明治
111miyuki
DONE「例えば僕が」明治?軸のちゅう漫画です。全年齢。ポエムと見せかけてラブコメ。兄様がぽやぽやです。ちょっと心配なくらいぽやぽやです。
勇尾Webオンリー用でした。ありがとうございました(*´▽`*) 7
ほっき貝
DOODLE被ったので直し28巻の裏表紙にいらして嬉しかった 或る明○人の記録/中央○書(何もかも違っ!虚覚えすぎた)に、若き日の閣下のご様子がチラッと出てくる。士官学校創設時の様子や仏講師によるテーブルマナー教室とか 勝手に妄想変換しつつ読みました(ただ前半部は薩摩藩憎し憎し、主人公会津藩のボンなんで)明治初期の軍隊のお話、面白かった 8suzumi_cuke
DONE20230225現パロ鯉月猫の日ネタ(遅刻)。記憶の有無はどっちでもいいんですが、明治の鯉は出世すればするほど誰かひとりのためだけに生きることが許されなくなっていっただろうなあと。なんかこんなオチでよかったんですかね…。このあと二人でにゃんにゃん(性的でない)して疲れたので昼寝して晩ごはんに水炊き食べてにゃんにゃん(性的)して寝ると思います。
そのにゃんにゃん受けて立つ 休日のまとまった買い物を抱えて、鯉登と月島はのんびりとショッピングモールからの帰り道についていた。この前行った時に安売りの卵が15時半には売り切れましたと張り紙がしてあったものだから、今日は早々に買い物へ繰り出していた。そのため昼食と買い物を済ませても、まだ日は高くて気温も少し暖かい。シチューにするつもりで鶏もも肉のブロックを買ったが、カレーか水炊きも悪くない、といった生活感あふれる会話をしつつ、鯉登の目線が月島の顔からすっと横に逸れた。
「猫だ!」
「え?」
目線の先を追ってみれば、白と黒の二色に分かれた毛並みを持つ小さな猫が、道路を挟んだ反対側にある公園の中をとことこと歩いていた。
「本当だ。ブチネコですね」
5379「猫だ!」
「え?」
目線の先を追ってみれば、白と黒の二色に分かれた毛並みを持つ小さな猫が、道路を挟んだ反対側にある公園の中をとことこと歩いていた。
「本当だ。ブチネコですね」
TaigaTorazo
DONE・vsr夢・明治軸
ヴァシリにタイタニックしてもらった 最終話アメリカへの船旅は今のところ順調のようだ。
愛用の香水を首や耳元につけながら、そんなことを考えていた。
私はトメ姐さんのように、子どもを身籠った末に茨城の田舎に引っ込むなんてことは絶対にしたくない。彼女は妙に聞き分けが良いせいで、茨城の鄙びたところへ移り住んだが、私なら願い下げだ。
都会の良い家に住み、良い服を着て、良いものを食べるーーー。
これこそが人生において最も大切なこと。
特に女に産まれたからには。
だから私は高価な着物を着て、舶来の香水だってつけてみせる。
男がなにもかも仕切るこの時代において、女はとことん男を利用するしかないのだ。
あの人が亡くなってから、この家は没落まっしぐらであることは明白だ。
なんとしても、あの娘を金持ちのところへ嫁がせなければならない。
21528愛用の香水を首や耳元につけながら、そんなことを考えていた。
私はトメ姐さんのように、子どもを身籠った末に茨城の田舎に引っ込むなんてことは絶対にしたくない。彼女は妙に聞き分けが良いせいで、茨城の鄙びたところへ移り住んだが、私なら願い下げだ。
都会の良い家に住み、良い服を着て、良いものを食べるーーー。
これこそが人生において最も大切なこと。
特に女に産まれたからには。
だから私は高価な着物を着て、舶来の香水だってつけてみせる。
