完結
gomibakopoipoi
DOODLEあぁセイバー!セイバー!もうすぐよ!もうすぐ貴方の願いを叶えてあげる!
大好き!大好きよ!私の!私だけの王子様!
落書き沙条愛歌とセイバー
文庫版蒼銀のフラグメンツ完結まであと少し~
かれーぱん
DONE付き合ってると思っているnrと一晩限りだと思っているmtが仲直りする話 後編GS1〜2くらいの時系列、nr視点
これにて完結です。
フォロの商人 後編9_________________________
「……お礼がしたいんだ」
王都楼の事件が解決した翌日、上級検事執務室・1202号を訪ねたぼくは御剣に掛け合った。
「って、真宵ちゃんが言ってたぞ。」
「……そうか。気にすることはない、と伝えておいてくれ。」
そういうと、デスクに座る御剣は見ていた資料に向き直った。
「イヤだよ、めんどくさい。自分で言ってくれ。」
(そうカンタンに諦めなさそうだし。)
ぼくは紙の資料となにやら格闘している御剣をじっと見守る。
「……他に用がないのなら、出ていきたまえ。わたしは忙しいのだ。」
ワザらしく忙しなく動く御剣に、ぼくはずっと抱いていた疑問をぶつける。
「用ならあるよ。……なんで、なにも言わずに1年も姿を消したんだ。」
3897「……お礼がしたいんだ」
王都楼の事件が解決した翌日、上級検事執務室・1202号を訪ねたぼくは御剣に掛け合った。
「って、真宵ちゃんが言ってたぞ。」
「……そうか。気にすることはない、と伝えておいてくれ。」
そういうと、デスクに座る御剣は見ていた資料に向き直った。
「イヤだよ、めんどくさい。自分で言ってくれ。」
(そうカンタンに諦めなさそうだし。)
ぼくは紙の資料となにやら格闘している御剣をじっと見守る。
「……他に用がないのなら、出ていきたまえ。わたしは忙しいのだ。」
ワザらしく忙しなく動く御剣に、ぼくはずっと抱いていた疑問をぶつける。
「用ならあるよ。……なんで、なにも言わずに1年も姿を消したんだ。」
tmksrs
DONEマイと大の馴れ初めのお話です。一応私の頭で思い描いているシリーズの序章……みたいなものですかねアハハ…
無事完結できるかはともかくまずは頭空っぽで読んで楽しんでくださると嬉しいです!!
オレとオマエが親しくなった理由「た~いじゅ」「ねぇ、大寿ってば~」
…どうしてこうなった?
何故コイツは急にオレにしつこく話しかけてくる??
理由がわからねぇ
困惑しているオレなどお構い無しに無敵のマイキーこと佐野万次郎はオレの後ろをついて来ては何度もオレの名を呼び続ける。
「チッ、うるせぇな何だよ」
「おっ、やっと反応した」
「てめぇがしつけぇからだろ、で、何の用だ?」
「オレと少しお話しようよ、いいだろ?」
ますます意味がわからねぇ
黒龍にいた頃に1度だけコイツと会話したことはあったが 、あの時は総長同士の話し合いしかしていないし決着がついて東卍に入った後は集会で顔を合わせるくらいで口を利くことなんざなかった。
「お前、オレに興味なさそうだったじゃねぇか話すことなんて何も無いだろ」
1126…どうしてこうなった?
何故コイツは急にオレにしつこく話しかけてくる??
