瀬名
ato_dream_
DONEenst瀬名泉夢ラ◯ライナーとコラボした時のお話です💄
私に似合うかな 瀬名泉「ちょっと待って。それ」
突然話しかけてくる彼にハテナを浮かべるが、私が手に持つものを指差すのを見てすぐに理解する。
「あぁ、これ! コラボのアイライナーだよ」
「そうじゃなくて、その色」
「え? あぁ、この色使いやすくて良いんだよね」
「それくまくんのカラーだよねぇ?」
「そうだね」
「ちょっとぉ〜! 『そうだね』じゃないでしょぉ! 普通彼女なら俺のカラー選ぶでしょ」
「だって、私にはハードル高いよ。泉の色」
「まあいいけどねぇ。……あんたに絶対似合うと思って、使って欲しかったからこのカラー選んだのにさぁ」
そう小さく溢した言葉をしっかりと私の耳は拾い、歯痒い気持ちになる。
「え、そうなの?」
「……そうだよ」
「本当?」
533突然話しかけてくる彼にハテナを浮かべるが、私が手に持つものを指差すのを見てすぐに理解する。
「あぁ、これ! コラボのアイライナーだよ」
「そうじゃなくて、その色」
「え? あぁ、この色使いやすくて良いんだよね」
「それくまくんのカラーだよねぇ?」
「そうだね」
「ちょっとぉ〜! 『そうだね』じゃないでしょぉ! 普通彼女なら俺のカラー選ぶでしょ」
「だって、私にはハードル高いよ。泉の色」
「まあいいけどねぇ。……あんたに絶対似合うと思って、使って欲しかったからこのカラー選んだのにさぁ」
そう小さく溢した言葉をしっかりと私の耳は拾い、歯痒い気持ちになる。
「え、そうなの?」
「……そうだよ」
「本当?」
ato_dream_
DONEenst 瀬名泉夢6月の#妄想力向上委員会 様のお題に参加した時のものです!素敵な企画をありがとうございます🥺
お題「雨、やまないな」 瀬名泉「雨、やまないな」
友人と遊んだ帰り、最寄の駅についた私は雨が降っていることに気づき、雨宿りをしてから帰ろうと思った。あいにく傘を持っていなかったので、近くのカフェへと小走りで向かった。
注文したコーヒーを飲み終わっても雨は止まず、むしろ激しくなる一方だった。
「そういえば、泉が雨降るって言ってたかも。朝急いでたからなあ、最悪」
そう言って外を眺めていると、あるカップルが相合傘をしながら笑顔で歩いているのが目に留まった。
「良いなぁ。私も泉と相合傘したい」
なんて呑気なことを言って、勝手に虚しくなる。今日の彼はお仕事で、連絡をしても家にいるはずがないので傘を持って迎えに来てはくれない。
せっかくなのでゆっくり本でも読もうと思い、追加で注文をすることにした。
941友人と遊んだ帰り、最寄の駅についた私は雨が降っていることに気づき、雨宿りをしてから帰ろうと思った。あいにく傘を持っていなかったので、近くのカフェへと小走りで向かった。
注文したコーヒーを飲み終わっても雨は止まず、むしろ激しくなる一方だった。
「そういえば、泉が雨降るって言ってたかも。朝急いでたからなあ、最悪」
そう言って外を眺めていると、あるカップルが相合傘をしながら笑顔で歩いているのが目に留まった。
「良いなぁ。私も泉と相合傘したい」
なんて呑気なことを言って、勝手に虚しくなる。今日の彼はお仕事で、連絡をしても家にいるはずがないので傘を持って迎えに来てはくれない。
せっかくなのでゆっくり本でも読もうと思い、追加で注文をすることにした。
mirumake5546
MOURNING去年の夏か秋くらいに呟いただけで終わっていた喫茶店店長の瀬名の話。当時のそのままだから読みにくいかも。メインはレオ司でがっつりパロディ。他キャラもいっぱい出てきます。たぶん書かないから供養。喫茶店瀬名瀬名泉が経営する喫茶店に行きたい。そこでバイトしてる大学生の朱桜司くんにオーダーをとって欲しい。司くんがバイトに入る前にこの喫茶店にきてお金無かったのに奢ってくれた瀬名に懐いてよく入り浸る作曲家の月永レオにエンカウントしたい。
そんな作曲家がバイトくんの一生懸命さが気になってラブソングばっかり書くようになって欲しい。寝てるだけなのにいつもいる朔間凛月(俳優)に会いたい。瀬名の顔面を気に入ってモデルにスカウトしにくる鳴上嵐(モデル)を拝みたい。
瀬名泉の喫茶店にたまにかかる知らない曲が月永レオ作曲のものだといい。たまに守沢千秋(アクション俳優)が来て瀬名泉と漫才みたいなやり取りしてて欲しい。たまに羽風薫(アイドル)も来て喫茶店で女の子に振られたりしてて欲しい。