男がなにもかも仕切るこの時代において、女はとことん男を利用するしかないのだ。
あの人が亡くなってから、この家は没落まっしぐらであることは明白だ。
なんとしても、あの娘を金持ちのところへ嫁がせなければならない。
fontaine_livre
MOURNINGチョコだけどバレンタインじゃない転生現パロ、家庭教師のフェと高校生のロゼマちゃん
フェは記憶持ち、ロゼマちゃんは残渣ありだけど記憶はない
作中フェは愛称のディーノ呼び
商品名が出てきますが、ストーリーの構成上変更できませんでした…。すみません…。
明治のお菓子美味しいですよね。
何でも大丈夫な方どうぞ
気になるお年頃(仮) 最近お友達のハンネちゃんが、彼氏とキ、キスをしたらしい。レモンの味じゃなかったって言ってた。ふわふわして溶けちゃうみたいな感じなんだって。好きな人とのキスってどんなんだろう。わたしもディーノと…してみたいな。こんなことを思うわたしははしたないって思われちゃうのかな…。でもファーストキスは好きな人としたいよ…ディーノ…。
ディーノというのはわたしの家庭教師だ。といっても昔からよくうちに遊びに来ている気心の知れた親戚のお兄ちゃんだ。本をお土産に持ってきてくれたり、昔から読み聞かせをしてくれたりしてくれる、大好きな家族同然だ。そんなディーノのことがわたしは昔から大好きだった。
ディーノのことを男の人として意識し始めたのは中学生になってからだった。友達が同級生や先輩と付き合ったりし始めて、本狂いなわたしも告白されたりして、その時わたしのことを外見しか見てない男子より付き合うならディーノがいいって思ったのが自分の気持ちを自覚したきっかけだった。
3175ディーノというのはわたしの家庭教師だ。といっても昔からよくうちに遊びに来ている気心の知れた親戚のお兄ちゃんだ。本をお土産に持ってきてくれたり、昔から読み聞かせをしてくれたりしてくれる、大好きな家族同然だ。そんなディーノのことがわたしは昔から大好きだった。
ディーノのことを男の人として意識し始めたのは中学生になってからだった。友達が同級生や先輩と付き合ったりし始めて、本狂いなわたしも告白されたりして、その時わたしのことを外見しか見てない男子より付き合うならディーノがいいって思ったのが自分の気持ちを自覚したきっかけだった。
tatuki_seed
DONE白尾WEBオンリーイベント『飴より甘い百の恋文2』作品。明治から現代へ。二人でお酒を飲む話。
記憶があるのかないのかはご想像にお任せします。
いつかの約束「おっがたちゃーん。一緒に酒飲もうぜー」
夕方にようやく山を降り、久しぶりの宿。
お前らにアシリパさんは任せられねぇとの杉元の判断で、部屋分けはいつも杉元とアシリパ、白石と尾形に分かれる。
無口で興味のあること以外にはほぼ無反応の尾形と、明るく剽軽で口達者な白石。初めの頃こそ気まずさがあったが、いつも同室となれば自然と相手の存在にも慣れてくる。
今日も今日とて瓢箪型の酒瓶を手にした白石が、部屋の隅に手拭いを広げて銃を整備する尾形へと声をかけた。
「今日はいつもよりちょっといい酒なんだぜ。たまたま拾った財布の持ち主が気前良くってさぁ」
ぺらぺら喋る間に手を止めた尾形が顔を上げ、白石の顔をじっと見つめる。
酒に強いわけではないが嫌いなわけでもない尾形が白石の酒に付き合うのは、一人で飲ませるといつまでもグダグダと煩いからだ。ということを白石は知らない。
2599夕方にようやく山を降り、久しぶりの宿。
お前らにアシリパさんは任せられねぇとの杉元の判断で、部屋分けはいつも杉元とアシリパ、白石と尾形に分かれる。
