一二三
dh12345600m
DONE【前提】アルファのように振る舞い王太子をこなすオメガの独歩。弟が育ったら早々に隠居する計画だ。しかし、独歩をアルファと信じ込んだ家臣から上がるオメガとの縁談が年々断り辛くなってきた。オメガ同士の結婚を防ぐため、第二性別判明前に女性恐怖症を発症し田舎で療養するアルファの一二三を仮初の妃として娶った独歩。二人は側室が入り込む余地のないラブラブな夫婦を演じる…というネタツイの番外編2。モブ侯爵令嬢視点。〜地獄のお茶会〜 私の王子様が他のオメガと結婚した件 私の名はマリア。この国の侯爵家令嬢として生まれました。
私の第二性別が出生率1割以下のオメガだと分かった時、両親は喜びをあらわにしていたような気がします。理由は簡単。私の国の王族はアルファとして生まれる確率が高いからです。古くからアルファの王がオメガの王妃を娶る風習が続いているので、アルファが生まれやすい遺伝子なのだと聞いております。
肩身の狭いオメガへの差別を無くしていく……という目的で、数十年前から率先して王族の方々が自分の第二性別を隠匿するようになりました。医療が発達し、良質なヒート抑制剤が開発されてからは、オメガが人並みに生活できるようになったからです。薬も国の補助で安く購入できるようになっています。この政策によって、オメガは第二性別が露見しにくくなりました。ベータと同じように生きていく事ができます。しかし、アルファはそうではありません。優秀な彼らは、常に頭一つ抜きん出た存在としてとても目立ちます。私のお慕いする独歩様も、まさにそんな存在でした。ですから、アルファと番うことができるオメガの私を、「王子の番にぴったりだ」と周囲は持て囃しました。しかし、私はこの結婚に乗り気ではありませんでした。────あの時までは。
4087私の第二性別が出生率1割以下のオメガだと分かった時、両親は喜びをあらわにしていたような気がします。理由は簡単。私の国の王族はアルファとして生まれる確率が高いからです。古くからアルファの王がオメガの王妃を娶る風習が続いているので、アルファが生まれやすい遺伝子なのだと聞いております。
肩身の狭いオメガへの差別を無くしていく……という目的で、数十年前から率先して王族の方々が自分の第二性別を隠匿するようになりました。医療が発達し、良質なヒート抑制剤が開発されてからは、オメガが人並みに生活できるようになったからです。薬も国の補助で安く購入できるようになっています。この政策によって、オメガは第二性別が露見しにくくなりました。ベータと同じように生きていく事ができます。しかし、アルファはそうではありません。優秀な彼らは、常に頭一つ抜きん出た存在としてとても目立ちます。私のお慕いする独歩様も、まさにそんな存在でした。ですから、アルファと番うことができるオメガの私を、「王子の番にぴったりだ」と周囲は持て囃しました。しかし、私はこの結婚に乗り気ではありませんでした。────あの時までは。
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DONE【前提】アルファのように振る舞い王太子をこなすオメガの独歩。弟が育ったら早々に隠居する計画だ。しかし、独歩をアルファと信じ込んだ家臣から上がるオメガとの縁談が年々断り辛くなってきた。オメガ同士の結婚を防ぐため、第二性別判明前に女性恐怖症を発症し田舎で療養するアルファの一二三を仮初の妃として娶った独歩。二人は側室が入り込む余地のないラブラブな夫婦を演じる……というネタツイの番外編。モブ側近視点。俺の主人について。 俺の名前はミツヤ。独歩様の側近だ。
元々城に勤める文官だった俺は、国の様々な問題が吸い上げられて形成される膨大な仕事量にうんざりしていた。選ばれたエリートが束になって挑んでも、膨れるばかりで終わる兆しがない。家に帰る時間も、給料を使う時間もなく、ゾンビのように仕事をこなしていた。お金が貯まったら早々にリタイアしてのんびりとした生活をする事だけを目標にした。