657そんな作曲家がバイトくんの一生懸命さが気になってラブソングばっかり書くようになって欲しい。寝てるだけなのにいつもいる朔間凛月(俳優)に会いたい。瀬名の顔面を気に入ってモデルにスカウトしにくる鳴上嵐(モデル)を拝みたい。
瀬名泉の喫茶店にたまにかかる知らない曲が月永レオ作曲のものだといい。たまに守沢千秋(アクション俳優)が来て瀬名泉と漫才みたいなやり取りしてて欲しい。たまに羽風薫(アイドル)も来て喫茶店で女の子に振られたりしてて欲しい。
えっとう
DOODLEキャラになりきってキャラを描くという頭のおかしい遊びを友達としてたときの気に入ったやつだけ貼ります。①巽が描いたなずな ②スバルが描いた鉄虎 ③つむぎが描いたゆうた(ピン逆だったゴメソ) ④高峯が描いたホッケ〜 ⑤燐音が描いた茨 ⑥ジュンが描いた瀬名
友達のだから載せれないけど友達が描いた瀬名が描いたジュン、一彩が描いた鬼龍さんが狂おしいほど好きだった 6
sayutaba18
DOODLE初めてのお友達から初めての恋人になる瞬間。いつもはレオからセナ好き好き~って抱きつくのに、いざ付き合ったら瀬名からこられてあわあわしちゃうレオの図。
はじめてのともだち 初めての友達、はじめてのともだち、ハジメテノトモダチ。
友達だろ? と口にしたのはいつだったか。はっきりとこいつは友達だと思えたのはいつだったか。
おれが何しててもちょっとぉ! の一言で済ませて、決して捨てることはしない、瀬名泉という男。
どこで何をしてても、おれを探しに来ては、ほら行くよ、と手を引いてくれる、おれの唯一の友達。
いつ会いに行ってもひとりぼっちで、ひとりで頑張ってて、そのくせ誰にも心を開かない。それが面白くて、気づいたら好きになってた。知ってるか? あんなに冷たい目をしているのに、おれの前だと笑うんだぞ? お陰で音楽が溢れて仕方がないから曲にするしかないよな! って何曲も作ってたらまたセナが笑った。あんた変わってるねって。そんなおれと一緒にいるおまえも結構変わり者だと思うけどな? あ、おれたち変わり者同士だから、一緒にいてこんなに楽しいのか? 今日はどんな初めてをおれにくれるの、セナは? 毎日楽しくて仕方がないんだけど。
2367友達だろ? と口にしたのはいつだったか。はっきりとこいつは友達だと思えたのはいつだったか。
おれが何しててもちょっとぉ! の一言で済ませて、決して捨てることはしない、瀬名泉という男。
どこで何をしてても、おれを探しに来ては、ほら行くよ、と手を引いてくれる、おれの唯一の友達。
いつ会いに行ってもひとりぼっちで、ひとりで頑張ってて、そのくせ誰にも心を開かない。それが面白くて、気づいたら好きになってた。知ってるか? あんなに冷たい目をしているのに、おれの前だと笑うんだぞ? お陰で音楽が溢れて仕方がないから曲にするしかないよな! って何曲も作ってたらまたセナが笑った。あんた変わってるねって。そんなおれと一緒にいるおまえも結構変わり者だと思うけどな? あ、おれたち変わり者同士だから、一緒にいてこんなに楽しいのか? 今日はどんな初めてをおれにくれるの、セナは? 毎日楽しくて仕方がないんだけど。
furikozaka
PROGRESSいずレオ。性懲りもなくチェックメイト話。レオの死をループする瀬名の話。※途中です『100万回死んだ猫』
二度目は、交通事故だった。
太陽がとろけるように西の端に落ちていく時間。光がじんわりと街中を舐めて、黄昏色に染め上げていた。鈍色の海は静かに揺蕩って、陽が落ち行く様を見つめていた。
海岸沿いにある防波堤のすぐ横にある狭い歩道は、白線が摩耗して途切れ途切れだった。大人の肩幅よりもほんの少し広いだけの領域を、泉とレオは一列になって歩いている。この時間帯の交通量は少ないが、信号がほとんどないせいでどの車も勢いよく通り過ぎていく。仲良し横並びが好きな小学生ですら、この道に来れば誰もが黙って一列になる、そんな道だった。
学院の門を出てからずっと、二人の間に会話はなかった。ずっと一緒にいるはずなのに、このところ学校でもあまり話ができていない。口を開けば喧嘩ばかりで、互いに言葉を交わすことに疲弊していた。それでも、一緒にいることをやめないのは、敵だらけの学院で心を許せるのが互いだけだからだ。静寂すらも、僅かな安寧となっていた。
沈黙を破ったのはレオだった。
「セナはさ、おれは人間だと思う?」
前を向いたまま、レオは世間話でもするように口を開いた。「今日の宿題なんだった? 5466