明治
ふかふか布団
DONE【 軍会8・9展示作品】最近の鯉月のまとめです(※軍会9にて6枚追加)
R18、全年齢、
明治軸、現パロ、坊メなど ごちゃ混ぜです
※18歳未満閲覧禁止
pass:18↑?(y/n)+🌙の誕生日 17
fujimura_k
MOURNING2022年5月発行 明治月鯉R18 『鬼灯』身体だけの関係を続けている月鯉。ある日、職務の最中に月が行方を晦ませる。月らしき男を見付けた鯉は男の後を追い、古い社に足を踏み入れ、暗闇の中で鬼に襲われる。然し鬼の姿をしたそれは月に違いなく…
ゴ本編開始前設定。師団面子ほぼほぼ出てきます。
鬼灯鬼灯:花言葉
偽り・誤魔化し・浮気
私を誘って
私を殺して
明け方、物音に目を覚ました鯉登が未だ朧な視界に映したのは、薄暗がりの中ひとり佇む己の補佐である男―月島の姿であった。
起き出したばかりであったものか、浴衣姿の乱れた襟元を正すことも無く、布団の上に胡坐をかいていた月島はぼんやりと空を見ているようであったが、暫くすると徐に立ち上がり気怠げに浴衣の帯に手を掛けた。
帯を解く衣擦れの音に続いてばさりと浴衣の落ちる音が響くと、忽ち月島の背中が顕わになった。障子の向こうから射してくる幽かな灯りに筋肉の浮き立つ男の背中が白く浮かぶ。上背こそないが、筋骨隆々の逞しい身体には無数の傷跡が残されている。その何れもが向こう傷で、戦地を生き抜いてきた男の生き様そのものを映しているようだと、鯉登は月島に触れる度思う。向こう傷だらけの身体で傷の無いのが自慢である筈のその背には、紅く走る爪痕が幾筋も見て取れた。それらは全て、鯉登の手に因るものだ。無残なその有様に鯉登は眉を顰めたが、眼前の月島はと言えば何に気付いた風も無い。ごく淡々と畳の上に脱ぎ放していた軍袴を拾い上げて足を通すと、続けてシャツを拾い、皺を気にすることもせずに袖を通した。
54006偽り・誤魔化し・浮気
私を誘って
私を殺して
明け方、物音に目を覚ました鯉登が未だ朧な視界に映したのは、薄暗がりの中ひとり佇む己の補佐である男―月島の姿であった。
起き出したばかりであったものか、浴衣姿の乱れた襟元を正すことも無く、布団の上に胡坐をかいていた月島はぼんやりと空を見ているようであったが、暫くすると徐に立ち上がり気怠げに浴衣の帯に手を掛けた。
帯を解く衣擦れの音に続いてばさりと浴衣の落ちる音が響くと、忽ち月島の背中が顕わになった。障子の向こうから射してくる幽かな灯りに筋肉の浮き立つ男の背中が白く浮かぶ。上背こそないが、筋骨隆々の逞しい身体には無数の傷跡が残されている。その何れもが向こう傷で、戦地を生き抜いてきた男の生き様そのものを映しているようだと、鯉登は月島に触れる度思う。向こう傷だらけの身体で傷の無いのが自慢である筈のその背には、紅く走る爪痕が幾筋も見て取れた。それらは全て、鯉登の手に因るものだ。無残なその有様に鯉登は眉を顰めたが、眼前の月島はと言えば何に気付いた風も無い。ごく淡々と畳の上に脱ぎ放していた軍袴を拾い上げて足を通すと、続けてシャツを拾い、皺を気にすることもせずに袖を通した。
fujimura_k
MOURNING2022年5月発行 明治月鯉R18 『鬼灯』後日談ペーパー『鬼灯』の後の二人の一幕。ゴ本編開始前。鯉は未だ何も知らないし、月は鯉を殺せる気でいる。そんな頃の二人。
花に酔う 「あの鉢は、如何されました?」
行燈の薄明りの下、月島がふと問い掛けて来たその問いに鯉登は暫し口を噤んだ。というのも、月島の問うのが何であるか、直ぐには合点がいかなかったのだ。情事の後の気怠さもあってか、思考が儘ならなかったというのは言い訳になるだろうか。
「鉢とぞあったか?」と朧に問い返しさえした鯉登に、月島は呆れたような、驚いたような。何とも言えぬ顔をして「鬼灯ですよ」と溜息交じりに呟いた。言われて漸う鯉登は気が付いた。
明後日の方を向いたまま「あぁ」と短く声を漏らした鯉登は「使用人が貰って来たのだ」と呟き、ごろりと寝返りを打った。
伏せていた身体が翻ると、汗の浮いた裸の胸が顕わになる。軍服を着こんでしまえば誰の目にも触れることは無いが、曝された若い肌には情事の跡が幾つも見えた。
