燐
metorichaaan
INFO『 町葬屋怪異譚 』𝗞𝗣:あおば さん
𝗣𝗖:
𝗛𝗢𝟭 一青 ミハカ
𝗛𝗢𝟮 魚燐寺 子々
𝗛𝗢𝟯 焔 葵
𝗛𝗢𝟰 花車 風花
𝗣𝗟: 鬼殺しさん、目鳥、Anyさん、りばーむさん(HO順)
/// 第2話 『盛夏、命は死す』
第3話 『秋容、命を見る』 /// 2
団栗【🎰】
DONE⚠️ニキ燐 ※海賊ニキとパープレックス薬屋マフィア燐音捏造パロ薬屋たちの住む島に下船した海賊ニキが不良連中に絡まれてる所をたまたま通りかかった燐音たちが助けてお礼にニキがご飯を奢る場面から(前提)
kiri_nori
DONEお題はメル燐ワンウィークドロライさんよりお借りしました。この話の二人は一緒に住んでいるんだと思います。添い寝 天城が寝ている。家に帰ってリビングの様子を覗いてみれば横になって眠りに落ちている姿が視界に入った。横に雑誌が置かれていることから読み終わったか、読んでいる最中に眠くなってそのまま寝てしまったというところだろうか。
別に天城が寝ていること自体は珍しくも何ともない。暇なときは出かけていることが多いが、室内で過ごすこともそれなりにあるのだ。だからこの光景だってありふれている見慣れたものだった。
普段であれば用事がなければ何もせずに放っておいている。起こしたら起こしたで「メルメルってば燐音くんが寝ていて寂しくなっちゃったんですか~?」などとからかってくることが目に見えていた。そんな天城の相手をするのは面倒極まりないし、何より天城が寝ていたくらいで寂しさを覚えるような殊勝な性格はしていない。
1455別に天城が寝ていること自体は珍しくも何ともない。暇なときは出かけていることが多いが、室内で過ごすこともそれなりにあるのだ。だからこの光景だってありふれている見慣れたものだった。
普段であれば用事がなければ何もせずに放っておいている。起こしたら起こしたで「メルメルってば燐音くんが寝ていて寂しくなっちゃったんですか~?」などとからかってくることが目に見えていた。そんな天城の相手をするのは面倒極まりないし、何より天城が寝ていたくらいで寂しさを覚えるような殊勝な性格はしていない。
kokoronejio
SPUR ME青エクとヒロアカのクロスオーバー小説。燐ちゃんに「子どもの尻拭いはパパのお仕事だろ」って言わせたいがための小説。ゴールは果てしなく遠い……。個性の正体というか起源をはじめとんでもねぇ捏造がいっぱいある。
aoex × hrak月の綺麗な夜。
今日は2年半ぶりの、ブルームーンと呼ばれる月が昇る日だ。
前にこの月を見た日には、まだ雪男たちは現役の祓魔師をしていたっけ。
もうすっかりヨボヨボなくせして、若い祓魔師たちそっちのけで悪魔相手に大立ち回りをしていた。
「じゃあ、行ってくる」
「……兄さん……一緒に行けなくて、ごめん」
「謝んなよ。俺はお前たちに見送ってもらえるから、こんなにも自信たっぷりなんだぜ。青焔魔なんか一撃で沈めてやるさ!」
シワシワになった弟の手を握り、にっと笑って同期たちの顔を順に目に焼き付けていく。
初めて会った15歳のときからもう何十年もの月日が経って、あの頃の面影を残したまますっかりおじいちゃんとおばあちゃんだ。
3131今日は2年半ぶりの、ブルームーンと呼ばれる月が昇る日だ。
前にこの月を見た日には、まだ雪男たちは現役の祓魔師をしていたっけ。
もうすっかりヨボヨボなくせして、若い祓魔師たちそっちのけで悪魔相手に大立ち回りをしていた。
「じゃあ、行ってくる」
「……兄さん……一緒に行けなくて、ごめん」
「謝んなよ。俺はお前たちに見送ってもらえるから、こんなにも自信たっぷりなんだぜ。青焔魔なんか一撃で沈めてやるさ!」
シワシワになった弟の手を握り、にっと笑って同期たちの顔を順に目に焼き付けていく。
初めて会った15歳のときからもう何十年もの月日が経って、あの頃の面影を残したまますっかりおじいちゃんとおばあちゃんだ。
Luma8B
PAST初めてサムネに使ってもらえたの燐央くんだったの思い出して上から雑にセルフ添削してみた。過去絵と向き合うの地獄だけど途中からおもしろくなってくるぼや~~っとした色味が少し改善した気がする
oaaaaae
DOODLE有馬と燐童の空気感、のような話。雨承け「有馬さん、風邪引きますよ」
「……ン」
梅雨入りが発表された空は、それに相応しく月明かりを厚い雨雲で隠し、大粒の雨を降らせている。大雨の中、わざわざアジトから出て屋上の些細な軒下で紫煙を燻らす有馬に、阿久根は声をかける。目線もくれず、言葉の意味を理解してるのかも曖昧な言葉が返される。
この男、時折こういう時がある。普段はアジトで人目も憚らず煙草を吸うのに、ふらりと消えて夜に融けるようにひとりで佇んでいる時が。
「雨の中で湿気りません?煙草」
「まぁ。美味い不味いじゃねぇからどうでもいい」
「ヘビースモーカーのそれじゃないですか…」
阿久根は隣へ並び立ち綺麗とは言えない壁へ背を預ける。その瞬間視線を向けられた気配がしたが、それに合わせることはなく雨空を見上げる。月の所在も分からない程の雨雲。雨は絶え間なく振り続ける。