無口で興味のあること以外にはほぼ無反応の尾形と、明るく剽軽で口達者な白石。初めの頃こそ気まずさがあったが、いつも同室となれば自然と相手の存在にも慣れてくる。
今日も今日とて瓢箪型の酒瓶を手にした白石が、部屋の隅に手拭いを広げて銃を整備する尾形へと声をかけた。
「今日はいつもよりちょっといい酒なんだぜ。たまたま拾った財布の持ち主が気前良くってさぁ」
ぺらぺら喋る間に手を止めた尾形が顔を上げ、白石の顔をじっと見つめる。
酒に強いわけではないが嫌いなわけでもない尾形が白石の酒に付き合うのは、一人で飲ませるといつまでもグダグダと煩いからだ。ということを白石は知らない。
mdn320
MOURNING約一年前、とある編集の方に「活弁」がテーマの漫画はどうだろうと打診され、まったく分からないところからスタートしました。「暗闇にて輝け」(仮称)という明治大正が舞台の活動寫眞弁士の漫画の連載を企画して、一年かけて勉強や構想をしてきましたが、トラブルで企画自体が頓挫しました。誰も興味を持たなかった、担当編集者すら興味を持ってくれなかったのですが、私はこの子たちを漫画の中で輝かせてあげたかったです。 18きくあきそら
DONE尾杉と鯉杉が同時発生したら絶対面倒だと思うんだよね。面倒臭い、といえば月島軍曹。って感じだけど。所謂、明治軸と呼ばれるモノが一個もねぇなぁと思って。WEBオン展示物現パロばっかりだった。肋骨服尾形×杉元とかいつか描きたいけね。差分は文字を読みたい人用。 3
rabimomo
MAIKING記憶あり転生現パロ月→→→→→鯉っぽいものを書きたかったはずが、ものすごく鯉が可哀想な感じになってしまったので、それなりに覚悟して読んで下さい(肉体的・性的には酷い目にあってません)
明治の様子や再会シーンやこの後のシーンなんかも構想はあるので、そのうち…書きます…たぶん…
性描写・肉体関係なしですが明治で肉体関係あり(月鯉)です
失われた風景 週末の居酒屋は騒がしく、しかしその喧騒をどこか遠くに感じながら、月島は手にしたスマートフォンに漫然と視線を向けていた。
ホームボタンに触れてロックを解除すらしていない機器は、光を灯すことのないただの黒い板でしかない。着信や、ラインの通知が舞い込むことすらなく沈黙を続ける電子機器に、喉元まで出かかった溜息を飲み込む。こんなものに振り回され一喜一憂するなど愚かしいことこの上ない、電話すらほとんど普及しておらずに電報を駆使していた時代にはこのようなものに振り回されることなどなかったというのに――そこまで思考を巡らせてから、月島は今度こそ吐息を漏らした。
止めよう。そんなことを考えたところで、不毛でしかない。そもそもその時代に対応を誤ったからこそのこの事態なのだ。
14878ホームボタンに触れてロックを解除すらしていない機器は、光を灯すことのないただの黒い板でしかない。着信や、ラインの通知が舞い込むことすらなく沈黙を続ける電子機器に、喉元まで出かかった溜息を飲み込む。こんなものに振り回され一喜一憂するなど愚かしいことこの上ない、電話すらほとんど普及しておらずに電報を駆使していた時代にはこのようなものに振り回されることなどなかったというのに――そこまで思考を巡らせてから、月島は今度こそ吐息を漏らした。
止めよう。そんなことを考えたところで、不毛でしかない。そもそもその時代に対応を誤ったからこそのこの事態なのだ。
くいっくすた
MOURNING明治軸門キラ ゆきあかれぬアカンコのすぐ後くらいのつもり。
あるきっかけで✳️がやや不穏なことを考えたり言ったりするも🦌が光で覆っちゃう話。
