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    大晦日

    Momo_sushi0822

    СДЕЛАНОアルユリです。神バハかも。大晦日、翌日の深夜にて。
    まるで今日、今の時間のようですね。

    アルユリ初書きなので色々とおかしくても許せる人向けです。
    「君ねぇ……」

    「う"ん、…んん"……」

    オオミソカ、そう呼ばれる他国の文化に倣ってレヴィオンではクリスマスに続き、年の変わり目を迎えるために屋敷は賑わっていた。

    仕方なく団長殿に付き合ってやったが、クリスマスといいオオミソカといい、酒臭い。特に団長殿とあの狼男だ。いい加減酒臭い団長殿の観察にも飽きて、研究場所として使っている自室に戻ったが、まさかあの酒臭い状態で、私の部屋に来るとは思わなかった。


    「そこで吐いたら流石に介抱してやらないよ、団長殿。」

    「ゔ、ユリウ"ス……?なんで……」

    はぁ〜〜〜〜〜

    ため息、長いため息しか出ない。団長殿、君は団長殿なんだよ?そしてここは私の部屋だ。

    何も言う気にならない。

    こんな深夜にガチャガチャガチャガチャガチャと鍵を閉めたドアノブを乱暴に開けようとするものだから、仕方なく見てみればこれだ。
    吐きそうな顔をした団長殿が、私をスルーして自室に侵入してくる。ある意味不法侵入よりタチが悪い。

    「団長殿、一人で歩けるかい?」

    「無理……かもしれん………気持ち悪い…」

    「はぁ……だろうね……」

    仕方ない、今回だけは肩を貸そう。

    1753

    しろ

    СДЕЛАНО大晦日のオクブラ。まったりな二人。送り夜


    今年も残ること、あと少し。
    時計の針を目で確認する回数が、ついつい増えてしまう私を見て「ソワソワし過ぎだぜ?」と隣に座る彼が笑う。
    その柔らかい笑みに釣られて、ふふっと笑みを返す。

    一年最後の日。
    今夜は前々から2人で話し合い、私の家で過ごす事にしていた。
    午前は賑やかな街で買い物をしながらランチを楽しみ、夜は一緒に夕食を作って、まったりと同じ時間を過ごす。

    夜も耽る頃には温かいマグを片手にソファに座り、大判のストールを掛けられ、二人で一緒に包まった。赤地に細かな刺繍がされたこのストールは、クリスマスに彼から貰った何よりもお気に入りの物だ。
    もぞもぞとどちらからともなくくっつき合えば、くすくすと笑い合った。
    暖炉から木が爆ぜる音が響く中、くっついた体が心地よく暖かい。

    「俺、今幸せ過ぎてやべぇぞ…」

    「そうだな…一緒にいられるのは私も嬉しい」

    少しばかり照れ臭くて、けれども胸がいっぱいで、じんわりとした感覚が身を包む。
    楽しいことも、時には悲しいことも、色々あった。すれ違ってしまうことだってあった。それでも、彼は隣にいてくれた。隣にいたいと言ってくれた。

    それが 1343