彦
mizuna_bonzin
PROGRESS「あるてぃめっと♡にんげんいす」https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=21997609の後半の話を天彦視点verで書けるとこだけ書きました。🩵と🧡が出てきます。支部の話を読んでからじゃないと話が繋がりません。小説を書く時、相手がどう動いているかある程度決めてから書くのですが、一人称で書いていると公開する機会がないので書いていて新鮮でした。
開かないドア 開かないドアがある。
201のドアは、ほかのどの部屋よりも固く閉ざされている気がする。仕事を終え家に帰ってきて、泣いているテラさんに会ったのが深夜2時過ぎ。少し時間を空けて、自室に戻ろうとしてふと201のドアを見た。少し迷ったけど、部屋に荷物だけ入れて204のドアの前に立つ。
開かないドアがある。開かないと知りながら、僕はそこに立って待つ事にしてる。
テラさんが何かを抱えながら家を出て、泣きながら帰ってくる事は知っていた。家にいると、何度かそういうテラさんとすれ違い、その度に201の前じゃなくて、204のドアの前に立って待つ。これは善意なんかじゃなくて、僕の自己満足に過ぎないからだ。できれば、テラさんには僕が待っている事を知らないでいて欲しい。ドアを無理に開けたくない。でも、もしドアが開いて、その時誰もいなかったら、美しい鳥はもう二度と見つからなくなるかもしれない。
2779201のドアは、ほかのどの部屋よりも固く閉ざされている気がする。仕事を終え家に帰ってきて、泣いているテラさんに会ったのが深夜2時過ぎ。少し時間を空けて、自室に戻ろうとしてふと201のドアを見た。少し迷ったけど、部屋に荷物だけ入れて204のドアの前に立つ。
開かないドアがある。開かないと知りながら、僕はそこに立って待つ事にしてる。
テラさんが何かを抱えながら家を出て、泣きながら帰ってくる事は知っていた。家にいると、何度かそういうテラさんとすれ違い、その度に201の前じゃなくて、204のドアの前に立って待つ。これは善意なんかじゃなくて、僕の自己満足に過ぎないからだ。できれば、テラさんには僕が待っている事を知らないでいて欲しい。ドアを無理に開けたくない。でも、もしドアが開いて、その時誰もいなかったら、美しい鳥はもう二度と見つからなくなるかもしれない。
hiisekine_amcr
MOURNING雨彦を好きなクリスと、一度はそれを拒んだ雨彦のお話。 突然思い立って書き始めたけど完成させられるかわからなかったのでとりあえずここで供養。雨クリの告白の小話(途中) それは、一世一代の告白のつもりだった。
「雨彦、好きです。あなたが好きなのです」
何よりもまっすぐに、気持ちを伝えたつもりだった。ひとつの誤解もないように。
しかし、それは告白にすらさせてもらえなかった。
「ああ、よーく知ってるぜ。ありがとよ」
雨彦はまるで世間話でも聞いているかのように笑いながらそう言った。上手く伝わらなかったのかと思い、再び口を開いた。
「……雨彦。これは仲間に対する好きではなくーー」
「待った。それ以上言いなさんな。聞かなかったことにするから」
笑みを浮かべたまま、雨彦は私の言葉を遮った。告白を受け入れてくれなかったのは明白だった。
「何故……雨彦も、私のことを好きでいてくださっているのではないのですか」
6794「雨彦、好きです。あなたが好きなのです」
何よりもまっすぐに、気持ちを伝えたつもりだった。ひとつの誤解もないように。
しかし、それは告白にすらさせてもらえなかった。
「ああ、よーく知ってるぜ。ありがとよ」
雨彦はまるで世間話でも聞いているかのように笑いながらそう言った。上手く伝わらなかったのかと思い、再び口を開いた。
「……雨彦。これは仲間に対する好きではなくーー」
「待った。それ以上言いなさんな。聞かなかったことにするから」
笑みを浮かべたまま、雨彦は私の言葉を遮った。告白を受け入れてくれなかったのは明白だった。
「何故……雨彦も、私のことを好きでいてくださっているのではないのですか」
雪子⛄
DONE天テラバニー股間はセンシティブかなぁと思って、えっくすくんは若干トリミングした
血管描くのたのしかった~~~
胸と腹の血管みてもらっていいですか?静脈好きなんです
毎回天彦に腰抱かせるのやめたい
膝の上にお乗せしているのでバランスを崩したら悪いと思って手を添えてるだけでやましい気持ちはありません嘘ですセクシーすぎます天彦の天彦が持ちません
だそうです(だそうです???)