2237行燈の薄明りの下、月島がふと問い掛けて来たその問いに鯉登は暫し口を噤んだ。というのも、月島の問うのが何であるか、直ぐには合点がいかなかったのだ。情事の後の気怠さもあってか、思考が儘ならなかったというのは言い訳になるだろうか。
「鉢とぞあったか?」と朧に問い返しさえした鯉登に、月島は呆れたような、驚いたような。何とも言えぬ顔をして「鬼灯ですよ」と溜息交じりに呟いた。言われて漸う鯉登は気が付いた。
明後日の方を向いたまま「あぁ」と短く声を漏らした鯉登は「使用人が貰って来たのだ」と呟き、ごろりと寝返りを打った。
伏せていた身体が翻ると、汗の浮いた裸の胸が顕わになる。軍服を着こんでしまえば誰の目にも触れることは無いが、曝された若い肌には情事の跡が幾つも見えた。
Sachi
DOODLE人間鯉月に出会う前はふぉぜ2匹(?)だけでいたという妄想。一見イヌシマさんが歳上でクズリ之進の世話をやいている様に見えるけれど
(それはそれでそうなんですが)
クズリ之進はイヌシマさんをとてもとても大切にしている。
ふぉぜ達は長生きというか4ぬという概念がなさそうな気がする。
妖精みたいな存在。
ふぉぜ達は明治時代の鯉月とは死に別れており、時が過ぎ現代の鯉月を探し見つけて一緒に暮らしている。 3
tabi22954045
DONE「約束」(※明治軸菊トニSS、全年齢)先月書いた「バレンタインという日」の続きです。
twitterにはL版メーカーを使用した画像の形で掲載したので、これも最終ページに載せておきます。(2025.3.14)
文字数の関係で全く反映できませんでしたが、この時代のどこかの次元にあるかもしれない「ホワイトデイ」のことを按摩さんに教えたのは、湯治客に変装して登別に来た土方さんという設定にしています。 3
真蔵(ポチ)
PROGRESS2/28 0:55ネーム未満の汚いラフ1ページだけ完成。
…まあ要は何もやっていないに等しいと言う訳ですが!!(爆散)
内容的に『突っ込んだら負け』系のご都合ネオ明治なので漫画でしか描きようがないものの、自分の作業スピードと漫画技巧で考えたら小説にしたほうが(まだ)間に合わせられそうだし完成させられそう…いやでも…いっそ全然関係ない話を描くか…?とずっと悩んでます…うう…己の技巧のなさが悲しい…
tabi22954045
DONE「バレンタインという日」(※明治軸菊トニSS、全年齢)明治末の登別、もし菊田が、どこかの時空で行われている「バレンタイン」という行事を知っていたら、きっと按摩さんに教えてあげるだろうなーという発想で、バレンタイン当日中に仕上げることを目標に書きました。(2025.2.14)
twitterにはL版メーカーを使用した画像の形で掲載したので、これも最終ページに載せておきます。 3
Sachi
DOODLE鯉月+ふぉぜコイツキ💜💚大正時代に今の形のけん玉が出来たらしいけれど
(明治のけん玉は左右の受皿はない)
“日月ボール”の由来が
球を太陽(日)に見立てて
三日月の様な形に削った皿で受けるからと知り
私は…私は…。
2枚目
🩸が出ていなかったのでとりあえず冷やし🧊 4
machida_os
MOURNINGこの現パロ明治夫婦 https://poipiku.com/53565/11370213.html は当初5ページにする予定でしたがど~にも描き進められなくて没にしました。今見返したらいいところもあるような気がしたので酷いラフながら公開しておきます。
4ページ目は現代時空に戻って、大久保さんは小五郎の寝顔を死体を見るような気持ちで見ているという。 5
tatuki_seed
DOODLE幕末とか明治とかそのくらいのどこぞの村でのパラレル月尾。不穏なやつ。
人外月と百ちゃんの連ツイ幕末とか明治とかそのくらいのどこぞの村でのパラレル月尾。多分子供。
