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    憤怒

    おわり

    SPUR MEミーティア3️⃣後編-3 『憤怒』
     四年前、陽光の国。
     二人が生まれて半年頃、ボクの養父であるイヴァーノと、その妻であるアズールのお母様が、小さな二人にプレゼントしたベッドメリーが急に壊れるという小さな事件が頻発するようになった。
     今日壊れたベッドメリーは、購入して一週間程度。天井から吊り下げたそれを外して壊れた箇所を確認すると、モーターが焼ききれていたり、回転する箇所に当たるプラスチックが溶けていて、購入したベビーグッズの店主には疲労摩擦を起こしている。一体、購入一週間でどんな使い方をしたらこうなるんだと呆れられたらしい。
     ベッドメリーは二人のお気に入りで、これがなければ不機嫌になって酷く泣き出すこともある。それを知っているイヴァーノが「修理可能か調べてもらって、無理なら新しいのを買ってくるよ」と、そう言って壊れたベッドメリーを手に購入店に向かう彼を何度見送ったことか……そして、数時間後には、修理不可と言われ新しいベッドメリーの箱を抱えたイヴァーノが、「アスター、サミュエルお待ち遠さま」と帰ってくるだろう。それを申し訳なく思いながら部屋に戻れば、ボクはその一連の原因を目の当たりにすることとなった。
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    CAN’T MAKE漫画描けたらいいね〜というプロット的な。Q0から半年設定。
    23話のミオリネに憤怒するラウダが好きなのとミオリネがエリクトを連れ回してる理由を考えたらこうなった。

    ラは強火兄坦だしぺも大事にしてる。扱いが難しい。

    逃避行するグエスレの話の番外編の番外編のはずが、本編プロットも漫画も書けなさすぎて、いつになるやらなので、こんな感じの見たい〜という意味で加筆したので晒し直す。
    「指定復興難民区域での教育機関の設立と運営計画…ジェターク社から連絡があった時は驚いたけど、まさかアンタの方が地球に来るとは思っていなかったわ、ラウダ」
    「僕がお前達を兄さんに会わせる訳がないだろう。自惚れも大概にしておけよ、ミオリネ・レンブラン」
    「なっ」

    ミオリネは地球・株式会社ガンダム事務所にて、珍しい客人と顔を合わせていた。ジェターク社CEOの弟のラウダだ。現在の彼はCOO(最高執行責任者)としてグエルの補佐をしていると聞いている。学園を離れてそう時間が経った訳ではないが、相変わらず重症すぎるブラコンの嫌味な男だ。乱暴な言葉から打って変わって男は事務的な口調で話の続きを進めていく。

    「学校事業への事業展開は我が社の今後の方針のひとつだ。アスティカシアの再建も既に事業としてスタートさせている」
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