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    未来

    ふう。

    できたハロウィンの翠千
    浮かれ峯とハロウィンを楽しんでいる千秋
    付き合ってる二人がただただイチャイチャしているだけ

    ※未来軸
    ※高峯が一人暮らししてる
    「守沢先輩は子供の頃、近所の人にお菓子貰いに行ったり、友達とハロウィンパーティーしたりしました?」
    「ん?急にどうしたんだ?」
    「いや……守沢先輩ってどんなふうに子供時代を過ごしたのかなぁって……」

    扉の向こうにいる守沢先輩がすぐに返事を返さなかったことが気になって、扉の近くに寄って耳をそばだてる。聞こえてきた音はシュルシュルという衣擦れの音だけで、俺は早くも自分の軽率な行動を後悔した。


    今日は10月31日、つまりハロウィンの日だ。今ごろ街中を仮装した人たちが歩いているのだろうか。少し前までの俺は浮かれた格好で練り歩く人たちが理解できない側の人間だった。しかし今年の俺は違う。なぜなら、ハロウィンは恋人に違和感を感じさせることなくコスプレをさせることが出来る素敵なイベントだと気づいたからだ。そんなわけで、俺は守沢先輩に頼み込んでハロウィンの仮装を見せてもらうことにした。事前に「俺の好きそうな仮装を選んできてね……♪」と一言添えて。今の俺は去年までの俺が理解出来なかった浮かれきったリア充そのものだが、『俺だけに見せる守沢先輩の仮装』という目先のご褒美のことを考えればそんなことは全く気にならなかった。
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    できた結ブマルシェ展示作品
    タイ+ヒカ(未来)がプリンを食べるお話。CP要素はありません。
    Dz5話以降ぐらいの時期を想定。チラッとだけど副社長も出ます。みんな優しい人ばっかりなんだよなぁ。
    やさしいひと 通い慣れた廊下を進み、目的地に辿り着く。備え付けのインターフォンを押すと間を置かずに、ガチャリと扉が開いた。まるで待ち構えていたようなタイミングに清蔵タイゾウは少し驚く。
    「こんばんは。よく俺が来たって分かったね」
    「──こんばんは。まぁ、大体いつも同じ時間に来るから。飲み物を取るついでにね」
     タイゾウを出迎えた少女、明導ヒカリは澄した顔でミネラルウォーターの入ったボトルをタイゾウに見せるとポニーテールを翻し、「毎日来なくていいのに」とそっけない態度でリビングへと戻っていく。
    「こらこら、一応俺は君の保護責任者なんだから、そういうわけにもいかないだろ」
     兄である明導アキナを救う為、未来からその身ひとつで来たという彼女を放って置くことなど出来ず、当面の間はタイゾウが面倒をみるという運びとなったのだ。日に一度は彼女の様子をうかがおうと夕食はこの部屋でとるようにと決めたものの友好関係の構築についてはご覧の有り様である。
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    ちゃぁこ

    できた10月の最後の合同合宿のとある夜の出来事。
    相手への気持ちにはお互い気づかないふり
    でも未来へ続いたらいいなあと思っているイメージです

    黒大webオンリーで展示していたものです。
    2024/10/21 23:59まではパスワードあり、それ以降はなしにします
    またパスワードなしにすると同時にpixivにも掲載予定です

    追記
    パスワード解除
    またpixivにも公開しました
    見て見ぬふりで遠回り 合宿の良いところは朝起きてから夜寝るまでずっとバレー漬けでいられること。普段はどうしても授業があり、日々の生活がある。進路のことも避けて通れない。でも合宿に参加している間だけはバレーのことだけでいられる。
     最後の春高。そこには因縁の相手。ゴミ捨て場の決戦を誰でもない自分たちの代で。もちろん目指すは頂であるけども。でもキツイ練習の狭間、ふと忍び寄る弱気をなにクソと振り払えるのは叶えたい試合があるからだ。
     10月。最後の合宿。多少涼しくなり始めたとはいえ、一日中汗だくで動き回った身体は休息を求めているはずなのに、黒尾はふと夜中に目を覚ました。神経が高ぶっているのかもしれない。
     明日もたっぷり練習が待ってる。寝なくては。そう思い目を閉じるが、眠気はどうやら黒尾を置いていってしまったようだ。枕元に置いた携帯電話をみると、まだ3時。起床時間までまだ時間がある。仕方ない、こういうときは一度起きてしまおう。トイレにいって、温かい飲み物でも飲んだらどうにかなるだろう。
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