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    pheas357

    DOODLE↓の続き
    https://poipiku.com/616318/3130497.html

    気が抜けてうっかり床で寝る北と想定外の事態に弱い南を書きたい……のはずがどうしてこうなった

    ※これはちょっと腐向けかもしれない左右はご自由に※
    水底から上るようにゆっくりと意識が浮上する。同時に全身の痛みも強くなっていったが、なんとか堪えて目を開く。病室の天井が目に映り、もう一度自分がなぜここにいるのかを思い出した。
    同時にネジキと話をしていた事も思い出す。その間に再び意識を飛ばしてしまったようで、記憶が途切れていたが、それからどれくらい経ったのかと頭だけ動かして周囲を見回した。
    病室には今自分1人しかいないようだった。ネジキが座っていた椅子がそのままベッドの横に置きっ放しになっている。
    帰ったのか、ネジキが片付けないのはおかしいからちょっと出ているだけなのかと思いながら、体を起こしてみる。先ほどはあまりの痛みにすぐまた倒れてしまったが、今回はあちこち痛むもののなんとか我慢して起きられそうだった。
    視線が高くなったところで、床に見慣れた黒と緑を見つけて、心臓が跳ね上がる。
    「お……、おい!」
    叫びながら飛び起きて手を伸ばす。全身が痛んだがそんな事は言っていられない。
    「おい、ネジキ、しっかりしろ!」
    なんとかベッドからおりて、叫びながら自分でもよくこんな力がと思うくらいに強く肩を揺する。本当はどこか岩が当たってケガをしていたの 2118