理由がわからねぇ
困惑しているオレなどお構い無しに無敵のマイキーこと佐野万次郎はオレの後ろをついて来ては何度もオレの名を呼び続ける。
「チッ、うるせぇな何だよ」
「おっ、やっと反応した」
「てめぇがしつけぇからだろ、で、何の用だ?」
「オレと少しお話しようよ、いいだろ?」
ますます意味がわからねぇ
黒龍にいた頃に1度だけコイツと会話したことはあったが 、あの時は総長同士の話し合いしかしていないし決着がついて東卍に入った後は集会で顔を合わせるくらいで口を利くことなんざなかった。
「お前、オレに興味なさそうだったじゃねぇか話すことなんて何も無いだろ」
はらずみ
DONE李牧が秦に寝返って飛信隊に入隊して一兵卒から始める話Twitter(X)にて「#雑兵李牧」というタグで掲載しているシリーズまとめ 完結(飽きるまで)するまでここにログを載せてpixivにまとめる予定です 4
ウラベネムコ
DOODLE2025-01-14イメージソング:グーテンベルクの科学世紀
階:ゲーム本編軸でくっつくまで(完結)
2章:砂漠へ行く話/ギョロウルとお別れする話(ネームおわんね)
最終章:ふたりが異星で再会する話(ゲーム触りながら第一ネーム手直し中) 3
k_hizashino
PROGRESS現パロ般若+さに 最後別れます。承前完結かたわら「大般若さん、お話があるんですが」
「ああ、なんだい?」
「また……引っ越そうかと思って」
「……そうかい」
あのアンティークのテーブルが売れてから半年経った。相変わらず客足は途絶えず、親戚筋の方の往来も増えた。彼らはいろいろな国を飛び回っている人が大半で、そんな中一人この店を構えている大般若さんは本当に天然記念物のようだと思った。
私はそんな大般若さんが好きで、でももうここにはいられないと思った。
「行く当てはあるのか」
「ひとまず実家に身を寄せようかと。母が足を怪我して以来歩きづらくてしょうがないとこぼしているのもあるので、手伝いに」
「そうか。ご母堂の健康を祈っているよ。もちろんあんたのも」
「ありがとうございます」
2163「ああ、なんだい?」
「また……引っ越そうかと思って」
「……そうかい」
あのアンティークのテーブルが売れてから半年経った。相変わらず客足は途絶えず、親戚筋の方の往来も増えた。彼らはいろいろな国を飛び回っている人が大半で、そんな中一人この店を構えている大般若さんは本当に天然記念物のようだと思った。
私はそんな大般若さんが好きで、でももうここにはいられないと思った。
「行く当てはあるのか」
「ひとまず実家に身を寄せようかと。母が足を怪我して以来歩きづらくてしょうがないとこぼしているのもあるので、手伝いに」
「そうか。ご母堂の健康を祈っているよ。もちろんあんたのも」
「ありがとうございます」
こめたろ
DONE🟡🟠/音楽活動+たまに配信してる🟡と、隠れファンの🟠(完結済み)①https://poipiku.com/9435477/9966831.htmlの🟡視点の話です。
🔑:🟡の身長3桁 7622
␣わ␣
PROGRESSのび太が閃く画像ミーム寮共同キッチンかと勝手に思ってたんだけど言うて人員なんて片手で足りるくらいなんだし個室で完結するような設備になってるか、ウィークリーマンションみたいなもんか
ということで個室にある程度揃ってる前提で行く
はなもり
INFOポイピクで微妙に続いていたものを完結したので、ギャレリアにてまとめましたのでよろしければ!https://galleria.emotionflow.com/70407/726249.html
捏造や妄想コミコミです。
furriesexcite
DONE現パロのヴォルイグです。このお話しで完結します。
まとめたものを支部で上げて、描き下ろしと修正を含めた物を頒布いたします。
日中の窓辺 モロッカンストリートのほど近くにあるオンボロアパートにイグアスと一緒に住んでいる。
ヤツとは昔からの悪友相棒で、何をするにも二人で連るんで行動していた。
朝昼間はあくせく働き、夜はフットボールとビール。そして最近は金曜は互いの熱を分け合い日曜まで同じベッドで眠る生活をしている。
そして5日前、二人してだいぶ燃えた夜を過ごしたが結局告白はまだしてない。あの夜の様子を見るに何だかこのままでも良いような、いや駄目だろうと悶々と過ごしている。
というのも、イグアスの野郎は何に悩んでいるのか、あの夜から露骨に俺を避けやがる。最初は照れているだけだと思って翌日に抱き寄せたが何か思い悩んだ顔をしていて、そういう雰囲気になれなかった。
2356ヤツとは昔からの悪友相棒で、何をするにも二人で連るんで行動していた。
朝昼間はあくせく働き、夜はフットボールとビール。そして最近は金曜は互いの熱を分け合い日曜まで同じベッドで眠る生活をしている。
