圭
あまみ
DOODLE圭藤♀葵ちゃんちにいる圭ちゃん
葵ちゃんは先天性女体化です〜
圭藤♀すぐ作っちまうから待ってろ、が進化して、こないだと同じ焼きそばでいいか?、になったころ。
「うん、あの焼きそば好き〜」
俺は君の家で、ようやく緊張せずにダイニングテーブルに腰かけられるようになってきた。
いつもは、君の家族が座る席。
俺じゃない人がつけた傷がいっぱい残る、誰かの席。
俺は葵っちの背中が好きだ。
部活のときみたいに金髪を結んで、くたっとしたエプロンをつけて、こっちからは表情なんか見えないのに絶対なんかごきげんそうなのが伝わってくる。
野菜を切って、お肉を解凍して、冷蔵庫やキッチン下の扉を脚でボンッと閉じている。
なんてことない景色だけど、俺にはまだ指折り数えるくらいしかお目にかかったことのない光景だからさ、スマホもいじらずに、じーっと君のことばかり見つめてるってわけ。
750「うん、あの焼きそば好き〜」
俺は君の家で、ようやく緊張せずにダイニングテーブルに腰かけられるようになってきた。
いつもは、君の家族が座る席。
俺じゃない人がつけた傷がいっぱい残る、誰かの席。
俺は葵っちの背中が好きだ。
部活のときみたいに金髪を結んで、くたっとしたエプロンをつけて、こっちからは表情なんか見えないのに絶対なんかごきげんそうなのが伝わってくる。
野菜を切って、お肉を解凍して、冷蔵庫やキッチン下の扉を脚でボンッと閉じている。
なんてことない景色だけど、俺にはまだ指折り数えるくらいしかお目にかかったことのない光景だからさ、スマホもいじらずに、じーっと君のことばかり見つめてるってわけ。
あまみ
DOODLE圭藤♀寒そうな葵ちゃんと圭ちゃんと智将。
葵ちゃんは先天性女体化です。
圭藤♀毎日顔を合わせていたってね、そりゃあデートは特別ですよ。
前の日から、あれ食べよっかな、ここ行こっかなって。葵っち、おいしいって笑ってくれるかな、楽しいってはしゃいでくれるかなって。
寝ても覚めても君ばかり。
いつでもどこでも、君のことだけ。
「要!」
『あと一駅』の短いメッセージと時計を見比べてニヤニヤしていれば、はずんだ声に背中を叩かれる。
「悪りぃ、ちょっと待たせた」
「っ!ぜ、ぜーんぜん!そんなことない、」
よ。
振り返った先にいる彼女は、いつも通りかわいくって、いつもよりなんだか大人っぽくって、いつもの五万倍スカスカして見える。ショートパンツ?ホットパンツ?太ももまで丸見えの葵っちは部活のときみたいに元気いっぱいで、だけど学校じゃ絶対お目にかかれない特別感がある。
1612前の日から、あれ食べよっかな、ここ行こっかなって。葵っち、おいしいって笑ってくれるかな、楽しいってはしゃいでくれるかなって。
寝ても覚めても君ばかり。
いつでもどこでも、君のことだけ。
「要!」
『あと一駅』の短いメッセージと時計を見比べてニヤニヤしていれば、はずんだ声に背中を叩かれる。
「悪りぃ、ちょっと待たせた」
「っ!ぜ、ぜーんぜん!そんなことない、」
よ。
振り返った先にいる彼女は、いつも通りかわいくって、いつもよりなんだか大人っぽくって、いつもの五万倍スカスカして見える。ショートパンツ?ホットパンツ?太ももまで丸見えの葵っちは部活のときみたいに元気いっぱいで、だけど学校じゃ絶対お目にかかれない特別感がある。
玉兎@4U
DOODLE阿選沼課題曲体操。Bluesky上でアップした「首絞め阿選(幽閉時空?)」「手籠ぴ」「現パロ臍ピアス」「ミル貝セクハラ」等に童貞を殺すセーター祭りを追加してまとめました。(差分はBlueskyにのみ掲載)結縄という、文字が使われる以前の古い伝達手法があります。有名なのはインカ帝国のキープですが、古代中国にも伏犧が結縄を作ったという神話があったりと世界的に使用されていたものです。
個人的に泰麒は象数易をベースにした呪術を使いそうだと思っていたので(夏の新刊で泰麒が使ってる呪文の勅水呪もこれ)古代中国の結縄を調べてぼくのかんがえたオリジナル結縄呪を考えた結果がこちらになります。原始的でざっくりしている分、これなら単純でも強力な呪が作れそうな予感がするぜ…!でも本人は死にたがってるので人が来るたび「これを引いて締め殺せ」とか言います。なんか幽閉ぴというより白圭宮の亡霊かもしれない。大体そんな事を考えて描きました。作画コスト高すぎるので漫画にするのは諦めたネタです。罪状は大逆と戴国ドスケベエッチ淫靡罪です。 6
tati_u0
MEMO━━━━━━━━━━━━━━━CoC:レッドナイトフィーバー!!!
