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    子猫

    rinka_chan_gg

    DONE2/22開催にゃんごフェスの展示品です。
    会社員の傑が子猫のさとるを拾って一緒に暮らし始める話。出会い編しか間に合いませんでしたすみません…。
    ※人型ベースに猫耳しっぽのビジュアルでお送りしております。
    ※さとるは幼いのでほとんど喋れません。
    ※ちょっぴり粗相をする描写があります。
    ※夏五です。要素はほぼないですが夏五です(大事なことなので)

    イベント開催おめでとうございました!!
    きみといっしょのほのぼのライフそれは、今にも雪が降り出しそうな冬空をした寒い日のことだった。
    営業の仕事の後、今日は直帰してもいいことになってまだ外が明るい内に家へ帰れることに浮き足立っていた時。
    いつも通りかかる公園の、あまり目立たない一部の植え込みの端っこに、「その子」は隠れるようにして蹲っていた。
    つやつやと光る真っ白い耳としっぽ、くりくりと丸い青色の瞳。「その子」はまだ幼い小さな子猫なのに、目を惹く美しさを持っていて。
    視線が重なったあの瞬間は、運命だったと言っても過言ではないだろう。



    ーーーーーー



    「ねこちゃん、ご飯だよ」
    近くのコンビニで買ったキャットフードを深皿に開ける。部屋の端でちょこん、と丸まった子猫は私の様子をじぃっと眺めていた。
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    こっこ

    DONE五伏。ちょっとしたパラレルものです。

    五条→今回は名前だけ(すまぬ)恵が大好き♥️
    恵→稽古が嫌で稲荷神社に逃走。稽古よりも五条が好き💕両想いになるように頑張る男の子。
    悟(神様)→由緒代々続く稲荷神社の神様。猫又のめぐとラブラブ中♥️
    めぐ→子猫の頃、悟に拾われた。悟のおかげで立派な猫又になり、稲荷神社を守護している。好きな物は鰹節。
    お狐様と少年 神様というのは、意外と暇なものだ。人々の願いを叶えてあげたりもするが、殆どが自分自身で解決出来る事が多い。だからほんの少しだけ、いい方向になるようにと見守ってあげている。
    今日も鳥居の上で横になり、見渡せる町を見守っていた。まばらだが、お参りに来てくれる参拝者に会えるとちょっと嬉しい。
    「ふあぁ~~・・・。今日もいい天気だなぁ」
    真っ白でふわふわした尾っぽをパタパタさせ、俺は日向ぼっこをしていた。暖かい日差しのせいか、うとうとしていた時だ。
    「・・・ぐすっ、ひっく」
    境内から、子供のすすり泣く声が聞こえた気がする。迷子だろうか?
    「暇だし見に行くか」
    俺は鳥居の上から声のする方角を見つめる。この神社の神様である俺の特技は、迷い子を見付ける事。茂みの中に隠れていようが関係ない。
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