そして5日前、二人してだいぶ燃えた夜を過ごしたが結局告白はまだしてない。あの夜の様子を見るに何だかこのままでも良いような、いや駄目だろうと悶々と過ごしている。
というのも、イグアスの野郎は何に悩んでいるのか、あの夜から露骨に俺を避けやがる。最初は照れているだけだと思って翌日に抱き寄せたが何か思い悩んだ顔をしていて、そういう雰囲気になれなかった。
Musicaux_
MOURNINGなんか数年前に少し書いてた数年後の記憶喪失ifです。もはや彗は面影ありません。記憶喪失うんぬんより彗が吸血鬼嫌いじゃなく蓮月くんと純愛してたらこんな感じなんだろうなというただの妄想小説に近い サスペンスモノを書こうとしたら純愛になっていたし完結してません(最悪のネタバレ)純愛すぎて体がムズムズするかもしれません
しかし絶対大丈夫にします 安心してください
哀しいほどに綺麗で、はしたないくらいに清廉潔白で、溶けるほどに甘い「……?」
彗は川の近くの草むらでまばたきを繰り返していた。川の流れる音と青々とした草のざわめく音以外何も聞こえない。
「ここは……」
額に手を当てる。
考える気力すらなく、所々汚れたシャツに登る蟻を見つめていた。
彗は草むらの中で目を覚ました。
風と流れてゆく川と共に身を任せていた。さっきまで何をしていたんだっけ…自分の名前や一般常識以外何もかも忘れてしまっていた。
それもそのはずだ。医者は「記憶喪失」と告げた。名前や一般常識を除いて、すべてが霧のように失われたのだ、と。
「センパイ」
「…?」
またぼんやりとしていた。
焦点の合わない目で初夏の庭を見ていた。
先程雨が降ったようで、庭の緑や開花寸前の花は濡れている。
12125彗は川の近くの草むらでまばたきを繰り返していた。川の流れる音と青々とした草のざわめく音以外何も聞こえない。
「ここは……」
額に手を当てる。
考える気力すらなく、所々汚れたシャツに登る蟻を見つめていた。
彗は草むらの中で目を覚ました。
風と流れてゆく川と共に身を任せていた。さっきまで何をしていたんだっけ…自分の名前や一般常識以外何もかも忘れてしまっていた。
それもそのはずだ。医者は「記憶喪失」と告げた。名前や一般常識を除いて、すべてが霧のように失われたのだ、と。
「センパイ」
「…?」
またぼんやりとしていた。
焦点の合わない目で初夏の庭を見ていた。
先程雨が降ったようで、庭の緑や開花寸前の花は濡れている。
あかすけ
DOODLEさね×🐍おば寒くなると蛇になってしまう体質の小芭内と
温めて人間の姿に戻してくれる実弥のお話
(いや、寒いと蛇になる男の子の漫画をXで拝見してですね、、そちらのさねおばパロを書きたくなって🙏)
ワンシーン落書きのつもりが、かまっていただいたおかげでなんとなく完結しましたww😇
2025.1.3 4
moutairiku9
MAIKINGヴとDCのクロスオーバー藤木家が米花町に旅行に来て事件に巻き込まれる話を書きたかったけど気がついたら了見がいたし、完結してないし探偵側はミリも出ない
クロスオーバー小説「久しぶりだな、了見」
「何故ここにいる。藤木遊作」
「ここはファミレスだ。俺がいても何もおかしくはないだろう」
そう言いながらドリンクバーを注ぐ遊作の姿に、了見は頭痛がしそうだった。
「あ!リボルバーさん!」
「は?ロボッピ、いくらなんでもこんな真っ昼間の街中にリボルバー先生が……げぇ!? いる!!」
騒々しくも失礼な言葉で、眉間に皺がよりながら了見はギロリと、要注意監視対象たちを睨み見つけた。
「随分な言い草だな。闇のイグニス。人をアカウント名で呼ぶとは、余程学習機能が低下しているらしい」
「にゃんだとぉ!?」
「よせ、Ai。さっきのはお前が悪い」
コップを片手に遊作はAiの肩にポンと、手を置いた。
「遊作ちゃんまで味方してくれないなんて!酷いっ!」
1800「何故ここにいる。藤木遊作」
「ここはファミレスだ。俺がいても何もおかしくはないだろう」
そう言いながらドリンクバーを注ぐ遊作の姿に、了見は頭痛がしそうだった。
「あ!リボルバーさん!」
「は?ロボッピ、いくらなんでもこんな真っ昼間の街中にリボルバー先生が……げぇ!? いる!!」
騒々しくも失礼な言葉で、眉間に皺がよりながら了見はギロリと、要注意監視対象たちを睨み見つけた。
「随分な言い草だな。闇のイグニス。人をアカウント名で呼ぶとは、余程学習機能が低下しているらしい」
「にゃんだとぉ!?」
「よせ、Ai。さっきのはお前が悪い」
コップを片手に遊作はAiの肩にポンと、手を置いた。
「遊作ちゃんまで味方してくれないなんて!酷いっ!」
konohako*
MEMO2025.1.1 今年もよろしくお願いいたします。今現在、支部の『この世界では、きっと』を作成中です。
2019〜2023、スマホに残っていたメモが出てきたので、当時のそのままコピペで載せます。
リヴァミカ皆様の妄想のお役に立てれば幸いです🥰
(完結してしまったのでもう書けないので。ifで書く?)