KP:月蔵さん
赤の女王:よしえさん
赤の騎士:maicoさん
黒の女王:圭吾
黒の騎士:ふみさん
━━━━━━━━━━━━━━━
あまみ
DOODLE圭藤ちゃん付けかわいいねって話。
圭藤そろそろ鈴虫の大合唱が響いてきてもいい頃合いだというのに、天気予報はまだ猛暑日が続く見込みだと真っ赤な画面で脅してくる。
「ああーあつい、キモい、背中溶けてる」
夏休み中飽きることなく聞かされてきた要圭の鳴き声は、新学期になっても絶好調だ。湿気と汗で明るい髪の毛をくたくたにしながら、重いカバンと体を鎧のように引きずっている。
「葵ちゃんあっついよー、暑くない?お腹すかない?アイス食べたくない?」
「そうだな圭ちゃん、俺は帰ってメシの支度だよ」
おやつコールを適当にあやしながら今夜はどうすっかーなんて冷蔵庫の中身を思い出していると、「お?」、両目を落っことしそうなほどまんまるにした要が、まばたきも忘れてこちらを見つめている。
786「ああーあつい、キモい、背中溶けてる」
夏休み中飽きることなく聞かされてきた要圭の鳴き声は、新学期になっても絶好調だ。湿気と汗で明るい髪の毛をくたくたにしながら、重いカバンと体を鎧のように引きずっている。
「葵ちゃんあっついよー、暑くない?お腹すかない?アイス食べたくない?」
「そうだな圭ちゃん、俺は帰ってメシの支度だよ」
おやつコールを適当にあやしながら今夜はどうすっかーなんて冷蔵庫の中身を思い出していると、「お?」、両目を落っことしそうなほどまんまるにした要が、まばたきも忘れてこちらを見つめている。
あまみ
DOODLE圭藤葵ちゃんの方がキスマークつけそう〜って話です。
圭藤お前がさ、憧れてるって言ったんだよ。
「いいじゃん?寝てる間にさ、キスマークとかさ、」
「いや別に起きててもいいだろ、それ」
「うーん悪くはないんだけどさあー、こっそりがいいんじゃんこっそりがさあー、」
ふーんって頬杖をついた次の瞬間には半分以上忘れていたけれど、練習して、セックスして、そんでまあまたセックスして、ぐうすか寝っこけている要圭を目の当たりにしたら、ふわっと思い出してしまった。こっそりがなんか、俺のこと大好きな感じがしてたまらないのだという。別に隠れてやらんでも、“大好きな感じ“は伝わるだろうに。
昼間の騒がしさとは打って変わってぴすぴす寝息を立てる要の口もとへ手をかざす。起きる気配も、寝たふりしている疑惑もない。
907「いいじゃん?寝てる間にさ、キスマークとかさ、」
「いや別に起きててもいいだろ、それ」
「うーん悪くはないんだけどさあー、こっそりがいいんじゃんこっそりがさあー、」
ふーんって頬杖をついた次の瞬間には半分以上忘れていたけれど、練習して、セックスして、そんでまあまたセックスして、ぐうすか寝っこけている要圭を目の当たりにしたら、ふわっと思い出してしまった。こっそりがなんか、俺のこと大好きな感じがしてたまらないのだという。別に隠れてやらんでも、“大好きな感じ“は伝わるだろうに。