村の外れの人が来ない神社の奥にたまたま迷い込んだ尾。そこで同年代くらいの月と出会う。妙に意気投合して仲良くなり、それ以来尾はちょくちょく神社の奥へ。そこに行くと何故かいつも必ず月はいる。何をするでもなく、話をしたり木の実を拾ったり、そんなことをして一緒に過ごすだけ。尾はたまに食べ物を持っていって一緒に食べたり、月は土産に珍しい花を見せてあげたり。
そんなある日、いつものように尾が神社の奥へ行くと、今日は何故か月がお面を被っている。多分狐面とかそういうあれ。でも見える頭も服も声も月だし、聞いてみても笑ってはぐらかされるだけで理由は答えてくれない。尾もまあいいかと思っていつも通り過ごす。ところが夕方になり、そろそろ帰ろうかという時になって、月が尾に連れていきたいところがあると言う。不思議に思いながらも頷き、月に手を引かれるまま森の奥へ奥へと進んでいく。流石に不安になって、どこへ行くのか、いつ着くのかと尋ねてみるもはぐらかされるばかり。そしてふと気付く。いつもより背が高い気がする。これは本当に月なのか。服も声も知ったものだが顔は見ていない。しかし己の手を掴む力が強く振り解くことは出来ない。いつの間にか完全に日は落ちて周囲は真っ暗。自分が道を歩いているのすら分からない。そうして森の闇の中に二人の姿は消えていった。
742村の外れの人が来ない神社の奥にたまたま迷い込んだ尾。そこで同年代くらいの月と出会う。妙に意気投合して仲良くなり、それ以来尾はちょくちょく神社の奥へ。そこに行くと何故かいつも必ず月はいる。何をするでもなく、話をしたり木の実を拾ったり、そんなことをして一緒に過ごすだけ。尾はたまに食べ物を持っていって一緒に食べたり、月は土産に珍しい花を見せてあげたり。
そんなある日、いつものように尾が神社の奥へ行くと、今日は何故か月がお面を被っている。多分狐面とかそういうあれ。でも見える頭も服も声も月だし、聞いてみても笑ってはぐらかされるだけで理由は答えてくれない。尾もまあいいかと思っていつも通り過ごす。ところが夕方になり、そろそろ帰ろうかという時になって、月が尾に連れていきたいところがあると言う。不思議に思いながらも頷き、月に手を引かれるまま森の奥へ奥へと進んでいく。流石に不安になって、どこへ行くのか、いつ着くのかと尋ねてみるもはぐらかされるばかり。そしてふと気付く。いつもより背が高い気がする。これは本当に月なのか。服も声も知ったものだが顔は見ていない。しかし己の手を掴む力が強く振り解くことは出来ない。いつの間にか完全に日は落ちて周囲は真っ暗。自分が道を歩いているのすら分からない。そうして森の闇の中に二人の姿は消えていった。
营养好味紫甘蓝
DOODLE【冴洁】《摇蕩う境界》(8p)/《摇曳的境界》作者:めいじりんの/明治凛乃(X:@/rinnomeiji)
翻译:豆沙抹茶薄荷冰
嵌字:营养好味紫甘蓝
密码:“温泉”英文+冴洁罗马音(小写英文字母13位无空格)
⚠️请勿询问/传播密码答案 9
2Indoorfish
PROGRESS明治軸初期の鶴鯉に巻き込まれる軍曹。鶴鯉、月鯉3Pからの月鯉。
CP複雑ですが、月鯉ハッピーエンドです。
えちなシーンは出来次第見本を追加予定。
25 2/27 R18シーン追加。
アナログ原稿をスマホで撮ってます。未完成で飛び
飛びです。 22
tabi22954045
DONE「按摩さん」(明治軸菊トニ短編、全年齢)原作191話の少し前、ひょっとしたらこんな菊トニのやりとりがあったかもしれないなぁ……という話。(2024.12.14)
10月20日のトニオンリー展示作品を元に、細かい設定や構成等を考え直し、中盤以降を大幅に書き足しました。全体で6000字ほど増加しています。 22
wcat_9rin
DONEルウアシュラッキースケベその②前回のも今回のもルウシェは箱入りのお嬢さんで、その家にお世話になってる書生さんアシュレイなパロという想定だったりします。
アシュルウ、明治大正ロマンが似合うぜ……。 3
らむ👓🐢
DONES23「警察官A」に出てきた、明治時代の特命係(?)前世から相棒だったんですね。運命。運命。時代モノ、制服、サスペンスと親和性高そうな乱歩小説とか、丸尾末広氏のダークなテイストで描きたかったモノ。(丸尾末広知ってる人いる?)
