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    buyo

    DOODLE悪魔×人間のるいつかさんです。
    今更?って感じですがエイプリルフールネタを擦ってます。
    まだ2024年だから許してください…。
    あと放置してる参将も許してください…脳内妄想で満足してしまって…。
    「約束したからな」と笑顔で彼は頷いた ただいま、とマンションのドアを開けてすぐに違和感。センサーで反応した温かな色味のライトはいつも通りだし、ダイニングキッチンへ続くドア越しに明かりが見えているということは、司くんは帰宅している。だというのに、玄関は静かなままだ。

    (えーっと……)

     疑問は残るけれど、とりあえず手を洗おう。鞄を廊下に置いて右手側にある洗面所へ向かい、石鹸で丁寧に両手を洗う。次はうがい。物音を立てているから僕の存在に気づいているはずなのに、大きな「おかえり」の声は聞こえてこない。
     ふーっと大きく息を吐いて鏡の前の自分に気合を入れると、リビングへ続くドアを静かに開けた。

    「ただいま~……」
    「……おかえり」

     普段と比べると大変に静かで元気のない返事だ。僕の恋人はむすっとした顔でソファに座っている。両手で抱えている星型のクッションは彼が実家から持ってきたお気に入りで、その黄色い星をむぎゅむぎゅと大きく歪ませながら「……類」と僕を呼んだ。
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    hokui39

    DONEエワ10ピクリエテスト会、開催ありがとうございます。
    ゆまおさ小話展示です。過去に参加させていただいた本(お気に入り本)の再録ですが、ちまちまとした修正を加えています。
    将来的に当然のようにゆまおさ同棲済み。
    甘やかしていいよ甘やかしていいよ

    空閑遊真には、最近気になっていることがある。
    それは、修がヒュースを構いすぎじゃないかということだ。

    “捕虜”から“自分のチームの隊員”に関係が変わったのだから、隊長として気にかけるのは当然だ。しかし、それがどうにも気になっている。
    そのことを周囲の人間にこぼしてもみたのだが、どうやら気にしているのは遊真だけのようなのだ。というのも、先日、師匠である小南と戦闘訓練で2人きりになったとき、休憩中にドリンクを飲みながらふと思いついてその話題を振ってみた。
    「修が? べつに、ヒュースは誰といてもあんなだから、ぜんぜん気にならなかったわ。みんなと同じようなもんじゃないの?」
    小南からは迷う余地もなく即答された。さらに、「一番構ってるのは陽太郎だし、なんならあんたの方がよっぽど絡みにいってる感じ、あるわよ」とばっさり切られたので、「そう言われればたしかにそのとおりか」と神妙に頷かざるを得なかった。
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