昼間の騒がしさとは打って変わってぴすぴす寝息を立てる要の口もとへ手をかざす。起きる気配も、寝たふりしている疑惑もない。
chrosite_10
DOODLEXにアップしたとどちと桐圭前提の謎の酔っ払い時空のえせ関西弁のその後のお話。圭ちゃんと藤堂くんが電話で話してるだけ。会話のみ。みんな20歳以上。設定ふんわり。
(携帯から全文閲覧できないみたいです……)
『おい、要!自分のツレの手綱ぐらい、しっかり握っとけ──!』
「~~ッ!葵っち、声でかいって!いきなり何の話」
『桐島のことだよ!』
「桐島さん?え?葵っちっとマブダチだっけ?」
『んなわけあるか!』
「ちょ、落ち着いて。マジ話見えないからさ……」
『……っ。……ここんとこ頻繁に、千早と桐島が二人きりで会ってんだよ』
「へ?瞬ちゃんと?なんで?」
『こっちが聞きてぇよ!てか、一緒に住んでんだろ。どこに行ってるのか聞いてねぇのかよ』
「知り合いと飲んでくるとしか。あの人の交友関係、変に広いってゆーか、妙な繋がりあり過ぎて、圭ちゃんの頭脳をもってしても全把握は無理。」
『……お前に聞いた俺がバカだった。わりぃ。』
「怒りMAXからのガチ謝罪、傷つくからやめて……」
1259「~~ッ!葵っち、声でかいって!いきなり何の話」
『桐島のことだよ!』
「桐島さん?え?葵っちっとマブダチだっけ?」
『んなわけあるか!』
「ちょ、落ち着いて。マジ話見えないからさ……」
『……っ。……ここんとこ頻繁に、千早と桐島が二人きりで会ってんだよ』
「へ?瞬ちゃんと?なんで?」
『こっちが聞きてぇよ!てか、一緒に住んでんだろ。どこに行ってるのか聞いてねぇのかよ』
「知り合いと飲んでくるとしか。あの人の交友関係、変に広いってゆーか、妙な繋がりあり過ぎて、圭ちゃんの頭脳をもってしても全把握は無理。」
『……お前に聞いた俺がバカだった。わりぃ。』
「怒りMAXからのガチ謝罪、傷つくからやめて……」
あまみ
DOODLE影でバレてる圭藤♀です。葵ちゃんは先天性女体化ですのでお気をつけください。
圭藤♀窓ガラス一枚分の距離だった。
歩き方?話す声?それとも俺のラブセンサー?
ふと振り向いたら廊下の先に君がいるなんて、俺たちってば運命で結ばれたふたりなのかもしれない。
向こうは俺に気づくかなって、教室の中から一瞬うずうずするけれど、
「葵ちゃあん!」
気持ちが勝手に飛び出しちゃった、ガラガラとあっけなく窓を開ける。ぶんぶんと、身を乗り出して手を振ってる。
一コマぶり、本日何度目かの呼び止めに、葵ちゃんはパッと顔を上げた。飼い主に呼ばれたワンちゃんみたいにまっすぐ俺だけ見つめると、「おー、」、ヘラ、としっぽのかわりに小さく手を振る。そんな些細な仕草が宝物みたいで、ぎゅうっと、左胸が跳ねた。
葵ちゃんと彼氏彼女になれたのは、つい先日のことだった。
2982歩き方?話す声?それとも俺のラブセンサー?