ろーあん 卓報告
DONECoC「縁と命はつながれぬ」2陣トゥルーエンド 全生還にて終幕です お疲れ様でした!
ゆずちゃん念願の縁と命!!楽しんでもらえたようでよかった🥰🥰
みんなかわいいぞ😘😘
PC/PL
明治 黎/あーねちゃん
久白 悠/あさいちゃん
荒矢 累/ゆずちゃん
KPC/KP
水原 大河/ろーあん
2023.8.4
tack1k_sub
PAST【ついった/Bsにあげたの再掲】ついったにリンク貼る用匕゜ン夕レス卜で煙草片手にもった爆イケ男性見つけて「このポーズ長髪okbさんにやらせるしかないじゃん!」と
紙巻き煙草は明治かららしいので、本来させるべきは洋装okbさんだけど
Anchica\\
DOODLE盲目の三味線ひき(女装注意)参考画像:GigaziNE 2017年4月22日生地『明治初期の日本の田舎の生活を写した「手作業でカラーにした写真」 』より「三味線をひく盲目の女性芸人」
金力夢に使いたい…
顔あり夢なのでワンクッション
cha__chuchocco
DONE月鯉。最終回後、明治軸。
両片想いで、互いに互いは自分のことを好いていると知っているけれど、距離を0にすることができないふたり。
事後なので、背後注意です。
好きだ「お前の愛の形は、私のものとよく似ている」
月明かりのない新月の夜、隣で眠る男は不意に呟いた。
「そうですか……」
「ああ、そうだ」
情緒もへったくれもない、獣同士の交合のあとだった。月島は、隣の男の体を手拭で十分に清め、彼の衾に潜り込んでいた。欲の発散だけのつもりが、もう数えきれぬほど事後の共寝をしている。それが“普通”となってしまった。今更それを変えるのは、その行為に意味を見出しているようで出来なかった。
「なあ、月島……」
鯉登の掌が、月島の頬に触れた。そこから、目尻、耳、輪郭を順番になぞっていく。
「つきしま……」
軍人とは思えぬ柔い音色だった。
親指が月島の下唇に触れた。はっとして鯉登の瞳を覗き込む。
2837月明かりのない新月の夜、隣で眠る男は不意に呟いた。
「そうですか……」
「ああ、そうだ」
情緒もへったくれもない、獣同士の交合のあとだった。月島は、隣の男の体を手拭で十分に清め、彼の衾に潜り込んでいた。欲の発散だけのつもりが、もう数えきれぬほど事後の共寝をしている。それが“普通”となってしまった。今更それを変えるのは、その行為に意味を見出しているようで出来なかった。
「なあ、月島……」
鯉登の掌が、月島の頬に触れた。そこから、目尻、耳、輪郭を順番になぞっていく。
「つきしま……」
軍人とは思えぬ柔い音色だった。
親指が月島の下唇に触れた。はっとして鯉登の瞳を覗き込む。
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DONE軍会8用の小話です。鯉月明治軸
惚れたが鯉登音之進は悩んでいた。
悩んでいると言っても、何も辛いとか悲しいとかそこまで大事なことでもないが、経験の浅い若輩者としてはそれなりに頭を悩ませているのである。
きっかけは、先日行われた飲み会で出た話題だった。
親睦を深めるという名目で、同じ連隊の若手尉官達がこぞって集まり飲んでいたのだが、そこでとある少尉の話題が出た。
別隊の男なのだが、どうやら其奴がとある女郎に入れ揚げ、曰く『寝ても覚めても』という状態になってしまったらしい。
「そんなに良い女だったのか?」
「いや、よくある女郎の手口だよ。名前を呼んで、そっと身体の何処かに触れてくる」
「甘く耳元で囁いて、次の約束を強請り、最後に『待ってます』ときたもんだ」
3726悩んでいると言っても、何も辛いとか悲しいとかそこまで大事なことでもないが、経験の浅い若輩者としてはそれなりに頭を悩ませているのである。
きっかけは、先日行われた飲み会で出た話題だった。
親睦を深めるという名目で、同じ連隊の若手尉官達がこぞって集まり飲んでいたのだが、そこでとある少尉の話題が出た。
別隊の男なのだが、どうやら其奴がとある女郎に入れ揚げ、曰く『寝ても覚めても』という状態になってしまったらしい。
「そんなに良い女だったのか?」
「いや、よくある女郎の手口だよ。名前を呼んで、そっと身体の何処かに触れてくる」
「甘く耳元で囁いて、次の約束を強請り、最後に『待ってます』ときたもんだ」