そんな時、「お前の鬼気迫る仕事ぶりは素晴らしい。しかし、のんびりとした生活を送りたいらしいな。今後数年間は忙しいが、ゆくゆくはスローライフを送らせてやる。どうだ。俺の下に付かないか?」と、独歩様にスカウトされた。
まさに渡りに船、という状況だった。喜んで首を縦に振ったのが数年前。その時は、まさかオメガなのにアルファを装い、国民全てを謀る片棒を担がされるとは思いもしなかったが。
4606元々城に勤める文官だった俺は、国の様々な問題が吸い上げられて形成される膨大な仕事量にうんざりしていた。選ばれたエリートが束になって挑んでも、膨れるばかりで終わる兆しがない。家に帰る時間も、給料を使う時間もなく、ゾンビのように仕事をこなしていた。お金が貯まったら早々にリタイアしてのんびりとした生活をする事だけを目標にした。
そんな時、「お前の鬼気迫る仕事ぶりは素晴らしい。しかし、のんびりとした生活を送りたいらしいな。今後数年間は忙しいが、ゆくゆくはスローライフを送らせてやる。どうだ。俺の下に付かないか?」と、独歩様にスカウトされた。
まさに渡りに船、という状況だった。喜んで首を縦に振ったのが数年前。その時は、まさかオメガなのにアルファを装い、国民全てを謀る片棒を担がされるとは思いもしなかったが。
fs_raku
DONE童話パロ②(一二三とゆー)夢主からキャラへの暴力があります
「じゃあ、俺は行ってくるからな。しっかりと戸締まりするんだぞ」
「あ〜〜い、りりり〜〜! 独歩ちんが帰ってくるまで、絶対に扉は開けませ〜ん!」
りっぱな白いれんがのおうちに、狼の元気いっぱいな声が響きます。さんざめく金色の髪と、ととのった顔立ちをした、うつくしい狼でした。対して、通勤かばんを片手にさげた猟師は、陰気で、暗く、この世のおわりにいるような面持ちです。
「本当にわかってるんだろうな……俺以外のやつが来ても、絶対に扉を開けるなよ」
「わあってるって〜、独歩は心配性だなあ! ほらほら、いってらっしゃ~い!」
狼は、今日も猟師の出勤をけなげに見送ります。狼と猟師は、昔から仲むつまじく、あざやかな花畑の近くに、二人で住んでおりました。たのしいことやくるしいことを二人で分かち合いつつ、ここまで生きてきたのです。
6071「あ〜〜い、りりり〜〜! 独歩ちんが帰ってくるまで、絶対に扉は開けませ〜ん!」
りっぱな白いれんがのおうちに、狼の元気いっぱいな声が響きます。さんざめく金色の髪と、ととのった顔立ちをした、うつくしい狼でした。対して、通勤かばんを片手にさげた猟師は、陰気で、暗く、この世のおわりにいるような面持ちです。
「本当にわかってるんだろうな……俺以外のやつが来ても、絶対に扉を開けるなよ」
「わあってるって〜、独歩は心配性だなあ! ほらほら、いってらっしゃ~い!」
狼は、今日も猟師の出勤をけなげに見送ります。狼と猟師は、昔から仲むつまじく、あざやかな花畑の近くに、二人で住んでおりました。たのしいことやくるしいことを二人で分かち合いつつ、ここまで生きてきたのです。
fs_raku
DONE赤ずきんパロ(一二三とゆー) 赤ずきんは両親からお使いを言い渡されました。離れた場所に住むおばあさんに、地方の自社グループ会社の四半期決算結果を持ってゆくように言われたのです。赤ずきんはたいへん賢く、四半期決算結果の意味はもちろん、自社においてそのグループ会社がどのような立ち位置か、売上高の何パーセントを占めているのかも十二分に理解していたので、よろこんでそのお使いを引き受けました。春の陽気がぽかぽかと暖かく、きもちのよい日のことでした。
赤ずきんは車に乗ることが好きで、また徒歩よりもその方がはるかにスピーディであったため、おばあさんの家までの道を、運転手を使って車でゆくことにしました。大きな車窓からは、道すがらに森のゆたかな新緑や、すがすがしいすんだ空気を感じることができます。
