活力です。
one two three step by step「ねぇ〜良いじゃん」
「何がですか?おやつはさっきあげたでしょ。ポチ」
「誰がポチだっての!!」
「おや、お犬様ではなかったですか?」
ワンワン、と鳴き真似をしてから茶目っ気たっぷりに笑う人物はシブヤディビジョン代表Fling Posseのメンバー兼俺の恋人である夢野幻太郎だ。
つい一ヶ月前に恋人になったばかりで俺たちはラブラブのアツアツである。と言いたいところだが、一つだけ不満を抱いていた。
「ポチじゃなくて一二三でしょ?ほら、リピートアフターミー!ひ、ふ、み」
「ジ、ゴ、ロ」
「もお〜幻太郎〜!」
幻太郎が恋人同士になっても未だに〝伊弉冉さん〟と呼んでくることだ。まだキスすらも交わしていない二人だから、恋人同士ということを実感するためにも名前で呼んで欲しいと頼んでいるのにこうやってのらりくらりとかわされてしまう。これでは友人同士となんら変わりがないではないか。
5657「何がですか?おやつはさっきあげたでしょ。ポチ」
「誰がポチだっての!!」
「おや、お犬様ではなかったですか?」
ワンワン、と鳴き真似をしてから茶目っ気たっぷりに笑う人物はシブヤディビジョン代表Fling Posseのメンバー兼俺の恋人である夢野幻太郎だ。
つい一ヶ月前に恋人になったばかりで俺たちはラブラブのアツアツである。と言いたいところだが、一つだけ不満を抱いていた。
「ポチじゃなくて一二三でしょ?ほら、リピートアフターミー!ひ、ふ、み」
「ジ、ゴ、ロ」
「もお〜幻太郎〜!」
幻太郎が恋人同士になっても未だに〝伊弉冉さん〟と呼んでくることだ。まだキスすらも交わしていない二人だから、恋人同士ということを実感するためにも名前で呼んで欲しいと頼んでいるのにこうやってのらりくらりとかわされてしまう。これでは友人同士となんら変わりがないではないか。
雨野(あまの)
DONEセフレ関係のひふ幻。幻太郎が匂わせ行為をしちゃう話。幻太郎→一二三で視点が変わります。甘くないです。ひふ幻webオンリーばらゆき2開催おめでとうございます!
ひふ幻界隈がさらに盛り上がるよう願いながらわたしも書かせていただいてます。
いつもリアクションありがとうございます。
不透明な僕たちは「これ何?」
一二三は激怒した。なんちゃって。
伊弉冉一二三と関係を持つようになって彼が本気で憤慨したところは見たことがない。今現在もそうだ。眉を顰めて、声も普段より抑えてあるが、怒ってはいないだろう。
きっとこの男は怒ることに関して慣れていない。つくづく難儀な奴だなと思う。その女性恐怖症も。
「何って……貴方のスマートフォンですね」
「そーゆーこと言ってんじゃねぇの!これ!」
一二三は左手に持ったスマートフォンの液晶をこちらに見せ、右手の人差し指でコツンコツンと音を鳴らす。美しくて長い指だな〜だとかリズム良く鳴らされた音が心地良いな〜なんてこの場に似つかわしくないことばかりを考えた。
「おや、まあ。これは小生のSNSではないですか」
5935一二三は激怒した。なんちゃって。
伊弉冉一二三と関係を持つようになって彼が本気で憤慨したところは見たことがない。今現在もそうだ。眉を顰めて、声も普段より抑えてあるが、怒ってはいないだろう。
きっとこの男は怒ることに関して慣れていない。つくづく難儀な奴だなと思う。その女性恐怖症も。
「何って……貴方のスマートフォンですね」
「そーゆーこと言ってんじゃねぇの!これ!」
一二三は左手に持ったスマートフォンの液晶をこちらに見せ、右手の人差し指でコツンコツンと音を鳴らす。美しくて長い指だな〜だとかリズム良く鳴らされた音が心地良いな〜なんてこの場に似つかわしくないことばかりを考えた。
「おや、まあ。これは小生のSNSではないですか」
