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    俳優

    ShinobuCurry

    MEMO葬i台で俳優パロを受信したのでメモメモ…。もうn番煎じか分からないネタなので人様のと被ってるかも知れな、いや、絶対どこかでお見かけしてるだろうなぁ…(モロ被りしてたら申し訳ない)(でもまあ、コレはコレでって気持ちで)

    ※げーのー界には全く造詣がありませんので、なんかふわっとした設定です。
    ※予算の少ないドラマの仕事をすることになった無名のWと、その主役に抜擢された新人Vの話。
    俳優パロ その1男にも女にも見える美しい悪魔──エリクスと、凄腕の悪魔祓い──ザ・パニッシャー。
    狩るものと狩られるもの、立場も種も性別も越えた彼らの愛の果てに待ち受けるものは…──。



    「……何やねんコレ」
    事務所の責任者とマネージャー、そして、自分。
    三者は渋い顔を付き合わせて、企画書に目を通す。キャッチコピーだろうか、コンセプトアートに謳われた一文を読んで、ウルフウッドは目を眇めた。
    「全9話。動画配信で来春放送予定、だと」
    既に興味を無くしたのか、今現在事務所の長を預かるロベルトは、ソファーにどっかりと背中を預けた。
    「いやいやいや、これどー見てもホモ向けAVやんけ」
    「あら、そんなこと言うものじゃありませんわ!それにこれ、ちゃんと純愛ですのよ!」
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    Orr_Ebi

    DONE俳優パロ沢深。憑依型の深津を書きたかっただけ。バスケもしなければ特に恋愛もしない。時代考証その他雑です許してください。本当に好き勝手やってるので許せる方のみ読んでください。すみませんでした。
     男は生粋の軍人だった。父は軍部総督、母は医務局で働く看護軍人。いつも国とはなにか、戦うとはなにかを聞かされ、育ってきた。
    15の時、士官学校に入った。幼い時から父自ら手解きを受けていたので、学校の平凡な訓練は退屈でしょうがなかった。17になった夏、士官学校の同級生と街に出かけた。士官学校は全寮制で、関東の田舎から出てきていた男にとって、東京という街で遊ぶのは刺激的だった。同級生は、東京出身だったから危ない遊びや男1人だけでは入れない場所まで精通していて、男を連れ出した。
    ある時、言われた。「女を抱いたことはあるか?」ない。まだ純粋で、生粋の童貞だ。口付けを交わしたことすら無かった。女子の手を握るなどもってのほか。男にとって、女とは未知の生物だった。「それなら、練習しておいた方がいい」練習?「お前は士官学校でも1番の成績だ。おそらく首席で卒業するだろう。出世の道に、女と酒はつきものだから、今から練習しておけ」まさかこれから、遊郭にでも行くのか。女を抱きに?「そんなわけない、まだ士官学生のうちから女を抱いて、軍人になってからその女に子供が出来たなんて言われたらどうする。後の祭りだ。抱くのは女じゃない」じゃあなんだ。「男だよ男」
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    yrym_kan

    DONE茶古さんのフルカラーイラスト本に寄稿させていただいた小説を再録しました!
    槍弓が俳優してたら?という妄想滾る御本に「雑誌ってよくわからんコラムとか連続小説あったりするよな~」という私の偏見でとあるお話の続話を書かせていただきました。
    キャスターによるコラムも担当しましたので、そちらはぜひ御本でくださいませー!
    midnight cocoon 完全版☆現パロ時空
    ☆ややホラー、モブ弓描写あり
    ☆深夜の街を歩く弓が槍に出会うお話

    (寄稿分から読む場合は、@まで飛んでくださいませ…!)



     私はエミヤ。散歩が趣味の会社員だ。
    『散歩が趣味』というのは、半分本当で半分皮肉である。
     手短に説明すると、弊社はブラックだった。そのため連日残業続き、深夜の徒歩帰宅が私の日課となっていた。
     徒歩出勤に憧れて近場に住んだばかりに、とんだ災難である。
     今、世間は地獄のような真夏らしい。クーラーの効きすぎたオフィスで汗腺が瀕死の身体も、こうして歩けばじわりと汗をかきはじめる。生きているだけで消耗する季節の隙間のような時間、早朝と深夜だけが私の知り得る今夏だった。
     にゃあ、と。どこからともなく聞こえた鳴き声に顔を上げると、石造りの塀に黒猫が座っていた。
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