5061赤ずきんは車に乗ることが好きで、また徒歩よりもその方がはるかにスピーディであったため、おばあさんの家までの道を、運転手を使って車でゆくことにしました。大きな車窓からは、道すがらに森のゆたかな新緑や、すがすがしいすんだ空気を感じることができます。
m_makise
DOODLEコミック見てて思ったけど、一二三さんは普段着ベストじゃないんだね…外出の時にスーツ羽織らないといけなくなったら困りそうだけど、そういえば海パンの上にスーツ着てくる男だった。m_makise
MEMOひふど(3p、途中まで)※すごく暗いです独歩に彼女が出来ても同居を続けている一二三片思いマンガです。めっちゃ暗くなってしまうので描くかどうしようか迷うけどとりあえずネームだけでも~ 3
m_makise
DOODLE一二三さん諸々おめでとう!ネットの騒ぎで一二三さんの愛されっぷりを再確認したぞ…スゲェホストモードよりいつもの一二三さんの方が好みなんだけど、たまに女性恐怖症の設定忘れてこの子、こんなに元気なのにすごく深刻な過去があるんだった…ってたまにションボリしちゃう。
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MOURNINGある噂話を常連客から聞いた一二三が寂雷と独歩にその噂話を持ちかける場面から始まります。真実か嘘か歩き回る噂話。それはこの時代に生きる人のみぞ知る物語。
なんて言ってますけどただのボツ話です。
初投下ですし何よりボツ話なので大目に見ていただけたら幸いです…😢
書いていて私もよく理解が出来ませんでした(おい)。ちなみにですが、寂乱は多少ながら意識したつもりです。『つもり』です。
夜空に瞬く噂話「センセー、こんな噂知ってます?」
事の始まりは一二三のこの一言だった。
「根拠も何も無いやつなんすけど、俺っちのお店に来るお客サンが話してたんすよ。いやーこの人すごく噂好きで色んな話聞くんすねー。
そのお客サン、シブヤ在住なんすけど……、
なんか今シブヤに長らく飴村乱数が居ないらしくって。」
「………え?」
寂雷と独歩の箸が止まる。
2人は共に穴があきそうなほど一二三を見遣った。
その後、声を発したのは独歩だった。
「飴村乱数が長らく居ない?いやいや一二三、この間飴村乱数のインスタ見ただろ?
109の前でピースサインしてる……。」
「俺っちもそう思ってそのお客サンに言ったんっだよ!でもそのお客サンによれば、飴村乱数は居るけど、本物の『飴村乱数』が居ない…って。
4748事の始まりは一二三のこの一言だった。
「根拠も何も無いやつなんすけど、俺っちのお店に来るお客サンが話してたんすよ。いやーこの人すごく噂好きで色んな話聞くんすねー。
そのお客サン、シブヤ在住なんすけど……、
なんか今シブヤに長らく飴村乱数が居ないらしくって。」
「………え?」
寂雷と独歩の箸が止まる。
2人は共に穴があきそうなほど一二三を見遣った。
その後、声を発したのは独歩だった。
「飴村乱数が長らく居ない?いやいや一二三、この間飴村乱数のインスタ見ただろ?
109の前でピースサインしてる……。」
「俺っちもそう思ってそのお客サンに言ったんっだよ!でもそのお客サンによれば、飴村乱数は居るけど、本物の『飴村乱数』が居ない…って。
わからない
PROGRESSここ…どこ?という不安を解消する方法:字で説明するいま13Pです。本文36ページだからあと23P・・・
ひふみのお誕生日を用意する時間が無いよ~泣
都合がわるくなったときには~ひふ~へほ~!て言ってごまかす一二三が浮かんだんだけど、どこが誕生日なんだよと内なる👔に怒られてしまいました…
でも、は~ひふ~へほ~なのに見た目しょくぱんまん様なんだよ。
可愛くないかな?👔も気に入るはずだよ