書こうとしていた昔のメモ🕊️2019.7
恋愛感情とは別に一緒に住む(任務?)
➡リヴァイはほとんど家に戻らない➡ほぼミカサの一人暮らし➡リヴァイが「家」と言う存在に疎いことに気付く➡リヴァイは「温かい家」とはどんなものか分からない。物心ついた頃から暗闇と餓えと寒さしかなかった➡一番近いのはゴロツキ時代(既に闇の中)➡ミカサは巨人が現れるまで温かい家族の中で育った➡ミカサがリヴァイに「家」を教える➡温かい家を知ったリヴァイは「ミカサは俺と居るべきではない」と離れる➡ミカサとエレンがリヴァイを探す
🕊️2019.7
記憶あり現パロ(過去で一緒になれなかった)➡過去に戻る(ピロートーク 一緒になってる)
「どうした?」
「不思議な夢を見ました。とても幸せな」
2136恋愛感情とは別に一緒に住む(任務?)
➡リヴァイはほとんど家に戻らない➡ほぼミカサの一人暮らし➡リヴァイが「家」と言う存在に疎いことに気付く➡リヴァイは「温かい家」とはどんなものか分からない。物心ついた頃から暗闇と餓えと寒さしかなかった➡一番近いのはゴロツキ時代(既に闇の中)➡ミカサは巨人が現れるまで温かい家族の中で育った➡ミカサがリヴァイに「家」を教える➡温かい家を知ったリヴァイは「ミカサは俺と居るべきではない」と離れる➡ミカサとエレンがリヴァイを探す
🕊️2019.7
記憶あり現パロ(過去で一緒になれなかった)➡過去に戻る(ピロートーク 一緒になってる)
「どうした?」
「不思議な夢を見ました。とても幸せな」
緒々葉
DONEカウントダウンSS『二×四=?』(Webオンリーアカウント様より投稿https://x.com/masatoki_only/status/1872666147495268730?t=IQBkhvM8jzhr6mlHX1xObg&s=19)の誕生日当日談。おまけSSのつもりで書いていたら、いつの間にか完結編のようなお話になってました。
結末を見届けていただけると幸いです。
=無限大の琴瑟相和 ついに迎えた十二月二十九日、時刻は午後五時を回ったばかり。
俺は、一ノ瀬と買い物袋を提げて舗道を歩いている。先の逢瀬では少々苦し紛れだったものの、あれから何事もなく当日に至っていた。
張り切って絢爛なレストランや高級料亭を手配しても良かったのだが、やはり最終的には自宅という選択の方が勝った。今回ばかりは、人目に付く場は極力避けなければ後々困ったことにもなりかねない。それに、わざわざ奇をてらうよりも、例年と同様互いに気兼ねなく寛げる場所で過ごしたかったというのも当然大きい。
彼は普段と変わらない様子で他愛ない話をしている。俺もまた平静な顔で相槌を打っていたが、その裏では、着々と脈が速まる自分と闘っていた。万全の想定をしたつもりでも、自宅に近づけば近づくほど緊張感は増すばかり。
6236俺は、一ノ瀬と買い物袋を提げて舗道を歩いている。先の逢瀬では少々苦し紛れだったものの、あれから何事もなく当日に至っていた。
張り切って絢爛なレストランや高級料亭を手配しても良かったのだが、やはり最終的には自宅という選択の方が勝った。今回ばかりは、人目に付く場は極力避けなければ後々困ったことにもなりかねない。それに、わざわざ奇をてらうよりも、例年と同様互いに気兼ねなく寛げる場所で過ごしたかったというのも当然大きい。
彼は普段と変わらない様子で他愛ない話をしている。俺もまた平静な顔で相槌を打っていたが、その裏では、着々と脈が速まる自分と闘っていた。万全の想定をしたつもりでも、自宅に近づけば近づくほど緊張感は増すばかり。
␣わ␣
