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    荒らし

    NANO

    DOODLETDD襲撃の前段階、縄張りを荒らしている時のお話。ちょっと暗い。
    前投稿で洗眼で笑いを提供した谷ケ崎さんが、でも陰のスイッチが入るとどんどん真っ黒になっていく感じだといいなあという妄想。
    ……闇から抜け出せはしないけど、四人でいることが少しでも谷ケ崎さんの救いになっていればいいなと思う(突然何)(人を壁から落として笑ってた暴力性を無かったことにはしたくない願望)
    悪意で埋め尽くすTDDが支配しているエリアを襲撃する。その作戦の足掛けとして、まず最初に押し入ったのは碧棺左馬刻が所有しているビルだった。
    中を占拠してるのは愚連隊の輩で、D4にかかればどうということはない。侵入は屋上からと一階から。二手に分かれて襲撃していく。
    隣のビルとの隙間に張り巡らされていたダクト。それさえあれば谷ケ崎にとっては階段と変わらない。ぴょんぴょんと身軽に壁を飛び越えて屋上に到着していた。
    フェンスで張り巡らされていた屋上に降り立つと同時に、何やら休憩中だった輩数名と遭遇。相手は突然の侵入者がまさか屋上から現れるとは思わず、動揺と混乱でうまく立ち回ることが出来なかった。援軍や通達が間に合わないうちに、谷ケ崎によって全員が沈黙する。唯一一人最後まで格闘戦を粘った男はフェンスに叩きつけられて、そのまま突き破って階下へ転落しかけていた。
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