出てくる他界観については複数文献の見解が混じっており、固定的なものではありません 7
sakura_urayama
DONEひゃくこい3開催おめでとうございます。今回は6月に頒布予定の本よりサンプルを展示させていただきます。
明治鯉登少尉が現代にタイムスリップしてくるお話です。
無事仕上がりますように。
文字クリックしていただくと全画面表示になります。
少しでも楽しんでいただけましたら幸いです。 10292
ohmita
PROGRESSひゃくこいに出す予定の尾鯉 大体3パートになる予定で最初の1パートできたので進捗さらし✋全部書き終えたらチョイチョイ手直しするからとれたての味が読めるのは今だけ!オトク!㍾最終話後おがた生存ifあとまあ細かいところはワイがこれまで書いたとこ読んでもろて
ひゃくこい用(書きかけ) 勇作の声がしたような気がして振り返る。
声といえど正確な響きはとうに忘れた。朧げに残っている呼び方や言い方の癖から勇作のように聞こえただけだ。
あの日はっきりと顔を見たことは覚えているのに、あれ以来鮮明に思い出せない。眼差しや唇の動きの断片がぼんやりと結ばれ、かろうじて勇作の形を作る。
もう十年も経たぬうちに擦り切れて消えるのだろう。それでも共に過ごした年月の倍以上かかるのだから、思い出はまるで呪いだ。
幻聴は兆しだったのか、その日の夕から頭痛がし始め、半刻経たぬ間に右目の内から抉るような酷い痛みに変わった。直に治るだろうと高を括っていたのが仇になり、どうにもならなくなってから飲んだ鎮痛剤は効き目が遅い。動くにも動けないが横になって眠れるものでもない。ただ布団の端を握り締めて耐え、時折薄目を開けては今日は来るなと部屋の空白を睨んだ。だが、願えば願うほど、天は嘲笑って嫌がらせをする。
7537声といえど正確な響きはとうに忘れた。朧げに残っている呼び方や言い方の癖から勇作のように聞こえただけだ。
あの日はっきりと顔を見たことは覚えているのに、あれ以来鮮明に思い出せない。眼差しや唇の動きの断片がぼんやりと結ばれ、かろうじて勇作の形を作る。
もう十年も経たぬうちに擦り切れて消えるのだろう。それでも共に過ごした年月の倍以上かかるのだから、思い出はまるで呪いだ。
幻聴は兆しだったのか、その日の夕から頭痛がし始め、半刻経たぬ間に右目の内から抉るような酷い痛みに変わった。直に治るだろうと高を括っていたのが仇になり、どうにもならなくなってから飲んだ鎮痛剤は効き目が遅い。動くにも動けないが横になって眠れるものでもない。ただ布団の端を握り締めて耐え、時折薄目を開けては今日は来るなと部屋の空白を睨んだ。だが、願えば願うほど、天は嘲笑って嫌がらせをする。
cheng_lyd
DONE軸は明治。兄弟寄り。亡くなった兄を無意識に探している音之進とそんな音之進が心配な平之丞の話。
海に還った日ザザン……ザザーン——
これは何の音だろうか……酷く懐かしい気がする。そうだ…この音は——
「海……」
目の前に広がっていたのは、薩摩の海だった。美しくも悲しいこの海を見るのは随分と久しぶりだ。函館へ移ってからは中々帰ることもできなくなってしまっていた。
しかし、私はどうして海に……
ザザン——
「あ、にさあ…?」
そこにいたのは見まごうことなく、しかし何年も前に亡くなったはずの兄さあだった。
ああ、やはり海だ……海にいたのだ。
兄さあは此方を見て哀しそうにゆるりと笑い海の向こうへ行こうとした。
「っ待ちたもんせ‼行きやんな‼いかじ‼あにさあ‼おいを…おいを一緒につれていきたもんせ‼あにさあっ……おねげ……」