SPOILER手をグーにしている場面が多くて愛しいおにいたんて本当によく泣くし顔全部使って泣くしとにかく泣き顔に描き手の情念がこもっているそして自分の嗜好100パーで物を言うとおにいたん根っこが幼気でかわいいねになる
通話してもらいながら単行本読んでて、作者がただただオモロすぎるという感想になり(それはそう)でも本当に完結まで読めて良かった。時間置いたらお互いにまた別の感想も湧くかもなので今はそれが楽しみ
戀 々
DOODLE🎄MerryChristmas🎄去年に描いたサンタの推し達です
今50pまで編集できたんですが、描きたいところだけの完結していない漫画が多くて収録できないものばかりなので、想像してたよりページ数普通になりそうです。
個人的備忘録のようなものなので、まぁいいか
ノベルティもつくりたいなあ
Do not Repost・東龍
DONE🏵勇才45話更新&222222tap Thank you!➡https://tapnovel.com/stories/24978
気がついたら何かマジになっちゃってた2023年6月からの連載、終了しました。
長作品を完結させたの初めてなので嬉し🎉 3
キリbB(きりびぃ)
DONE⚠️現パロ★『大学生ブン(バイト明け)×リーマンカミュ』の2024年のクリスマスイブ(平日)のあれやこれや
★今年の1月に描いた眼鏡みゅ(1枚目の絵)から派生し、すぐ描くつもりがネーム途中で保留になってたのを無理矢理完結させた顔ばっかり漫画… 15
桃本まゆこ
DONE沢深webオンリーで前半のみ公開していた小説の続きです。一旦こちらで完結です。読んでくださりありがとうございます!The way back home 後編3.
「深津さん、俺のこと今でも好きですか」
低い声で沢北が囁く。途端に、背筋に電流が走ったような気がした。そんな分かり切った問いを、一生お前には伝えるつもりのなかった答えを、今更暴こうとしないでくれ。言うべき言葉が見つからず、俺は口を閉じた。目を逸らして俯いた俺の横顔に痛いくらいの視線が刺さる。
あの日の出来事なんてとっくに忘れられているだろうと思っていたのに。お前は遠く離れた場所で、俺よりもずっと広い世界で過ごしているのだからもう俺のことなど記憶の片隅にもいないだろうと、そう思っていたのに。俺を見る沢北の目を見たら気付いてしまった。沢北も俺と同じようにあのキスを忘れていないことに。今更になってどうしてあの出来事を持ち出すんだ。ただの思い出だと、若気の至りだと忘れてしまえばいいのに。これまでの十年そうだったように、きっとこれから先また俺たちは遠く離れていくのだから。時間も、距離も、立場も、何もかも遠くに。
5828「深津さん、俺のこと今でも好きですか」
低い声で沢北が囁く。途端に、背筋に電流が走ったような気がした。そんな分かり切った問いを、一生お前には伝えるつもりのなかった答えを、今更暴こうとしないでくれ。言うべき言葉が見つからず、俺は口を閉じた。目を逸らして俯いた俺の横顔に痛いくらいの視線が刺さる。
あの日の出来事なんてとっくに忘れられているだろうと思っていたのに。お前は遠く離れた場所で、俺よりもずっと広い世界で過ごしているのだからもう俺のことなど記憶の片隅にもいないだろうと、そう思っていたのに。俺を見る沢北の目を見たら気付いてしまった。沢北も俺と同じようにあのキスを忘れていないことに。今更になってどうしてあの出来事を持ち出すんだ。ただの思い出だと、若気の至りだと忘れてしまえばいいのに。これまでの十年そうだったように、きっとこれから先また俺たちは遠く離れていくのだから。時間も、距離も、立場も、何もかも遠くに。