768「……ン」
梅雨入りが発表された空は、それに相応しく月明かりを厚い雨雲で隠し、大粒の雨を降らせている。大雨の中、わざわざアジトから出て屋上の些細な軒下で紫煙を燻らす有馬に、阿久根は声をかける。目線もくれず、言葉の意味を理解してるのかも曖昧な言葉が返される。
この男、時折こういう時がある。普段はアジトで人目も憚らず煙草を吸うのに、ふらりと消えて夜に融けるようにひとりで佇んでいる時が。
「雨の中で湿気りません?煙草」
「まぁ。美味い不味いじゃねぇからどうでもいい」
「ヘビースモーカーのそれじゃないですか…」
阿久根は隣へ並び立ち綺麗とは言えない壁へ背を預ける。その瞬間視線を向けられた気配がしたが、それに合わせることはなく雨空を見上げる。月の所在も分からない程の雨雲。雨は絶え間なく振り続ける。
kotasu_don
MEMO醐醍院くんと燐の学校での話同級生の燐の陰口聞いて、強く出るのが苦手なために訂正しようしようとぐずぐすしてたらする前に相手がどっか行ってしまってしゅんとする醐醍院くん、どうやったら燐の本来の人柄が周囲にちゃんと伝わるのかなぁと思って、とりあえず機会があった時にそれとなく本人に口調とか表情のこととか第一印象に繫がるところを伝えてみるけど「難しーよ!」とか言われちゃう。燐は自分が何となーく(あからさまではないけど)避けられてるの知ってて、でもまぁあまり学校に居場所を期待してない(今は祓魔塾もあるので)し、正直学校という場がそこまで得意じゃないし、別にあんまり気にしてないという感じ。燐が慣れた感じなのに少し驚きつつ少し勿体ないなーと思っちゃう醐醍院くん(燐はなんだかんだで人との繋がり求めてそうなタイプなのを知ってる)。
2497tsukumoans
REHABILI燐ひめひっさしぶりに書いた。めるが囁いた言葉はお好みで補完してください。
答えは燐音しか知りません。
別にそういう気があった訳じゃなくて。
ただ、横顔を見つめていたら、視線に気づかれて。 どーしたよ?って、照れくさそうに笑う顔が、愛おしくて。
「……」
「…めるめる、」
そのまま重なってきた影に、抗わずに瞼を下ろす。優しく触れる唇が好きだ。髪を撫でながらされるキス。優しくてくすぐったい。
「ふふ、……ものたんねぇ?」
「……」
いつもなら何も言わずに、このまま深く混じり合うのに。数時間ぶりに触れ合わせた唇が、野暮な質問を投げかけてくるから。
強く抱き寄せて、耳元に頬を寄せる。絶対に顔を見られないように。
「 」
彼に、…燐音にしか聞こえない声で囁いて、ちゅ、とリップ音を立てれば、そのまま乱暴に唇に噛みつかれた。苦しいけれど、この激しさも、のしかかられる重さも気持ちがいい。
430ただ、横顔を見つめていたら、視線に気づかれて。 どーしたよ?って、照れくさそうに笑う顔が、愛おしくて。
「……」
「…めるめる、」
そのまま重なってきた影に、抗わずに瞼を下ろす。優しく触れる唇が好きだ。髪を撫でながらされるキス。優しくてくすぐったい。
「ふふ、……ものたんねぇ?」
「……」
いつもなら何も言わずに、このまま深く混じり合うのに。数時間ぶりに触れ合わせた唇が、野暮な質問を投げかけてくるから。
強く抱き寄せて、耳元に頬を寄せる。絶対に顔を見られないように。
「 」
彼に、…燐音にしか聞こえない声で囁いて、ちゅ、とリップ音を立てれば、そのまま乱暴に唇に噛みつかれた。苦しいけれど、この激しさも、のしかかられる重さも気持ちがいい。
kiri_nori
DONEある夏の日の話。季節ボイスネタも入ってます。お題はメル燐ワンウィークドロライさんよりお借りしました。暑さ対策 二度寝から目覚めた燐音は今日をどう過ごすか悩んでいた。燐音が休みだからとぐっすり寝過ぎたせいなのか、それとも用事があったのかは知らないが同室の二人は起きたときにはもういなかった。
どちらか一人でもいれば話し相手になってもらったのだが、いないものはしょうがない。静かな空間自体は別に嫌いではなくとも今日の燐音はそういう気分ではない。とはいえ悩んでいるだけだと時間がもったいないのも事実である。
そんなときは運を天に任せた方が早いとばかりにサイコロを振ることにした。丁が出ればパチンコで半が出れば寮にいる誰かに構ってもらおう。さすがにこれだけの人数が住んでいて誰にも出会わないということはないはずだ。いい考えだと燐音は一人で頷くとサイコロを転がした。
1869どちらか一人でもいれば話し相手になってもらったのだが、いないものはしょうがない。静かな空間自体は別に嫌いではなくとも今日の燐音はそういう気分ではない。とはいえ悩んでいるだけだと時間がもったいないのも事実である。
そんなときは運を天に任せた方が早いとばかりにサイコロを振ることにした。丁が出ればパチンコで半が出れば寮にいる誰かに構ってもらおう。さすがにこれだけの人数が住んでいて誰にも出会わないということはないはずだ。いい考えだと燐音は一人で頷くとサイコロを転がした。