ひとりにせじ………
1938これは何の音だろうか……酷く懐かしい気がする。そうだ…この音は——
「海……」
目の前に広がっていたのは、薩摩の海だった。美しくも悲しいこの海を見るのは随分と久しぶりだ。函館へ移ってからは中々帰ることもできなくなってしまっていた。
しかし、私はどうして海に……
ザザン——
「あ、にさあ…?」
そこにいたのは見まごうことなく、しかし何年も前に亡くなったはずの兄さあだった。
ああ、やはり海だ……海にいたのだ。
兄さあは此方を見て哀しそうにゆるりと笑い海の向こうへ行こうとした。
「っ待ちたもんせ‼行きやんな‼いかじ‼あにさあ‼おいを…おいを一緒につれていきたもんせ‼あにさあっ……おねげ……」
ひとりにせじ………
tikatika2
DONE明治。後始末時期。月島、きっと鯉登に対して優しくなるんだろうなあ、って妄想。傷跡 「死んでかたがつくんなら、楽なもんじゃ」
そう呟きながら、鯉登は軍服の詰まった襟の隙間に指を差し入れる。
査問の間中、立ちっぱなしだったし、水の一口も許されなかったのだ。喉が乾いたせいか、うまく息が出来ない気がする。
額に落ちてくる髪も鬱陶しいし、さっきから頬の傷のひきつれがひどい気がする。痛くはないが、むず痒くてしかたがない。
「詰め腹切ってすむような話なら、とっくにそうしとるわ」
あの石頭どもめ。そう口の中だけで呟く。
頬の掻痒感をどうにかしたくて、傷跡に爪をたてようとしたところで、黙って横を歩いていた月島に、がしり、と腕を掴まれた。
「馬鹿なことを言ってないで、しゃんとなさい」
下から厳しい目で見上げてくる部下に、少しだけ眉尻をさげて、だって、と言い募ろうとすると、そのまま引き寄せられて耳元で小さく、敵陣です、と囁かれた。そのたった六つの音の連なりだけで、鯉登は自分の頭の芯がきん、と冷えた気がした。
652そう呟きながら、鯉登は軍服の詰まった襟の隙間に指を差し入れる。
査問の間中、立ちっぱなしだったし、水の一口も許されなかったのだ。喉が乾いたせいか、うまく息が出来ない気がする。
額に落ちてくる髪も鬱陶しいし、さっきから頬の傷のひきつれがひどい気がする。痛くはないが、むず痒くてしかたがない。
「詰め腹切ってすむような話なら、とっくにそうしとるわ」
あの石頭どもめ。そう口の中だけで呟く。
頬の掻痒感をどうにかしたくて、傷跡に爪をたてようとしたところで、黙って横を歩いていた月島に、がしり、と腕を掴まれた。
「馬鹿なことを言ってないで、しゃんとなさい」
下から厳しい目で見上げてくる部下に、少しだけ眉尻をさげて、だって、と言い募ろうとすると、そのまま引き寄せられて耳元で小さく、敵陣です、と囁かれた。そのたった六つの音の連なりだけで、鯉登は自分の頭の芯がきん、と冷えた気がした。
こむら
DOODLE2022年10月と12月のイベントで出した無配漫画です。1枚目は明治。2枚目は現パロで月島とモブリーマン(鯉登ちゃん出てこないけど月鯉設定です)貰ってくださった方ありがとうございました!
こちらはpass無しです!
すみません漫画は右から左へ読んでください... 2
かきくけこ
PROGRESS明治の記憶ありの現代パロの月鯉。年越し蕎麦を食べていたらムラムラきて前世の同じ様な記憶(黒歴史?)も思い出して・・・なお話。年末までには完成させたいです(フェラを彷彿させる描写があるのでワンクッション置いています) 2201kokoaoko2
DONE■ここにあるもの現代転生尾勇。付き合っている二人。土方さん。全員明治軸記憶有。
尾勇の日おめでとうございます!