ふと振り向いたら廊下の先に君がいるなんて、俺たちってば運命で結ばれたふたりなのかもしれない。
向こうは俺に気づくかなって、教室の中から一瞬うずうずするけれど、
「葵ちゃあん!」
気持ちが勝手に飛び出しちゃった、ガラガラとあっけなく窓を開ける。ぶんぶんと、身を乗り出して手を振ってる。
一コマぶり、本日何度目かの呼び止めに、葵ちゃんはパッと顔を上げた。飼い主に呼ばれたワンちゃんみたいにまっすぐ俺だけ見つめると、「おー、」、ヘラ、としっぽのかわりに小さく手を振る。そんな些細な仕草が宝物みたいで、ぎゅうっと、左胸が跳ねた。
葵ちゃんと彼氏彼女になれたのは、つい先日のことだった。
正崎⚾️
DONE9/1 インテ大阪 グッコミ 無配3号館 は59b 「引っ越しマーク」
忘バ CPなし小説 ギャグ風味
副題:要圭の財布はマジックテープ
野球してません⚠
グッコミで頒布した小説の前日譚ですが、単体でも読めます 3909
あまみ
DOODLE圭藤葵ちゃんお誕生日おめでとうのやつです
圭藤午前0時まで、起きている。
妹をはやばやと寝かしつけ、姉を叩くように寝室へ押しやり、サンタにゴマを擦るように布団に潜りこんで数時間。
午前0時まで、起きている。
スマホを開き、やることもないのでそのまま伏せ、寝返りをうち、やっぱり元の体勢に戻り、またスマホを眺める。
今日も練習だったから、体はどんどん沈んでく。
今日も練習だったから、いつもより五倍増しで顔面を溶かした君にも会えて、
今日も練習だったから、『葵っち明日いっしょに帰ろうね』って見え透いたたくらみにも気づいてしまった。
午前0時まで、起きている。
勝手に要の泳ぐ瞳に期待して、勝手に“おやすみ“のスタンプがこないことに胸をふくらませ、勝手に『葵っち』というやわらかな声を思い出しながら。
2275妹をはやばやと寝かしつけ、姉を叩くように寝室へ押しやり、サンタにゴマを擦るように布団に潜りこんで数時間。
午前0時まで、起きている。
スマホを開き、やることもないのでそのまま伏せ、寝返りをうち、やっぱり元の体勢に戻り、またスマホを眺める。
今日も練習だったから、体はどんどん沈んでく。
今日も練習だったから、いつもより五倍増しで顔面を溶かした君にも会えて、
今日も練習だったから、『葵っち明日いっしょに帰ろうね』って見え透いたたくらみにも気づいてしまった。
午前0時まで、起きている。
勝手に要の泳ぐ瞳に期待して、勝手に“おやすみ“のスタンプがこないことに胸をふくらませ、勝手に『葵っち』というやわらかな声を思い出しながら。
chrosite_10
DOODLEはるけい。宝谷時代の葉流ちゃんと智将。
これ(https://poipiku.com/10334480/10635915.html)の葉流ちゃん視点。
レモンティーの話。
自分の整理用の葉流ちゃん視点。"圭"がいっぱいですが、削るのは放棄しました。
レモンティーの話(葉流火がみた世界) 都内によくある小型スーパー。その道路沿いに箱ごと置かれている特価の500mlペットボトルに入ったレモンティー。
宝谷での練習の帰り道。圭と歩いて帰っていると、圭がそれを見た。
たまたま視界に入ったんじゃなくて、その黄色いラベルを見た。
「圭、どうしたの?」
圭は昔から周りをよく見ていた。それが”観察”になったのは、最近だと思う。目に映るものたちを、いるかいらないか判断するようになった。いるなら、その意味だとか、どんなふうに■■■に影響するのかを考えている気がする。
ペットボトルの飲み物は、今の圭にいらないはず。水分補給は今はしなくていいから。
だから。圭に意思を持たせるその黄色いラベルの飲み物は、圭がいるものだ。
1988宝谷での練習の帰り道。圭と歩いて帰っていると、圭がそれを見た。
たまたま視界に入ったんじゃなくて、その黄色いラベルを見た。
