幻想
秋月蓮華
DONE一人称小説の練習をしようということで書いてみた話
うちの幻想水滸伝5の話なので意味不明そうなのはある
今のところは平和(彼の感覚では)ザレラムの命令で北の大陸からファレナ女王国に来て太陽宮で王子殿下の同録係として雇われた。あっさりと。
よくもまあ外部のよくわからない人間を雇ったなとなったが理由を察した。
貴族の派閥争いが王宮内部にも来ている。
「ハルモニアに比べたらマシだけど」
「貴様の自国と比べるな」
マークが定期的に報告を送ってくれるけれど、ハルモニアより楽ですよここ、とゼクセンのことを書いてくれているとサルバが前に教えてくれた。
アイツもゼクセンに行ってちょっと長い。
書庫にて、つい先ほどまで命を狙われていた王子殿下は命を狙ってきた暗殺者を殺した俺に対してはっきりと返している。糸を使って、首を絞めて終わり。
使用人のフリをした暗殺者は死んでいる。
1046よくもまあ外部のよくわからない人間を雇ったなとなったが理由を察した。
貴族の派閥争いが王宮内部にも来ている。
「ハルモニアに比べたらマシだけど」
「貴様の自国と比べるな」
マークが定期的に報告を送ってくれるけれど、ハルモニアより楽ですよここ、とゼクセンのことを書いてくれているとサルバが前に教えてくれた。
アイツもゼクセンに行ってちょっと長い。
書庫にて、つい先ほどまで命を狙われていた王子殿下は命を狙ってきた暗殺者を殺した俺に対してはっきりと返している。糸を使って、首を絞めて終わり。
使用人のフリをした暗殺者は死んでいる。
ショッッッッックパン🐙
DONE【⚠ガリレオ実録】番宣・タビフクヤマより / 幻想だと思うじゃん?おれも思った。でも幻想じゃねえんだよ〜〜〜〜は〜〜〜かずきちゃんはヒロインであり王子様だった〜〜〜〜〜!!!!!!!まじ濃度の濃い湯草、BROSから見ても様子の可笑しいファン北村一輝さんを一生推すと決めた取り敢えずましゃ&かずきちゃんの絡みを湯草でやってくれ〜〜〜!!!! 2absdrac1
MOURNING単に文章が書きたいだけの理由で書いた、目的も主題もなく下らない落書き。明確なアウトプットがないと気が済まないので此処で供養します。人が読むような内容ではありません。件のカードの出現が契機になっていますが、一体誰が認めるのやら。
虹を待つ暇持て余して結露拭く指折り数えた雨の幻想
大体こう云う話です。
不遣の雨 窓の結露を指で拭って外を眺める。待ち人は未だ来ない。
――こうして待っていても、仕方がないのでしょうか。
濡れた指先をまだ温かさの残っている手拭きで包んだ。先頃から降り続く晩秋の雨は、徐々に冬を運んでくる。私の居るこの喫茶店の外は、冷たい水の膜で覆われた別の惑星のようだった。
――止まないものでしょうか。雨が止まなければ、彼が来られない。
気分が塞ぎ、それを紛らわそうと短い溜息をわざと吐く。そうして机の上に頬杖を突き、読みかけの本を繙いた。その内容は一人の作家が喫茶店で人を待っているというものであり、現在の私の状況と全く同じであった。
読み進めるうちに、物語の作家の待ち人が既に亡くなっていることに気付く。この作家は、雨が止んだ後に雲間から青空が見えるのを、即ち、親友の去っていった空が見えるのを待っていたのである。作家の親友が死亡していることは明記されず、喫茶店内での何気ない出来事と、それを見ていた作家の思索が、親友との思い出を絡めて綴られている。
1415――こうして待っていても、仕方がないのでしょうか。
濡れた指先をまだ温かさの残っている手拭きで包んだ。先頃から降り続く晩秋の雨は、徐々に冬を運んでくる。私の居るこの喫茶店の外は、冷たい水の膜で覆われた別の惑星のようだった。
――止まないものでしょうか。雨が止まなければ、彼が来られない。
気分が塞ぎ、それを紛らわそうと短い溜息をわざと吐く。そうして机の上に頬杖を突き、読みかけの本を繙いた。その内容は一人の作家が喫茶店で人を待っているというものであり、現在の私の状況と全く同じであった。
読み進めるうちに、物語の作家の待ち人が既に亡くなっていることに気付く。この作家は、雨が止んだ後に雲間から青空が見えるのを、即ち、親友の去っていった空が見えるのを待っていたのである。作家の親友が死亡していることは明記されず、喫茶店内での何気ない出来事と、それを見ていた作家の思索が、親友との思い出を絡めて綴られている。
Marimo
MOURNING赤と金「不思議な現象だよな・・・普段の月はあんたの目と同じで綺麗な金色なのに。珍しいけど、俺は普段の月の色の方が安心出来て好きかも知れない」
「今はむしろお前の目の色と同じだな。宝石みたいに赤くて幻想的で・・・俺は、赤も好きだよ」
「…っ!?あんた、また俺を揶揄ってないか?」
「俺の目が綺麗な月の色だとかサラッと言っといて何だよ、お互い様だろ」
はるあき
SPOILER【幻想の終幕】ネタバレありNPC全員の立ち絵サンプルです。
※サンプルなので大幅に解像度を下げています。
頒布データではこちらの立ち絵に差分が複数付きます。
※画像の無断転載、二次配布は禁止します。
mitaka
DONE10/16開門フェスの展示②でした。ファウストとの距離感に悩むフィガロが、とある夜勢いに任せて手を出してみる話(健全)。
孤独と向き合う、ピュアなふたりの幻想です。
心臓の門を叩くかつて
そこに村があったこと。
そこに人がいたこと。
そこに不思議な力をもつ子どもがいたこと。
いつからか
そこに雪しかなかったこと。
そこに海しかなかったこと。
そこにただひとりしかいなかったこと。
はじまりとおわり、繁栄と衰退、獲得と喪失、誕生と臨終。
人間も魔法使いも隔てなく定められた、この世の基本構造。世界が存在してから現在に至るまで、すべての生きとし生けるものが背負ってきた宿命だ。時間に可逆性はないのだから、遅かれ早かれ誰しも最期を迎える。
それなのに、心というものはその時を無感情で受け入れるようにはできていない。なんと皮肉なシステムの欠陥だろう。他人の死を想い、嘆き、そして自らの終末を恐れ、必死に足掻こうとする。儚く残酷なさだめ。しかし、だからこそ生命は黎明の光のように尊く、時として何よりも美しいのだと人は言う。
7508そこに村があったこと。
そこに人がいたこと。
そこに不思議な力をもつ子どもがいたこと。
いつからか
そこに雪しかなかったこと。
そこに海しかなかったこと。
そこにただひとりしかいなかったこと。
はじまりとおわり、繁栄と衰退、獲得と喪失、誕生と臨終。
人間も魔法使いも隔てなく定められた、この世の基本構造。世界が存在してから現在に至るまで、すべての生きとし生けるものが背負ってきた宿命だ。時間に可逆性はないのだから、遅かれ早かれ誰しも最期を迎える。
それなのに、心というものはその時を無感情で受け入れるようにはできていない。なんと皮肉なシステムの欠陥だろう。他人の死を想い、嘆き、そして自らの終末を恐れ、必死に足掻こうとする。儚く残酷なさだめ。しかし、だからこそ生命は黎明の光のように尊く、時として何よりも美しいのだと人は言う。