himi20hiko
DOODLE最近のメッセンジャー(グッズ同封メモ挿絵)など上左)メッセンジャーではない、氷見彦作画に落とされたざんてつくん
上右)メッセンジャーのめぐる(ブンブンとは言っていないと思うぞ)
下)メッセンジャーのちびりん、ざんてつに影響を受けているの図
cotton-rabbit
MEMOお酒を嗜む雨彦さんと都築さん。同棲設定。Tipsy 都築圭と葛之葉雨彦は、ひそかに一緒に暮らしていた。同性であり、同じアイドルでもある。都築は今まで友人の家に居候をしていたこともあってか、引っ越しをしたことには特段怪しまれる様子はなかった。
――二人は、恋人同士でもある。
このことはまだ誰にも言っていない。言う必要性を今は感じられないから。
仕事を終え、夕飯を食べるといつものようにリビングのソファでくつろぐ。都築は一緒に暮らし始めてから、少量だが固形物を口にするようになった。雨彦が言うまでは水しか飲まないが、言えばきちんと食べてくれる。すぐに満腹になるのは、御愛嬌と言ったところか。
時計の針が二十時半を指す頃。携帯が震え、届いたメッセージに目を細める。
2173――二人は、恋人同士でもある。
このことはまだ誰にも言っていない。言う必要性を今は感じられないから。
仕事を終え、夕飯を食べるといつものようにリビングのソファでくつろぐ。都築は一緒に暮らし始めてから、少量だが固形物を口にするようになった。雨彦が言うまでは水しか飲まないが、言えばきちんと食べてくれる。すぐに満腹になるのは、御愛嬌と言ったところか。
時計の針が二十時半を指す頃。携帯が震え、届いたメッセージに目を細める。
えやみ
DONE木俣さんを!!労りたい!!!!!(こんなはずじゃなかった)孝はどんな格好してもかっこいい、安藤さんの通称「彦四郎」なので「彦」って呼ぶけど安藤さんは幼名の「菊千代」から「菊」って呼ばれる
ahotamanZ
INFO6/2パバステ現地での雨想新刊サンプルです。全年齢/24P/最近雨彦の部屋に本が増えてきたことを知った想楽が、雨彦の家にいくたびに本を借りて、彼を思う時間を増やすお話です。 10
僻地。
PROGRESSちょっと今日早かったから彦終わったとこで寝るけど新刊のおまけ絵で描いてたのにもうこれ表紙でねっとりとしたレズセックスしまくるス●パラ天テラ本が欲しいんだが?
あの絵に対して興奮が強すぎる。かわいいデフォルメだから興奮してたんだと思ってたけど等身でもいけるんだ これ6月に彦迎えたら耐えられないかもしれない もうこの服装のセクビュのエロしか描けなくなるかもしれないよ いくらなんでも狭すぎるよお
syako_kmt
TRAININGむざこく30本ノック④17日目
無から黒への態度が終始「月彦モード」のまま終わるむざこく
無から黒への態度が終始「月彦モード」のまま終わるむざこく 受付の女性に応接室へと案内され、彼が入って来るまでの間は、いつになく緊張していた。今をときめく人気議員の鬼舞辻無惨が私設秘書を募集していると聞き、軽い気持ちで応募したら書類選考で合格したのだ。
ソファの横で立って待っていると、ノックする音が聞こえ「はい」と返事した。
「お待たせ致しました、鬼舞辻です」
爽やかな眩しい笑顔。そう、人気の一因が「イケメンすぎる政治家」と言われる、その比類なき容姿の良さなのだ。しかも自らコーヒーを乗せた盆を持ってきたので、思わず「私が」と近付いてしまった。
「いやいやお気遣いなく。どうぞ、お掛け下さい」
「それでは失礼致します」
一礼して着席する。なんと議員自らコーヒーを持ってくるなど意外だった。先程案内してくれた受付の女性は何をしているのか……様々なことを考えるが、彼は慣れた手つきでカップをソーサーに乗せ、こちらに置いて、自分の分も置いた。
3187ソファの横で立って待っていると、ノックする音が聞こえ「はい」と返事した。
「お待たせ致しました、鬼舞辻です」
爽やかな眩しい笑顔。そう、人気の一因が「イケメンすぎる政治家」と言われる、その比類なき容姿の良さなのだ。しかも自らコーヒーを乗せた盆を持ってきたので、思わず「私が」と近付いてしまった。
「いやいやお気遣いなく。どうぞ、お掛け下さい」
「それでは失礼致します」
一礼して着席する。なんと議員自らコーヒーを持ってくるなど意外だった。先程案内してくれた受付の女性は何をしているのか……様々なことを考えるが、彼は慣れた手つきでカップをソーサーに乗せ、こちらに置いて、自分の分も置いた。
cotton-rabbit
MOURNINGお酒飲まされて酔っぱらって雨彦さんにお迎えに来てもらう都築さん。全部捏造だぞ!!現実逃避という名の駄文。 テーブルの上のスマートフォンがけたたましく鳴り響く。恋人の帰りを今か今かと待ちわびていた雨彦は、一つ息を吐いて画面に映る名前を視界に入れた。
「……渡辺サン?」
首を傾げて通話ボタンを押す。聞こえた声は至極慌てている様子だった。
「雨彦! ごめん! 圭さんが……」
恋人の名が出た途端立ち上がり、一つ二つ言葉を交わして車の鍵を手にし部屋を飛び出した。
車を駐車場に停め、たどり着いたは大衆居酒屋。個室にいるという彼に教えてもらった部屋の番号を見つけると何の躊躇いもなく襖を開ける。
—―そこにいたのは。
「あ、雨彦。……あ、あの……これはですね……」
何故か敬語になっている渡辺を一瞥し、テーブルに突っ伏して寝息を立てている金色の髪の傍に駆け寄る。
2204「……渡辺サン?」
首を傾げて通話ボタンを押す。聞こえた声は至極慌てている様子だった。
「雨彦! ごめん! 圭さんが……」
恋人の名が出た途端立ち上がり、一つ二つ言葉を交わして車の鍵を手にし部屋を飛び出した。
車を駐車場に停め、たどり着いたは大衆居酒屋。個室にいるという彼に教えてもらった部屋の番号を見つけると何の躊躇いもなく襖を開ける。
—―そこにいたのは。
「あ、雨彦。……あ、あの……これはですね……」
何故か敬語になっている渡辺を一瞥し、テーブルに突っ伏して寝息を立てている金色の髪の傍に駆け寄る。