Recent Search
    You can send more Emoji when you create an account.
    Sign Up, Sign In

    普通

    はずみ

    MOURNINGモブ(になって幼なじみを観測する)夢
    🧨が推しのモブ女子高生が🧨にダル絡みして勝手に惚気砲を食らう話です

    ※リバの幼なじみが結婚している時空
    ※出は不在です
    ※平時なら普通に会話してくれるくらい丸くなった🧨がいます
    推しと惚気と幸せの元と 推しが結婚した。
     というかしていた。
     既婚者だった。
     隠していたわけではないが、公にする理由もなかったので、なるように任せていたらしい。妙なところがドライというか、大雑把である。
    「ダイナマって全然惚気んよね」
    「ア?」
    「結婚してたんでしょ?」
     デクと。
     卒業してすぐ。
     惚気てくれていたら、もっと早く気付いていたかもしれないのに。
    「あたしすぐ惚気ちゃうから、我慢できるのすごいなって」
     パトロール中たまたま見つけた推しへダル絡みしながらドリンクを飲む。推しはぎゅっと唇を捻じ曲げ、ガードレールに尻を預けた。
    「コス汚れるよ」
    「働いたら汚れるモンなんだよ」
    「や、いまは違うっしょ」
     先ほどまでは確かにパトロールをしていたかもしれないが、今は名もない女子高生に絡まれているだけである。どう考えても勤務外、良くてファンサの一環だろう。ヒーローの働きとは違うように思えた。
    1215

    PN_810

    PROGRESS現パロ高諸♀

    大学生になった尊奈門がモブ男に弄ばれて高坂さんのところに戻るお話。
    今まで女子校で異性との付き合いもなく、悪い虫がつかないように守られてきた尊奈門が大学進学をきっかけに外の世界を知り心に傷を負ったところにすかさずつけこみ自分のものにしてしまう高坂さんが書きたかっただけです。
    このあと普通にヨシヨシ慰めセックスするだろうから、そこを加筆してpixivにあげます。
    高諸①雨が降っていた。五月の終わりにしては肌寒く、窓の外には濡れた街路樹が風に揺れている。高坂は、キッチンの時計をちらと見た。
    ――23時14分。今日も、尊奈門はまだ帰ってこない。

    「……遅いな」

    呟いた声が、静かな部屋に落ちた。
    大学進学を機に、尊奈門がこのマンションに転がり込んできてから一年が経つ。最初は賑やかで、毎晩のように今日の出来事を語ってくれた。講義で隣になった子が面白かったとか、サークルに誘われたけど断ったとか、やけに細かく報告してくれるものだから、高坂はうんざりしながらも耳を傾けていた。
    ――だけど、あの男と付き合い始めてからは変わった。

    「……尊」

    小さく呼びかけるように名前を呟いたとき、カチャリ、と鍵が回る音がした。
    2344

    makoto966m

    REHABILI9月ごろに書きかけて間に合わなかった話を無理くり完成させました。
    リハビリとして書いているので寛大な心で見ていただければと思います。

    【注意】
    9月1日を時任の誕生日としています。
    時湧が普通に仲良いので解釈違いかもしれません。
    時任さんに夢見ているので解釈違いかもしれません。
    設定の読み込み甘かったり間違ってる可能性もあります。

    寛大な心で見てください。解釈違いだったらそっと忘れてください。
    時任の誕生日話(リハビリ) 20XX年、夏の終わり。午後6時。東京都某所某ビル。
     
     家から職場に出勤してくる時間ですら汗をかくほどにはまだまだ気温が高い。データを集めるためなら、ガジェット開発のためならいくらでも外へ出ていくけれど、基本的にはどこまでもインドア派の湧にとっては地獄のような季節である。
     それでも季節は確実に進んでいる。 その証拠に、大葉が俺の生誕祭だなんだと豪語していた頃にはしつこいほどにいつまでも明るく、ギラギラと照り付け部屋の温度を上げていた西日は、すっかり影を潜めていた。
     時任の努力でゴーストスナイパーズはプレハブ小屋などではなく、ビルの一角に事務所を据えることこそできているものの、周りはさらに高いビルに囲まれている区域だ。窓から見える空は狭い。冷房が必要以上に効いた部屋、窓の外ではビルが黒く染まりつつあった。
    5393