雨野(あまの)
DONE恋人同士のひふ幻。ちょいエロ。R-15ぐらい。ひふ幻がそれぞれ相手を泣かせてしまうシチュエーションってどんな感じかなって想像して創作しました。オチなしヤマなし意味なし。供養。そのうち幻太郎が一二三を泣かせてしまうバージョン書きます。愛憎相半ばする本能「幻太郎〜チチチーッス!おわっ!」
呑気なかけ声とともに家に入ってきた男を引きずるようにして居間へと連れて行く。ただし、ゆっくり、響かないように。繋いだ手の向こう側から「ちょ、ちょっと〜!いきなり何なの〜?」と非難する声が聞こえるが無視だ、無視。
畳を踏み込むとふたり分の重みでぎしりと音が立てられた。逃げないように両手を握り向かい合えば、どこか居心地が悪そうに目を泳がせる彼を精一杯睨みつける。
「小生に何か言うことありませんか?」
「ん〜。幻太郎、愛してるよ♡」
思わず緩みそうになる頬を引き締める。こいつのペースに巻き込まれては駄目だ。
はあ、とため息を吐き出し、彼のシャツのボタンに手をかけた。
「いやん!幻太郎ってば大胆♡」と言いつつ、やんわりと俺の手を抑えようとしているのなんてお見通しなんだからな。
3226呑気なかけ声とともに家に入ってきた男を引きずるようにして居間へと連れて行く。ただし、ゆっくり、響かないように。繋いだ手の向こう側から「ちょ、ちょっと〜!いきなり何なの〜?」と非難する声が聞こえるが無視だ、無視。
畳を踏み込むとふたり分の重みでぎしりと音が立てられた。逃げないように両手を握り向かい合えば、どこか居心地が悪そうに目を泳がせる彼を精一杯睨みつける。
「小生に何か言うことありませんか?」
「ん〜。幻太郎、愛してるよ♡」
思わず緩みそうになる頬を引き締める。こいつのペースに巻き込まれては駄目だ。
はあ、とため息を吐き出し、彼のシャツのボタンに手をかけた。
「いやん!幻太郎ってば大胆♡」と言いつつ、やんわりと俺の手を抑えようとしているのなんてお見通しなんだからな。
雨野(あまの)
DONE一応、一二三誕生日おめでとう作品です。付き合ってないひふ幻。クイズ大会してます。あえて遅刻しました。あえてです。本当です。答えをどうぞ!「夢野センセ、これ何?」
「おや、テレビで観たことないですか?ここのボタンを押すと……」
彼はそう言ってテーブルの上のピンポンブザーを一回だけ押した。ピンポーンと軽快な音が鳴ると赤い丸が描かれたプレートが勢いよく立ち上がる。
「越後製菓!」
「この遊びしたくて買ったん?」
「そんな訳ないじゃないですか。それだったら本物そっくりの餅の形したやつ買いますよ」
「あっそ」
犬猿の仲だった一二三と幻太郎の距離が近付いたのはここ半年のこと。シンジュクの街で真っ青な顔をした夢野幻太郎に遭遇したことがきっかけだった。敵と言えども具合の悪そうな人を放っておけるほど一二三は冷酷ではない。彼も本当に調子が悪かったのだろう「具合悪そうだけどどうかしたのかい?」と聞いた一二三に対して「貧血だと思います……」と素直に答えた。それならば、と一二三と独歩の暮らすマンションへと招き入れ、介抱ついでに手料理も振る舞った。
7271「おや、テレビで観たことないですか?ここのボタンを押すと……」
彼はそう言ってテーブルの上のピンポンブザーを一回だけ押した。ピンポーンと軽快な音が鳴ると赤い丸が描かれたプレートが勢いよく立ち上がる。
「越後製菓!」
「この遊びしたくて買ったん?」
「そんな訳ないじゃないですか。それだったら本物そっくりの餅の形したやつ買いますよ」
「あっそ」
