Recent Search
    You can send more Emoji when you create an account.
    Sign Up, Sign In

    夏です

    せきしょく

    PROGRESSいい夫婦の日なので教師if五夏です!
    すけべまで書きたかったけどキリが良いので全年齢です_(:3」∠)_

    12/18の新刊ではこんな感じの二人がいちゃらぶセッするお話の他二本のスケベ話を収録したスケベオムバニスを!!!!出したいです!!!!

    進捗ヤバヤバなのでがんばります;;;;;;;;;
    入籍済みの教師if五夏がご飯食べるだけ 都内某所の高層マンション。大抵の人物は、そこが僕が借りている部屋の一室という認識でしかない。今日送ってくれた見慣れない顔の補助監督もきっとその一人だろう。僕を乗せて運転する人は何故か皆戦々恐々といった態度でハンドルを握るが、この子はどちらかといえば困惑したような表情をしていた。理由はまぁ、なんとなく解るけど。
     エントランスの前で車を降り、送ってくれたことへの感謝を伝えながらカードキーを翳せば、ピカピカに磨き上げられた自動ドアがゆっくりと開く。仰々しいそれが閉まる直前、五条さんってスキップするんだ、という補助監督の声を僕の耳が拾い思わず吹き出した。
     愛しい伴侶の待つ愛の巣に一刻も早く向かいたいと思えば、足取りも飛び跳ねるくらいに軽くなるというものだ。スーツ姿の初老の前を横切る際、ねー!と微笑みかけて右手を振る。お辞儀をした後顔を上げたコンシェルジュは、やはり困惑した表情を浮かべていた。
    3012