学問なき経験は経験なき学問に勝る
土方歳三は、決して寡黙な男などではない。
血の気が多い連中が集う隊内で、統制の為に敢えてそのように振舞う場面はあった。
鬼の副長、と呼ばれ恐れられた時代もある。
だが、常日頃から気難しい表情をしたまま過ごしていたのかというとそうではない。
基本的には話好きな、気のいい男であった。
しかし、そんな土方が今は完全に沈黙している。
何故か。
様子を見、考えているのだ。
土方をそうさせている原因は、目の前に座っている客である。
この客は15分ほど前に土方がオーナー兼バーテンダーを務める店を訪れ、強めの酒を注文した。
いつもは注文しない酒である。
内心首を捻りつつも注文のまま酒を提供すると、客はグラスを掴むなり一気に酒を呷った。
5145土方歳三は、決して寡黙な男などではない。
血の気が多い連中が集う隊内で、統制の為に敢えてそのように振舞う場面はあった。
鬼の副長、と呼ばれ恐れられた時代もある。
だが、常日頃から気難しい表情をしたまま過ごしていたのかというとそうではない。
基本的には話好きな、気のいい男であった。
しかし、そんな土方が今は完全に沈黙している。
何故か。
様子を見、考えているのだ。
土方をそうさせている原因は、目の前に座っている客である。
この客は15分ほど前に土方がオーナー兼バーテンダーを務める店を訪れ、強めの酒を注文した。
いつもは注文しない酒である。
内心首を捻りつつも注文のまま酒を提供すると、客はグラスを掴むなり一気に酒を呷った。
ohmita
DONE尾鯉 明治 最終話後if 文庫ページメーカーが読みづらい場合のまとめ11/27 17:30 誤字修正
捨て猫の一生「賛同し兼ねます。あれを庇う理由がありません。」
上官に意見する憚りこそ纏っていたが、内に包まれた怒りは余りにも強く、本音を覆う意味を成していない。月島は吐き出すべき激昂を全て注いだ眼差しで鯉登を見据えた。
「……この争いの生き残りだ。見殺しには出来ない。それにあいつは杉元だけではなく土方歳三とも通じていたらしい。情報源としての価値はあるはずだ。」
「それを御存知ならあれが下種な蝙蝠だと分かるでしょう。貴方は気付いていらっしゃらなかったでしょうが、あれは第七師団の人間でもありません。中央のスパイです。もともとそういう輩です。匿う利点など一つもない。」
「中央とも通じていたならそちらの動向も仕入れられるじゃないか。」
4611上官に意見する憚りこそ纏っていたが、内に包まれた怒りは余りにも強く、本音を覆う意味を成していない。月島は吐き出すべき激昂を全て注いだ眼差しで鯉登を見据えた。
「……この争いの生き残りだ。見殺しには出来ない。それにあいつは杉元だけではなく土方歳三とも通じていたらしい。情報源としての価値はあるはずだ。」
「それを御存知ならあれが下種な蝙蝠だと分かるでしょう。貴方は気付いていらっしゃらなかったでしょうが、あれは第七師団の人間でもありません。中央のスパイです。もともとそういう輩です。匿う利点など一つもない。」
「中央とも通じていたならそちらの動向も仕入れられるじゃないか。」
さかしろ
MOURNING赤黒話しになるはずだったけど黒子くんが出てこない上にまだ征臣さんも詩織さんも知らないうちに書いたやつなので赤司家が捏造満載。明治か大正かそんな感じの時代を想像していた。ふわっと読んでください。供養大丈夫ならパスはyesと。 18599
ppp___maru
DOODLE限界オタクのBL本とかいう診断メーカーでお題→憂鬱な食卓
帯→このまま貴方だけを奪い去りたい
書き出し→探り当てたケースには煙草が一本もなくて思わず舌打ちした
が出てうっかり現パロ年齢逆転異母兄弟の尾月(盛りすぎ)が浮かんでしまいました
おそらくこの2人は将来両親を殺します、でもバレないしずっとラブラブだし兄は弟を抱く
兄にはぼんやり明治の記憶あるといいですね 2
S女史@94
DONE2022/10/44Pまででなんとか「天使の日」にミカエラの名前の話を……と思ったのに、名前付きモブが出張って反省。明治~大正くらいの透くんを書きたかったんだ。また挑戦します。
天使の名前俺がまだ小さな赤ちゃんだった頃から拳兄が繰り返し繰り返し言ってたことがある。
「おまえにはもう一人兄ちゃんがいるんだ。ミカエラって名前だ。覚えとけよ」
ミカエラ。
ミカエラ。
拳兄がとてもとても大事そうに繰り返し口にするものだから、俺はなんの疑問もなく大切な名前なんだと記憶した。ミカエラ。俺の兄ちゃん。歌うような名前。ミカエラ。
少し大きくなって、村の人間たちとも話せるようになってくると俺は気付いた。
ミカエラってちょっと変わった名前じゃないか?
