付き合うにはまだ早かった　ケイ・カンタロウは辻田にフラれた。

　正確には彼が辻斬りナギリだと判明した後、それでも辻田さんが好きです！と告白した後に、VRCを出た後は本官ちで一緒に暮らしましょう！と言ったのだが、嫌だ無理だと断られたのである。
　長い観察期間に問題を起こす事もなく、これ以上の過度な付き纏いはストーカー扱いになるぞと上司や同僚達に叱咤され、カンタロウは泣く泣く辻田への過度な接触を控えるようになった。
　同じ新横浜の街に暮らしている身であり、退治人見習いになって仕事をするようになった辻田と吸血鬼対策課のカンタロウはお互いの仕事現場が被る為、仕事中に街中で出会す事は多かったが、プライベートでは全く会えずにいた。
　顔見知り以上、友人以下。辻斬り被害者と加害者である部分を取っ払ってしまえば、カンタロウとナギリには同じ街で暮らしているだとか、吸対と退治人見習いとしての仕事上の関わりしかなく、カンタロウからは兎も角、ナギリからカンタロウに仕事のない日まで会わないかと誘われるような事もなく、このまま一時のお付き合い（辻斬り捜査）で終わってしまうのかと、カンタロウは未練たらしく辻田への想いを捨てられずにいた。

何度でも愛の挨拶を　彼と生活を共にしている屋敷は広い。外見に違わず、室内も手入れが行き届いている。家具や調度品、壁紙に至るまで見劣りすることはない。家主である彼の努力の賜物なのだろう。そして、それらの使われ方を見ていれば、彼なりの愛着も感じられた。物を大事にする人柄が窺われて、自分としても好ましく思っていた。
　しかし、そんな中にあって、ひたすらに沈黙を貫いているものがあった。それらは部屋の一角で存在感を放っているのだが、活躍の場を与えられているのを見たことがない。それでいて、手入れだけはされているのだから、不思議に思うのも無理ないだろう。触れられたくないものであれば片付けられているはずだ、そう思って彼に尋ねてみたのだ。

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当アミューズメントパーク兼カジノでは、入場時に全員が左手首にブレスレットを装着し、入場可能エリアを制限しています。基本的に、以下の分類のゲストのみがパーク/カジノ内にいます。

- Gクラス(General class)：パークとカジノに入場できる一般クラスのゲスト
- Cクラス(Claimant class)：特別なゲスト
- スタッフ：パークの職員で不慮の事態に対応します
- アクター：様々なマスコットアニマトロニクス。Cクラスゲストに関して説明を受けていない
- オーディエンス：自動アンドロイドで、Gクラスゲストとして活動する事に遜色はありません

ミューズ・メアント・トリプルセブンについての紹介。ミューズ・メアント・トリプルセブン(muse・meAnt-777-)についての紹介。

娯楽機 名称［ミューズ・メアント・トリプルセブン(muse・meAnt-777-)］は、カジノ併設アミューズメントパークの案内人兼ディーラーのアニマトロニクスです！

その姿は大きな鳥の羽腕が特徴で犬獣人の顔の、巻き角に太い尾と尾羽を持つ桃色体毛の幻想獣人！

賑やかで装飾華美のフレアスカートを身に着け、とても大きな分厚い三角耳に長い桃色髪、青緑の目、羊の巻き角、薄桃色の体毛を持ち、顔立ちは犬にも似た種族に見えます！両手は翼とキューティクルに覆われた鳥足のような三本指の手、鳥の様相も兼ね備えております！そして先端に尾羽に似た形状を持つ長く太い尻尾、鳥の関節を持つ足、おなかから尻尾はつるぷにで、様々な実在生物をベースモチーフとしていることがわかるでしょう！

無法の街《ﾑﾎｳﾉﾏﾁ》管理人「盧蟲」の下、法律から大きく足を踏み外したのがこの街だ
かの有名な九龍城砦を思わせる店や家、建物が入り組み迷宮のように絡み合った姿をしている
この街には良く言えばなんでもあるが、悪く言えば首輪がなく全てが無法地帯となっている

この街では犯罪はもちろん如何なることも許され、処罰する法律が存在しない
つまり悪や正義の区分はなく全てが平等である


「永住希望の方へ」
欠けた笛を持つこと


「違反事項」
※以下を厳守しお過ごしください
・管理人の許可を得ないこと
・無断で他の街に行くこと
・外出する場合、二人以上で行動すること
・街の物を他の街に流出させないこと
・街での映像物等を元の世界に持ち込まないこと
・管理人に歯向かうこと

独街《ﾋﾄﾏﾁ》管理人「_____」の下、一人を過ごすために整えられた街
図書館、一人部屋、個室、ネカフェ、カラオケボックス、電話ボックス、公園のたったひとつのベンチ、トイレ等、管理人がありとあらゆる世界を見て集めてきた場所が展開されている

集中できると噂されており、受験生の観光客が最も多い



またこの街は管理人「一人」で管理しているため、別荘を設けたり永住、従業員の募集は禁止される


「禁止事項」
※以下を厳守しお過ごしください
・管理人の許可を得ないこと
・無断で他の街に行くこと
・独りを寂しいと思うこと
・独りを辛いと思うこと
・誰かと共有したいと思うこと
・二人以上になること
・友達が欲しいと思うこと