「圭、どうしたの?」
圭は昔から周りをよく見ていた。それが”観察”になったのは、最近だと思う。目に映るものたちを、いるかいらないか判断するようになった。いるなら、その意味だとか、どんなふうに■■■に影響するのかを考えている気がする。
ペットボトルの飲み物は、今の圭にいらないはず。水分補給は今はしなくていいから。
だから。圭に意思を持たせるその黄色いラベルの飲み物は、圭がいるものだ。
chrosite_10
DOODLE葉流圭。みんな20歳以上。小手っ子の飲み会。清峰・藤堂はプロ。要・千早・山田は大学生設定。
細かいことは気にしてはいけない系。
はるけいというより、ただの飲み会。
都内某所の個室の居酒屋。
要は小手指高校野球部の同期と集まっていた。
清峰と藤堂は高校卒業後野球プロ入り、要・山田・千早は大学進学と、特に社会人2人組との日程の擦り合わせが難しく、直接会えたのは久々だ。
「みんな、何飲む?」
「生!」
「俺も」
「俺も生で」
「意外。瞬ちゃんビール飲むんだ」
「最初ですし。ゑビスですしね」
「俺はアサゐ方が好きだな」
「藤堂くんにビールの違いなんて分かります?紅茶と水の違いも分かんないのに」
「紅茶と水はさすがに分かるわ!」
「葉流ちゃんはどーする?」
「……ビール、飲んだことない」
「先輩から飲まされないの」
「この前のチームの飲み会で勝手に注文されてたけど。口つけなかったら隣に座ってた先輩が全部飲んでくれた」
2377要は小手指高校野球部の同期と集まっていた。
清峰と藤堂は高校卒業後野球プロ入り、要・山田・千早は大学進学と、特に社会人2人組との日程の擦り合わせが難しく、直接会えたのは久々だ。
「みんな、何飲む?」
「生!」
「俺も」
「俺も生で」
「意外。瞬ちゃんビール飲むんだ」
「最初ですし。ゑビスですしね」
「俺はアサゐ方が好きだな」
「藤堂くんにビールの違いなんて分かります?紅茶と水の違いも分かんないのに」
「紅茶と水はさすがに分かるわ!」
「葉流ちゃんはどーする?」
「……ビール、飲んだことない」
「先輩から飲まされないの」
「この前のチームの飲み会で勝手に注文されてたけど。口つけなかったら隣に座ってた先輩が全部飲んでくれた」
あまみ
DOODLE圭藤♀葵ちゃんひとりで勝手に彼氏を爆モテ設定にしている話
葵ちゃんは先天性女体化です〜
圭藤♀一年のトイレにある鏡の前は、何もないのによく滑る。
怪談でも噂話でもない、れっきとしたただの事実だ。床が濡れているわけでもないのに、気をつけていないとすべって転がりそうになる。きゃあ!というトイレからの悲鳴は、大体はこのトラップに引っかかった被害者のものだ。毎日掃除されているとはいえ、便所で尻もちをつくかもしれないなんて恐怖、たとえ未遂でも大声を上げてしまう。
四月にその洗礼を受けた藤堂葵も、手を洗う瞬間だけは緊張感を走らせていた。上履きに力を入れすぎないように、そろりそろりと蛇口へ近づく。
決して長いとはいえない休み時間、トイレにはいつも“誰か“いる。クラスメイトに聞かれたくない話をする奴か、メイク直しに余念がない奴。その日も鏡の前を占領するのはあからさまにお喋りしたいだけの女子たちで、藤堂は体をねじこむように空いた洗面台にお邪魔する。背が高いので肩身が狭い。
5923怪談でも噂話でもない、れっきとしたただの事実だ。床が濡れているわけでもないのに、気をつけていないとすべって転がりそうになる。きゃあ!というトイレからの悲鳴は、大体はこのトラップに引っかかった被害者のものだ。毎日掃除されているとはいえ、便所で尻もちをつくかもしれないなんて恐怖、たとえ未遂でも大声を上げてしまう。
四月にその洗礼を受けた藤堂葵も、手を洗う瞬間だけは緊張感を走らせていた。上履きに力を入れすぎないように、そろりそろりと蛇口へ近づく。
