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    棋士

    おみそ

    DONEキメ学軸 全年齢
    プロ棋士むい(23)×パン屋の長男(25)
    ・覚えたての博多弁の使い方が上手すぎるプロ棋士のアプローチにタジタジの長男の話

    ・身長178×170のイメージ
    ・せっかくなのでとにかく顔がいいプロ棋士のスパダリ感爆盛り
    パン屋の長男を落としたい佳人の話「はいこれ」
     無一郎から大きな紙袋を受け取る炭治郎は、落としたら大変だとしっかりと抱え直す。今にも底が抜けそうな、想像よりずしりとしていて、わ、と声が漏れた。
    「重かったんじゃ」
    「車で来てるから大丈夫」
    「あ、四冠?おめでとうございます」
    「ありがとうございます。危なかったけどなんとか。ちなみに五冠」
     似合わない謙遜を口にしながらフッと微笑む時透無一郎という人物は、ここ十年凌ぎ合うようにタイトルを分け合う兄とともに朝夕問わず共にテレビ欄を賑やかし、専門誌を飛び出してついに女性週刊誌の表紙までにも登場するアイドル顔負けの人になってしまった。
     "天才双子プロ棋士"とうたわれた姿が画面に映し出されれば「あ、出てる」程度のものだったけれど、誰が言い出したのか『佳麗なる双王子』などと言う二つ名を持つ様になって以降はあらぬ姿で世の中が傾倒し始め「すごいまた出てる」に変化した。
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    palco_WT

    PROGRESS冬コミ新刊の水王の、水上の過去の捏造設定こんな感じ。
    まあそれでも入会金十万円+月一万余出してくれるんだからありがてえよな……(ワが2013年設定だとたぶんんぐが小学生で奨励会にあがったとしてギリギリこの制度になってるはず。その前はまとめて払ってダメだったら返金されるシステム)
    実際、活躍してるプロ棋士のご両親、弁護士だったり両親ともに大学教授だったり老舗の板前だったりするもんね……
    「ん、これ、天然モンやで」
     黄昏を溶かしこんだような色合いの、ふさふさした髪の毛の先を引っ張りながら告げる。
     A5サイズのその雑誌の、カラーページには長机に並べられた将棋盤を前に、誇らしげに、或いは照れくさそうに賞状を掲げた小学生らしき年頃の少年少女が何人か映っていた。第〇〇回ブルースター杯小学生名人戦、とアオリの文字も晴れやかな特集の、最後の写真には丸めた賞状らしき紙とトロフィーを抱えた三白眼気味の、ひょろりと背の高い男の子と、優勝:みずかみさとしくん(大阪府代表/唐綿小学校・五年生)との注釈があった。
    「でも黒いやん、こん時」と生駒が指摘する。
     彼の言葉通り、もっさりとボリュームたっぷりの髪の毛は今のような赤毛ではなく、この国にあってはまずまずありがちな黒い色をしていた。
    1983

    izayoi601

    MOURNING二年前に書いた艾淮本の番外編。
    現パロで定軍山の関係性を書いてみたくて、棋士淮殿の好敵手ならほせかなと試し書きしたものです。いざ書いたら艾淮が少なく、はまったばかりの超法を入れ込み過ぎ誰得なのか解らない話になってしまった…と仕舞っていましたが折角書いていたので此処にあげておきます。書いた私だけが楽しかった話(大体そう)ですがもしご興味ありましたらお暇な時にでも。
    忘れ難い好敵手「…おや、大分上手になりましたね…鄧艾殿」
    「いえ、当然ですが…やはり、郭淮殿はお強い」
    共に過ごせる時、リビングに将棋盤を置いて愉しむのも一興。貴方と向き合うのは、人生を将棋に捧げてきた私にとり大切なものだった。勝敗はどうより、貴方のことが手に取る様に解るから。
    「ふふ、けっほ…貴方の盤石に固めた差し方をするところ…とても、好きですよ」
    「はは…どうも、無作為に飛び出す勇気は無く…見事に隙を突かれてしまいます」
    「将棋は、性格が現れますからね」
    盤の上を眺め、相手がどの様な考えかを読み解き降すのが棋士。重厚な守備と揺るぎない実直さを感じ、何時までも差して居たかった。
    「今更ですが、郭淮殿は棋士として様々な方と差しておられますよね…何方か、印象深い方はいらっしゃいますか?」
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