犬猿の仲だった一二三と幻太郎の距離が近付いたのはここ半年のこと。シンジュクの街で真っ青な顔をした夢野幻太郎に遭遇したことがきっかけだった。敵と言えども具合の悪そうな人を放っておけるほど一二三は冷酷ではない。彼も本当に調子が悪かったのだろう「具合悪そうだけどどうかしたのかい?」と聞いた一二三に対して「貧血だと思います……」と素直に答えた。それならば、と一二三と独歩の暮らすマンションへと招き入れ、介抱ついでに手料理も振る舞った。
雨野(あまの)
DONE付き合ってないひふ幻。匂うはずがない一二三の匂いがしちゃう幻太郎の話。不治の病 それは朝食に、とたまごサンドに齧り付いたときだった。ああ、まただ。小さく舌打ちをして、とりあえず口の中のものを咀嚼する。何てことないただのたまごサンド。マヨネーズの風味が効いたたまごサラダをふわふわのパンで挟んだ素朴なものだ。近所のコンビニで買ってきたそれは人気の品物だ、とテレビのバラエティー番組でも紹介されていた。自身だって〝本来なら〟美味しくいただけたであろうそのサンドイッチを見つめ、ため息を吐く。
夢野幻太郎は一週間前よりとある症状に悩まされていた。それは今のようにふとした瞬間にやってくるのだ。
忌まわしいあいつの匂い。嗅いだだけで不夜城が脳裏によぎる華やかで艶やかな匂い。あいつ──伊弉冉一二三の匂いが自身に纏わりつくかのように香るのだ。もちろんあいつはこの場にいないのに。こうなってしまっては食欲も失せてしまう。一口だけ齧ったたまごサンドをラップに包み、冷蔵庫へと運ぶ。夜になれば食欲もわいてくるはず、あるいは〝野良猫〟にあげてしまっても良いな、とも思った。不幸中の幸いなのは外食中じゃなかったことだろう。さすがに飲食店に赴き、一口だけ食べて残してしまうのは心苦しい。
4737夢野幻太郎は一週間前よりとある症状に悩まされていた。それは今のようにふとした瞬間にやってくるのだ。
忌まわしいあいつの匂い。嗅いだだけで不夜城が脳裏によぎる華やかで艶やかな匂い。あいつ──伊弉冉一二三の匂いが自身に纏わりつくかのように香るのだ。もちろんあいつはこの場にいないのに。こうなってしまっては食欲も失せてしまう。一口だけ齧ったたまごサンドをラップに包み、冷蔵庫へと運ぶ。夜になれば食欲もわいてくるはず、あるいは〝野良猫〟にあげてしまっても良いな、とも思った。不幸中の幸いなのは外食中じゃなかったことだろう。さすがに飲食店に赴き、一口だけ食べて残してしまうのは心苦しい。
雨野(あまの)
MOURNING恋人同士のひふ幻。仲良く散歩してる。かっこいい一二三などいません。かっこいい(?)幻太郎はいます。モブ出てきますが一瞬です。供養。駆け出したら止まらない「じゃあ、次回作も期待しているよ」
「はい、ありがとうございます。失礼します」
「おっまた〜せ……って誰かと話してた?」
トイレから戻ってきた一二三が去って行く背中を訝しげに見つめた。くすり、と笑いを一つこぼす。この男は嫉妬深いのだ。
「ええ。◯◯先生ですよ」
「◯◯って……あの有名な作家さん!?」
「まさにそのお方です」
「ほえ〜。あんな見た目してんだ〜。意外とおっさんじゃん!」
「こら、聞こえますよ」
相変わらずな物言いの恋人を嗜める。しかし「メンゴメンゴ」と言いながら太陽のような笑顔を見せられてしまうとついつい許してしまうのは惚れた弱みだろうか。伊弉冉一二三は罪深い人物である。
「何話してたん?」
「偶然お会いしたからご挨拶と……小生の書いた本についてですかね」
2723「はい、ありがとうございます。失礼します」
「おっまた〜せ……って誰かと話してた?」
トイレから戻ってきた一二三が去って行く背中を訝しげに見つめた。くすり、と笑いを一つこぼす。この男は嫉妬深いのだ。
「ええ。◯◯先生ですよ」
「◯◯って……あの有名な作家さん!?」
「まさにそのお方です」
「ほえ〜。あんな見た目してんだ〜。意外とおっさんじゃん!」
「こら、聞こえますよ」