吸血鬼の俺と拳兄を遠い国から来た異人さんとして受け入れてくれた村の人たちは文五郎とか新左衛門とか。「ミカエラ」という音に似た名前は見当たらなかった。やっぱり遠い国の名前なんだろうか。
2451「おまえにはもう一人兄ちゃんがいるんだ。ミカエラって名前だ。覚えとけよ」
ミカエラ。
ミカエラ。
拳兄がとてもとても大事そうに繰り返し口にするものだから、俺はなんの疑問もなく大切な名前なんだと記憶した。ミカエラ。俺の兄ちゃん。歌うような名前。ミカエラ。
少し大きくなって、村の人間たちとも話せるようになってくると俺は気付いた。
ミカエラってちょっと変わった名前じゃないか?
吸血鬼の俺と拳兄を遠い国から来た異人さんとして受け入れてくれた村の人たちは文五郎とか新左衛門とか。「ミカエラ」という音に似た名前は見当たらなかった。やっぱり遠い国の名前なんだろうか。
rai22zou
DOODLE[221104]病み作ハロウィン
という名の病み作へのセクハラ したい
明治軸だとセクハラ出来ないから転生病み作ですもうこれ何言ってるかわかんねえな
斜に構えててもあにさま前にすると弟になっちゃう病み作っ
❨煤❩
DOODLE明治軸でツーブロオガタとコイちゃんが邂逅しないかなと考える。切り傷と打身に効くんですよってモブ一等卒に教えられた露天温泉に人払いして入ろうとしたらオガタが入浴していて…!?
軍刀を掴むより先に銃口を向けられ、刀とお腹を蹴り飛ばされた上に倒れた背中にのしかかられて指錠で拘束されちゃうんだ…
俎板のコイってやつでありモスなぁ!と至近距離で笑われて嫌味な顔にツバ吐き捨てるやつ〜
kokoaoko
DONE■ここにあるもの現代転生尾勇。付き合っている二人。土方さん。全員明治軸記憶有。
尾勇の日おめでとうございます!
学問なき経験は経験なき学問に勝る
土方歳三は、決して寡黙な男などではない。
血の気が多い連中が集う隊内で、統制の為に敢えてそのように振舞う場面はあった。
鬼の副長、と呼ばれ恐れられた時代もある。
だが、常日頃から気難しい表情をしたまま過ごしていたのかというとそうではない。
基本的には話好きな、気のいい男であった。
しかし、そんな土方が今は完全に沈黙している。
何故か。
様子を見、考えているのだ。
土方をそうさせている原因は、目の前に座っている客である。
この客は15分ほど前に土方がオーナー兼バーテンダーを務める店を訪れ、強めの酒を注文した。
いつもは注文しない酒である。
内心首を捻りつつも注文のまま酒を提供すると、客はグラスを掴むなり一気に酒を呷った。
5145土方歳三は、決して寡黙な男などではない。
血の気が多い連中が集う隊内で、統制の為に敢えてそのように振舞う場面はあった。
鬼の副長、と呼ばれ恐れられた時代もある。
だが、常日頃から気難しい表情をしたまま過ごしていたのかというとそうではない。
基本的には話好きな、気のいい男であった。
しかし、そんな土方が今は完全に沈黙している。
何故か。
様子を見、考えているのだ。
土方をそうさせている原因は、目の前に座っている客である。
この客は15分ほど前に土方がオーナー兼バーテンダーを務める店を訪れ、強めの酒を注文した。
いつもは注文しない酒である。
内心首を捻りつつも注文のまま酒を提供すると、客はグラスを掴むなり一気に酒を呷った。