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    Sayu_2l

    DOODLE問:男は建築デザイナーである。依頼人との打ち合わせの際、昼食のカレーを頂くことになった。しかし彼はそれを食べるやいなや、慌てて家に帰った。何故彼は家に帰ったのだろうか?
    バレンタインカヴェアル この家にはカレーの味が二つある。
     スメールにおけるカレーとは家庭料理の代名詞と言っても過言ではない。匂いを嗅げばどこの家のカレーかわかる、と言うくらいだ。どこの家庭にもその家の味というものがある。その中でこの、アルハイゼンとカーヴェが暮らす家には二つの味がある。
     一つ目はそれぞれを形成するに至った二つの味を上手く調和させた味である。アルハイゼンの祖母が教えたカレー、カーヴェの母が教えたカレー、その二つが混ざったものが普段、二人が作る味である。基本的にこの家で作られるカレーはこちらだ。
     もう一つはふと忘れた頃に出てくる、年に一度くらいの間隔で出てくる知らない味である。ベースは二人で作ったカレーなのだが、謎の隠し味が仕込まれているのだ。それを作るのはアルハイゼンである。カーヴェはその隠し味が何なのか、何故突然そちらの味を作るのか全く知り得ない。ただアルハイゼンという男は案外気まぐれな男である。そういうこともあるか、と出てくる度に受け流していた。
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    raixxx_3am

    DOODLEこれ(https://poipiku.com/5919829/9722395.html)の後日談だけど読んでなくても別に大丈夫。「無理に話さなくっていい」はやさしさなのと裏腹に言葉を封じてしまっている側面もあるよなぁとぐるぐる思ったので書きました。
    ふたりともちゃんと話し合ったり、弱さや迷いを打ち明けあえるいい子なんだと思うきっとおそらくたぶんという夢を見ています
    (2024/2/11)
    repose「遠野くんあのね、ちょっと……いい?」
     夕食の片づけを終えたタイミングを見計らうように、背中越しにつつ、と袖を引っ張られる。ふたりで過ごす時間にしばしば為される、すこし子どもじみて他愛もないスキンシップのひとつ――それでもその声色には、いつもとは異なったいびつな色が宿されている。
    「うん、どうかした?」
     努めて穏やかに。そう言い聞かせながら振り返れば、おおかた予想したとおりのどこかくぐもったくすんだ色を宿したまなざしがじいっとこちらを捉えてくれている。
    「あのね、ちょっと遠野くんに話したいことがあって……落ち着いてからのほうがいいよなって思ってたから。それで」
     もの言いたげに揺れるまなざしの奥で、こちらを映し出した影があわく滲む。いつもよりもほんの少し幼くて頼りなげで、それでいてひどく優しい――こうしてふたりだけで過ごす時間が増えてから初めて知ることになったその色に、もう何度目なのかわからないほどのやわらかにくすんだ感情をかき立てられる。
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    noya_cat

    INFOこれは打ち込みながら感じたことですが、表現者(書き手・描き手・レイヤー等)と受け取り側(読み手)の認識及び感じ方の違いなのだと思います。
    そこを踏まえて読んでいただければ幸いです。
    ケモたくしょんの注意表記についてまずはこのリンクを開いて頂き有難う御座います。
    少々長めのお話をさせて頂きますので、それが億劫だという方は読まれなくても大丈夫です。
    ただ、私の考えが少しでも理解したい思っていただけるのなら、以下を読んでいただけますと幸いです。

    Xのヘルプセンターに記載のあった文章を転記致しますが「すでにフォローしているアカウントやトピックに基づいてツイートをおすすめしている」とのことでした。確かに私をフォローしていない方であっても、場合によってはおすすめタイムラインにて私の絵が表示されることはあるかと思います。

    ですがここで一つ疑問なのですが、その都度私を個別にミュートやブロックして頂くことは難しいのでしょうか?
    もしも、ケモ嫌いの方がフォローしている方のうち何人かが私のイラストに♡を押しているとします。ですがそれは当人の自由ですから「♡を押すことを止めて」と相手に強いることはできませんね。そして表現者宛に「これ嫌いなので注意喚起してください」と強いることもまた、違うように私は感じます。
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