相変わらずな物言いの恋人を嗜める。しかし「メンゴメンゴ」と言いながら太陽のような笑顔を見せられてしまうとついつい許してしまうのは惚れた弱みだろうか。伊弉冉一二三は罪深い人物である。
「何話してたん?」
「偶然お会いしたからご挨拶と……小生の書いた本についてですかね」
m_makise
PROGRESSどひふネーム(3p+没絵2p)全7p+オマケの、次描くネーム上がったので作画します!が、ちょっとページ多くなっちゃったので時間かかりそうです、ボチボチ描いてゆきます。
一二三誕の独歩ボイスよりコンビニケーキネタです。(没コマでキッスしてますが本編ではキッスしてないよ!) 5
Frosty
DOODLEしっかり考えて書く小説に疲れて何も考えずに書きました❗
一二三を泣かせたかった❗
キャラ崩壊注意❗
独歩の頭がおかしいです❗
一二三の頭もちょっとおかしいです❗
しかしこれは余談ですが、片思い歴長い一二三、独歩のこと好きすぎて、独歩が少し触っただけでびくんびくん感じると思うんだよなぁ。かわいそう(かわいい)
頭のおかしいどひふ「一二三、好きだ」
「は?」
「は?」
自分の言った言葉に驚いて立ち尽くす。
ここは玄関だ。スーツも脱いでないしカバンも持ったままだ。
目の前に立ったエプロン姿の一二三も驚いた様子で目をパチクリさせている。
「いや、今日いつもの三倍は忙しいしハゲ課長には怒られるしもう何もかもが嫌になって、今やっと帰ってきて出迎えてくれたお前を見たら、ああ飯作って待っててくれたんだなぁって…好きだなぁって……あれ」
自分が何を言っているのか自覚した途端に顔が熱くなる。唇に手を当て止めようとするが言葉は止まらなかった。
「お前を誰にも渡したくない…一二三、好きだ」
時が止まったのかと思うほど微動だにしない一二三をつつく。
「おい…、大丈夫か」
1608「は?」
「は?」
自分の言った言葉に驚いて立ち尽くす。
ここは玄関だ。スーツも脱いでないしカバンも持ったままだ。
目の前に立ったエプロン姿の一二三も驚いた様子で目をパチクリさせている。
「いや、今日いつもの三倍は忙しいしハゲ課長には怒られるしもう何もかもが嫌になって、今やっと帰ってきて出迎えてくれたお前を見たら、ああ飯作って待っててくれたんだなぁって…好きだなぁって……あれ」
自分が何を言っているのか自覚した途端に顔が熱くなる。唇に手を当て止めようとするが言葉は止まらなかった。
「お前を誰にも渡したくない…一二三、好きだ」
時が止まったのかと思うほど微動だにしない一二三をつつく。
「おい…、大丈夫か」
あおみ
MAIKINGひふどWebオンリーあわせ。違法マイクで独歩が三人に増えるアホえろのひふど。書き終わらなかったのでフェ…まで。
※R18
※一二三×三人の独歩のひふど。こちら前半部分のため少々一二三が翻弄されてます。
※後日、続きを書いてPixivに投稿予定。 7582
かりん
DOODLE #ゆかりんが知らないキャラを知らないなりに描くシリーズ『金田一少年の事件簿』より金田一二三さんです(29歳)単行本買って読んでます!色々すっ飛ばしてアラサーですけど、JK時代のフミちゃんどんなのなのかすごく気になる。。
m_makise
PROGRESS没コマより。限定ドラパネタ、どうせなら3人の欲しいものそれぞれでマンガ描きたいな~と思って先生の炊飯器のマンガもネーム切ってました。独歩くんのシュレッダーもネームできたら作画するぞ!まずは一二三さんの誕生日に合わせて作業するやで~
m_makise
PROGRESS最近全然お絵描きできてなくてすみません、一二三さんの誕生日にマンガ2p描きたくて準備してます~限定ドラパ(ヒプスタ会員限定の)内容からお誕生日プレゼントネタです、がんばって描くぞ!