決して長いとはいえない休み時間、トイレにはいつも“誰か“いる。クラスメイトに聞かれたくない話をする奴か、メイク直しに余念がない奴。その日も鏡の前を占領するのはあからさまにお喋りしたいだけの女子たちで、藤堂は体をねじこむように空いた洗面台にお邪魔する。背が高いので肩身が狭い。
aokiss2481
MEMO最近圭圭イメソンとして『フ/ァ/タ/ー/ル』が挙げられてる所をチラホラ見かけるようになりまして、嬉しくなっちゃったので個人的に「ファタールのここが圭圭!!」みたいな部分をメモ書き的に書き殴りました。『フ/ァ/タ/ー/ル』はいいぞ…圭圭イメソンとして聴く『ファタール』解釈また夢から覚める、濡れた瞼を開ける
狂おしいほど思い残す、遠い日の無力さを呪う
身を焼かれるような絶望も糧にはなろうか
憧れに焦がれるまま燃やし続けている
────────────────
▷ここ、『ファタール』を圭圭小説にするなら間違いなく私は『159話以降に会えなくなっちゃった記憶ありの智将』が転生して目覚めるシーンにするとこ〜!!それかあの日眠った主人を取り戻せないまま、主人を失くしてもなお“要圭”として生きていかなきゃいけない智将の心情かな…物語の導入的歌詞でとても好き…
────────────────
キラキラお星様宿したあなたのeyes
カラカラ渇いて可哀想なlack of 愛?
全てを孤独から救う眩しい光
3671狂おしいほど思い残す、遠い日の無力さを呪う
身を焼かれるような絶望も糧にはなろうか
憧れに焦がれるまま燃やし続けている
────────────────
▷ここ、『ファタール』を圭圭小説にするなら間違いなく私は『159話以降に会えなくなっちゃった記憶ありの智将』が転生して目覚めるシーンにするとこ〜!!それかあの日眠った主人を取り戻せないまま、主人を失くしてもなお“要圭”として生きていかなきゃいけない智将の心情かな…物語の導入的歌詞でとても好き…
────────────────
キラキラお星様宿したあなたのeyes
カラカラ渇いて可哀想なlack of 愛?
全てを孤独から救う眩しい光
chrosite_10
DOODLE葉流圭を書こうとした結果の産物。最後の最後で桐圭っぽいかもしれない。
会話のみで未来軸。
前半は山田感謝祭かもしれない。
何でもありなので、自分の整理用。
「いやあ、感慨深いですねぇ」
「だな」
「そうだね」
「……そんなに?」
「そうですよ。あんなにすれ違ってた清峰くんと要くんが、ようやくくっつくんですから」
「やっと、ここまできたって感じだよね」
「だな」
「他人がとやかく言うようなことじゃないですけど。まあ酒の席だから言っちゃいますか」
「いいんじゃね」
「そうだね」
「「「お前ら、話し合え」」」
「……そこ?」
「いろいろ経緯はあったんでしょうけど。お二人はさっさと腹割って話した方がよかったんじゃないかって当時は思いまして」
「まあ、清峰も口下手だったし」
「今よりももっと苦手そうだったもんね。うまく言語化できたかは分からないけど……」
「パワーバランスも謎でしたし」
「智将が強いと思ったら」
1594「だな」
「そうだね」
「……そんなに?」
「そうですよ。あんなにすれ違ってた清峰くんと要くんが、ようやくくっつくんですから」
「やっと、ここまできたって感じだよね」
「だな」
「他人がとやかく言うようなことじゃないですけど。まあ酒の席だから言っちゃいますか」
「いいんじゃね」
「そうだね」
「「「お前ら、話し合え」」」
「……そこ?」
「いろいろ経緯はあったんでしょうけど。お二人はさっさと腹割って話した方がよかったんじゃないかって当時は思いまして」
「まあ、清峰も口下手だったし」
「今よりももっと苦手そうだったもんね。うまく言語化できたかは分からないけど……」
「パワーバランスも謎でしたし」
「智将が強いと思ったら」