色街《ｼｷｶﾞｲ》管理人「_____」の下、女を営む街

風貌は歴史ある遊郭の姿で陽が昇ることはなく、常に夜である
しかし和装だけでなく民族衣装や洋装、種族によって、その従業員の地域、店の主張によって異なる
男女問わず従業員と話したり、触れ合ったりまぐわったりと一夜限りの時間を過ごすことができる

観光客の八割は男が占めている
小さな賭場もあるが、店や指定する従業員によって、料金が異なるため注意が必要だ


「永住もとい従業員の方へ」
・黒色の笛を持つこと
・女の場合は接客の仕事がある
※未成年は雑用、雑談のみ
・男の場合は主に店の従業員のボディーガード、
店番の仕事がある

「禁止事項」
※以下を厳守しお過ごしください
・管理人の許可を得ないこと
・無断で他の街に行くこと

夢街《ﾑｶﾞｲ》管理人「メアリープ」の下、全ての生物の叶わなかった夢、叶えたかった夢、望む夢を実現させる街

一人一人によって街の風貌が異なるため、元の街がどのような姿をしているかは不明
あなたのための街を維持するにはあなたの欲の強さ、想いの強さ、記憶が必要となってくる
街にいられる時間は限られており、終わりは管理人が合図をしてくれる
最も多くの観光客が訪れる街となっている

管理人はしわがれた老婆の声をしているが、本人の声はまた別にあるらしい


「永住もとい従業員の方へ」
・白色の笛を持つこと
・夢ばかり見すぎないこと
・夢から離れたがらない人に対して強制起床の仕事※従業員の方のみ該当


「禁止事項」
※以下を厳守しお過ごしください
・管理人の許可を得ないこと

休街《ｷｭｳｶﾞｲ》管理人「ヲ菊」の下存在する「生きた旅館」
街全てが一つの旅館となっており、種族年齢問わず多くの観光客がここに訪れる
旅館の中に屋台や店も多くあるため、元の世界でお土産のようなものが確認されている
初回宿泊は一週間無料となっており、その期間中はいつ街を出ても構わない
以降は料金が発生するが低価格となっている

また、宿泊料や宿泊についての相談は管理人に個々申請すること

旅館の地下は管理人の賭場がある
賭場は十八以上ならば誰でも利用可能


「永住または従業員の方へ」
・紫色の笛を持つこと
・和装(街にいる間)で居ること

「禁止事項」
※街に居る際は以下を厳守してください
・管理人の許可を得ないこと
・無断で他の街に行くこと
・永住税を一ヶ月以内に払えないこと

廃棄の街《ﾊｲｷﾉﾏﾁ》管理人「ゴッド・ロズ」の下、生み出した部下と黒犬が徘徊し、街を管理にしている
年中廃棄物、処分品、ガラクタ等が発生し異臭漂う街
この街の中心には出口に続く塔が存在する
ほとんどが廃墟や廃ビルと化しているため永住等は推奨していない

主に自分の世界にて不要とされた者がこの街に来ることがあるが、殆ど観光客は居ない


「永住または別荘をお持ちの方へ」
・赤色の笛を持つこと
※永住は推奨しておりません
また、住居の補償、感染症等の責任は負いかねます

「禁止事項」
街に居る際は以下を厳守ください
・管理人を怒らせないこと
・管理人他部下や黒犬に攻撃しないこと
・管理人の言葉に背かないこと
・無断でほかの街に行くこと
・管理人の許可を得ないこと

キャラ作成について《永住の手続き》


街はそれぞれあなたが望めば「永住」「別荘」を
設けることができます
種族は問いません
例え人でも妖でも、霊体でも天使でも悪魔でも、
娯楽都市はあなたを歓迎しております

「別荘」
あなたが娯楽都市にて行く街を「固定化」することです
本来あなたが味わいたい娯楽によって、
あなたが辿り着く街は異なりますが、別荘を設けることによりあなたは別荘にて目を覚ますことに
なります

別荘を設けたい場合は管理人に申し出てください
別荘は街によって宿、家、テントと異なります
条件は特にありません
もし別荘を持ちながら他の街に行きたい場合は、
管理人に申し出てください


「永住」
あなたが娯楽都市の住人となることです
そうするとあなたは元の世界に帰れなくなります

《娯楽都市について》どの世界に通じているだとか、
この世界に似ているだとかの定まりはない

あなたの世界のどこからでも行けるのが娯楽都市
あなたが望めばいつでも行けるのが娯楽都市だ


娯楽都市にはイキモノにとっての娯楽を生業とした
街がいくつか点在している
だが生まれたばかりで発展している最中のため、
今全ての娯楽があるかというとそうではない

分からないことだらけの都市だが
娯楽都市に行った者たちの発言等をまとめ
以下のことが分かっている

・街ごとに町長のような存在「管理人」がいる
・街は娯楽を味わえばいつ何時帰ることが出来る
・窓、水溜まり、家の扉、トイレの扉等入れる方法は決められていないらしい
・出口は街の中心にある塔にのみ存在する
・街ごとの決まりを守れば永遠と楽しめる