🐶やわらかわんわん🐶
PROGRESS一二三の部屋クリスタ用データを作り始めました①問題点多発
・壁割れ、カーブテキスト類書き出し忘れ、法線ミス、一部の面が消失、ドア開閉などの問題点を発見
②問題点の修正
上記全て修正を試み、fbxでクリスタに取り込み確認するもサーフボードと飾り棚のみ直らず・またクリスタモデラーでのドア開閉は未確認(その他は無事修正完了) 次回またもろもろ修正する予定 9
こわたつみ
DOODLEひふ幻入れ替わりネタのです。
色々下手なんですけど…とりあえずこの思いを投稿してみたかったです…………
設定
📚に片想い🥂が疲れたので風呂に入ろうとして、アッ!!!!!!ってなる所
その後描き加え→
なんで幻太郎の家に一二三が行き着いたのか?
の部分を描きました。 3
あくあ
DONE一二三と幻太郎の話.6〜その1(容量が限界になったので分割します)ちょっとずつ書き進めていきます。
前回のあらすじ
「あなた俺のことが好きなんですか?」と聞いておきながら、自分の気持ちの整理がつかねぇからって「答えは聞きたくない」とか保留にするの、ユメノセンセひどくね? 23
蚀风而行(蝕風而行)
DOODLE一二三郎/日常【CB向】烤鸡【一二三郎】日常一只烤鸡,装在小小的锡纸盒里,三兄弟围着打折的团餐,烤鸡腿、可乐、最便宜的肉泥汉堡,哥哥工作的时候拿了不少钱,除去电费水费再多余的勉强够吃一顿,彼时半大的少年们挤在一个椅子旁边,那时候山田一郎甚至没有钱多买一条凳子,就这房间里最亮的光源摆好那些只有打折才吃得上的炸鸡汉堡,温热水汽从包装袋中透出来,弟弟们的眼睛都亮亮的,挤挤挨挨贴在哥哥两侧,大小不一的手一样抓着山田一郎的袖子,哪怕口水都滴出来了还是固执的要哥哥分配好。
两份汉堡,显然即将成年的山田一郎一个,弟弟们一人一半,可乐也是双人份,炸鸡小吃品种不同勉强切开也可以匀一下,只剩下最重要的这只烤鸡,山田一郎到处求零工,隐约听着有些老板说童子鸡的分量卖成鸡价格,但胜在数量多也够便宜,所以外面鸡肉饭的分量堪堪相比面前这只童子鸡,打开外卖盒,两个小孩的声音越发明显,山田一郎揉了揉他们的脑袋慎重的分开两个鸡腿,给两个弟弟一人一个,从肉上流淌下来的汁液香得两个小孩晕乎乎的,一郎让他两小心拿着开始吃,这个鸡的分量真说不上大,两小孩吃着刚刚好,一郎忍住胃部的饥饿笑起来,拆开汉堡的包装又给他们两人分了一半,兄弟两惯用的水杯也把可乐倒上,这么一分下来,山田一郎面前几乎只剩一个汉堡一杯可乐几块小的炸鸡,十几岁长身体的年纪怎么可能吃得饱,但是他看着弟弟们笑起来认认真真吃肉的样子,心窝的暖意压下了胃部的不适,抿了几口可乐慢慢喝。
1268两份汉堡,显然即将成年的山田一郎一个,弟弟们一人一半,可乐也是双人份,炸鸡小吃品种不同勉强切开也可以匀一下,只剩下最重要的这只烤鸡,山田一郎到处求零工,隐约听着有些老板说童子鸡的分量卖成鸡价格,但胜在数量多也够便宜,所以外面鸡肉饭的分量堪堪相比面前这只童子鸡,打开外卖盒,两个小孩的声音越发明显,山田一郎揉了揉他们的脑袋慎重的分开两个鸡腿,给两个弟弟一人一个,从肉上流淌下来的汁液香得两个小孩晕乎乎的,一郎让他两小心拿着开始吃,这个鸡的分量真说不上大,两小孩吃着刚刚好,一郎忍住胃部的饥饿笑起来,拆开汉堡的包装又给他们两人分了一半,兄弟两惯用的水杯也把可乐倒上,这么一分下来,山田一郎面前几乎只剩一个汉堡一杯可乐几块小的炸鸡,十几岁长身体的年纪怎么可能吃得饱,但是他看着弟弟们笑起来认认真真吃肉的样子,心窝的暖意压下了胃部的不适,抿了几口可乐慢慢喝。
なつだ
DONE一二三から告白するひふ幻。短いギャグを目指しましたがそうはならなかったです。タイトル通り傍目から見ればどっちもどっち、な感じです。どっちもどっち「今日も美味しかったです、ご馳走様でした」
「良かった、口にあったみたいで!」
食後のお茶でも淹れてきます、と席を立った幻太郎の背を目で追いこちらが見えていないことを確認し、自分の荷物を引き寄せる。
中身を確認し、今日こそは、と決心をする。
なんやかんやありながら幻太郎の家に気兼ねなくお邪魔して手料理を振る舞って、楽しくお話しが出来る仲になる頃には一二三はすっかり幻太郎のことが好きになっていた。
素直じゃないし飄々として本心が見えづらいところもあるが、時折見える本音や表情が可愛いのだ。もっと自分の前で素直になって欲しい、色々な表情を見せて欲しい、と想いは募るばかりだったので、今日は告白しようと思い立ったのだ。
2866「良かった、口にあったみたいで!」
食後のお茶でも淹れてきます、と席を立った幻太郎の背を目で追いこちらが見えていないことを確認し、自分の荷物を引き寄せる。
中身を確認し、今日こそは、と決心をする。
なんやかんやありながら幻太郎の家に気兼ねなくお邪魔して手料理を振る舞って、楽しくお話しが出来る仲になる頃には一二三はすっかり幻太郎のことが好きになっていた。
素直じゃないし飄々として本心が見えづらいところもあるが、時折見える本音や表情が可愛いのだ。もっと自分の前で素直になって欲しい、色々な表情を見せて欲しい、と想いは募るばかりだったので、今日は告白しようと思い立ったのだ。
しおり
DONE🥂👔昨年鍵の方で募集させていただいた深夜版エアスケブのリクエストで『独歩のつま先まで愛している一二三』でした☺リクエストから色々考えたんですけど結局ドストレート癖強めな感じになってしまいました🤗ありがとうございました!何も出てないんですけど👣舐め注意です!
なつだ
DONE雪国へ旅行するひふ幻。幻の生まれを雪国で寒いところにして(シナリオライアー的な)、一二三はシンジュクってことにしてます。特に幻に関しては過去捏造してるのでご容赦ください…あなたになら「うわ、すげー雪!」
こんなに雪見たことない!とはしゃぐ一二三に、走ると危ないですよ、と幻太郎は後ろから声をかける。
「靴に雪入った!冷てぇ!」
「そんなに深いところにわざわざ入るからですよ」
「だって!ふかふかしてるし入るしかないでしょ!」
雪だるま作る!と言って張り切る一二三の姿を見て、幻太郎はやれやれと思いつつ目が離せなかった。普段煌びやかな不夜城のプリンスが、今は人気のない雪国の民家の庭で無邪気に雪だるまを作っている。こんな姿、誰も見たことがないだろう。もう20年来になるという幼馴染ですらないかもしれない。
「幻太郎も一緒に作ろーぜー!」
「残念、雪に触ると体が震えて寒くなるので無理です」
「それホントじゃん!」
5111こんなに雪見たことない!とはしゃぐ一二三に、走ると危ないですよ、と幻太郎は後ろから声をかける。
「靴に雪入った!冷てぇ!」
「そんなに深いところにわざわざ入るからですよ」
「だって!ふかふかしてるし入るしかないでしょ!」
雪だるま作る!と言って張り切る一二三の姿を見て、幻太郎はやれやれと思いつつ目が離せなかった。普段煌びやかな不夜城のプリンスが、今は人気のない雪国の民家の庭で無邪気に雪だるまを作っている。こんな姿、誰も見たことがないだろう。もう20年来になるという幼馴染ですらないかもしれない。
「幻太郎も一緒に作ろーぜー!」
「残念、雪に触ると体が震えて寒くなるので無理です」
「それホントじゃん!」